バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

感覚を言葉に出して伝えるのは、難しいです。
たとえば、体調が悪い時（先日の子供クラスで実際に有ったこと）
「お腹が痛い・・」と言って来た子がいました。
「おトイレに行きたい？」と聞くと、そういう感じじゃないらしい。
だけど、お腹の奥がキュッとするの、と。
顔色がちょっと元気無かったので、暖かい恰好をさせて見学させましたが
子供であっても、伝えなくては、と思うことは伝えてきますし、やろうとします。

♡

先日行ったボディワークエクササイズ個人レッスンの、ご感想を頂きました。
ご感想はここから↓↓

 

今回のテーマ「股関節から動くことを意識する」は、初めての感覚、経験でした。
エクササイズの動き自体は、ハムストリングのストレッチや臥位での開脚など
前回と近似したものでしたが、動きの視点（始点？）をどこに置くかで全く違うものになることに気づきました。

（中略）

大人になってバレエを始めました。
先生の動きを見てそのように真似してやっているように思い込んでいましたが
実際は頭で知覚し、全身運動にはなっていなかったことに昨日気づきました。
誤認していたのは、動きをこなすことに終始していて
自分自身を中からしか見ていなかったこと、
鏡で確認できるのは静止した自分なので
変な動きであっても、気づかなかったからではないかと思います。

運動のイメージを持って、それを頭から出して実際にやること、それを実行したいと思います。
自分の身体で空間に軌跡が描けるような動きを作れるようになりたいと思いました。

ここまで★

（クラス中、これをよく行ってます。）

 

習ったことを言葉にする（そして書く）ことで
３割がまず、自分の身に付くと言います。

そして残りの７割は、伝えようとすることで
自分への振り返りになるし、またこうやって公開させて頂くことによって
同じような想いをしてる方への、応援になります。
必要な方に届くと良いなあと言うこと。
必要な方がアンテナ張って下さってると、もっと届きやすくなりますよね♡

エクササイズで行った感覚をバレエの動きに重ねるのは
またちょっぴり違ってきますが
それでも体が喜んでる感覚は、同じです。
ただしレッスン中は、もっと直接的なことを素早く感じ取る。
軽いのか、重いのか、キツイのか、楽にできるのか、等々。

そして身体のどのパーツにも重さはありますから
それを活かす方法を、しっかり教わること。
クラス中いつも伝えてますので、ご興味ある方は一度受けてみてください。

今日もスタジオでお待ちしています。
どうぞ佳き日になりますように。

 

 

～大人のバレエはエレガントに美しく～

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