「一冊の本を読んで、いやでも頭の中に残る一行があれば、それで充分なのだ。」



今日の記事は、まずバレエを習っている皆さんに質問です。
▼その日のレッスンでできないことや知らないこと、苦手なことが出てきた時、どんな気持ちで臨みますか?

この中に近いものはありましたか?もしくはもっと違う考えもあるかもしれませんね。
純粋に自分の気持ちに向き合っていると、こういった感情が生まれるのは自然なこと。


人は他者と影響し合って生きている存在。
そのため同じものを見ても感じ方に違いがあるため、上の感覚に加えて他者に対し、自分と比較した感情が入ってきます。

「間違えないようにしなきゃ」
「頑張って覚えなきゃ」


こういった考えになることもあるでしょう。
これは熱意の表れでもあるけど「自分よりも出来ている」他者が存在するため、無自覚に現在の自分に対してハッパをかけます。
それは大切なことだけど、この気持ちが先走りすぎると周りが見えなくなります。


「一冊の本を読んで、いやでも頭の中に残る一行があれば、それで充分なのだ。」

五木寛之「言葉の贈り物」


頑張る人は(言い方が悪いけど)欲張り。あれもこれも一生懸命頑張ってみよう、とやる気で自分を扇動する。だけど欲張ってしまうから間違えることも多いし、核心の部分を幾度も伝えても、行うことで頭がいっぱいになり、注意が右から左へ流れてゆく。

でも「一冊の本を読んで、いやでも頭の中に残る一行があれば、それで充分。」と思っていると、元々の目標が高くないため、思いがけないことも覚えられるようになってくる。
そういうもんじゃないかな、と思うのです。

昨日は子供のバレエについての記事を書きましたが、子供はこれが素で出来ます。
沢山の情報の中からひとつ、ふたつ、と自分にとって印象深かったことから覚えていく。
でも大人の場合、その優先順位が”既に知ってることが前提”になり、人によってはそれが邪魔してしまうこともあったりします。

何か上手くいかないなーと躓いている場合、こんな考え方も参考にしてみてくださいね!


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