身体を変えたい時は、心も一緒に

バレエを踊って表現する時、指導者からちょっと抽象的な指導表現が使われたりすることがあります。

例えば「自分の中心を感じて」とか、「意識をセンターへ向けて持っていく」とか。

でも大抵の場合、すぐにはピンと来ないんじゃないかな?

だけど、指導している先生がそんな言葉を仰る時は大抵、その人がやることに必死で頭の中が忙しくなって、それが動きに出ちゃってるから、なのです。


「意識を自分の中心に」→具体的には骨盤下部を感じること。お尻の穴を締める感覚に似ている意識。

また坐禅や瞑想をする時や、神社で手を合わせる時のように、少しスッとした気持ちになること。これは私自身の理解だけど、それに近い。

自分の思い描く理想の意識があるから「こうなりたい」ところに近づける。運動面は特に、それらが目に見えて分かりやすい。

だけど大抵の場合、人は先に身体を変えようと頑張るけれど、心が付いて来ないと、思ったような成果が出ないのです。

「頑張る」と言う状態は“継続する”と言う意味合いが強いです。要は続けること。途中で止めないこと、雑念に負けないこと….色々あると思うけど、それが「自分を信じて」と言うことじゃないのかな。

最近は“ありのままで”等と言うけど、雑念がある状態ならまずそれを取り除いてから行った方が良いし、慣れない場合は「これ難しそう…」「こんなこと知らないよー」といった不安とも対峙するし。そんな時に腹を据えて(または気にせずに)行えるかどうか。

そんな心が持つ性質を少〜しばかり知っておくと、自分の癖が見えてきます。

当バレエクラスのレッスンは、大人からでも踊れるようになりたい努力を応援しています。今日の記事は、そんな考えのの一つとして書いてみました。ぜひ参考まで☺️


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