鑑賞始め

帰省した際は、1日だけ遠出するよーと出かけています。

今回向かったのは『兵庫県立美術館』で、こちらをみて来ました。

「生誕120年 安井仲治」展ー僕の大切な写真」

遥々2時間近くかけて行った甲斐があった〜!安井仲治(1903-1942)は大正期から太平洋戦争勃発に至る激動の時代に活躍した写真家で、当時の生活の様子の写真が多かったですが、それらがとても綺麗で絵画のよう。(当時のプリントの仕様もあるけど)

当時カメラを扱えるのは、裕福な家の人だからこそ。でも安井仲治氏は様々な労働者層の人も撮っていて、それがとても自然な被写体として残っています。

信念としていた言葉が展示会場のあちこちにあり、現代の私たちにも響く気がしました。

芸術とは何か?社会にとってどうあれば良いのかと当時の人も今と同じように考え、自分の世界観をもっていたんだなと。

東京にも巡回するみたいです。空間としてどう使うんだろう?こちらはものすごくゆったりとした空間だったので、対比を見てみるのも良いかなと思いました。


Kayano Ballet Studio」は、大人のためのバレエスタジオ。
初心者の方から経験者まで「エレガントにバレエを踊る」をコンセプトに、指導しています。
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大和シティー・バレエ「宗達」鑑賞記

クリスマスイブの昨日は、今年最後の公演鑑賞。

『風神雷神図屏風』
俵屋宗達 国宝 二曲一双 紙本金地着色江戸時代(17世紀初期)各154.5×169.8㎝ 建仁寺蔵

こちらの画を描いた「俵屋宗達」を題材にしたバレエ公演「宗達」を鑑賞してきました。
殆どがコンテンポラリーな動きで構成されているのですが、全く違和感がなく「日本の和の美」を表現。何よりも舞台美術や照明の使い方が美しくて、全ての踊りは「台詞」として存在していました。


振付:竹内 晴美
主演:中川 賢
原作:柳 広司
脚本:扇田 拓也
芸術監督:佐々木 三夏

出雲阿国(いずものおくに)を演じた本島美和さんの存在感と美しさがかっこよくて・・
能楽の動きとコンテンポラリーの動きを体得されてるせいか、強くて迫力があり、床に対しての重心感覚が全然違って見えました。
宗達と幼馴染たちのシーンで、本阿弥光悦が出てきたところも良かったな。
能楽の動きの存在感たるや、それも歴史の長さなのか。
最後の風神雷神も踊りで表していて、しかも本当に屏風絵巻のよう。

金森譲さんが「かぐや姫」を創作されたのも面白かったけど、晴美さんの「宗達」も中々なもの。
(ご本人にも伝えたのだけど)日本を離れて海外に行っていた方が日本を題材にした作品を創った時、とても良いものとして創り出されてる気がする。
三夏先生、日本の文化大好きな方なので❤ 先生の美学もギュッと詰まってる感じがしましたね。
なんだか感想文みたいだけど(笑)こういった創作作品をもっと観てもらいたいなぁと感じました。



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「芸術」を生みだす人

私のブログには、いつも「いいね!」というお知らせがきます。
よくよく見ると、特にバレエとは関係ない方のよう。
面白いから読んでくれてるのかな??(分からないけど)

では折角なので、今日はこんなこともご紹介しちゃいましょう。
日本画家の西田俊英先生と、同じく画家の千住博先生ギャラリートーク。


昨月武蔵野美術大学に「不死鳥」を見に行きました。
もうスケールが大きくて・・・


YouTube動画の背景になっているのは、西田先生が描かれた画。
屋久島に1年住まわれて描かれたもので、縦2.05m、横70mにも及ぶ巨大な日本画になっています。
また先生は故牧阿佐美先生と親しく、バレエの画も描かれています。
先生の画は基本的に温かい。なのに、ものすごくエネルギーが籠っている。(お人柄も優しいのです)


今回このYouTube動画は「芸術」と言うものが良く分からない方にも、非常にシンプルで分かりやすい言葉で楽しく説明くださってるのでご紹介しました。
わかりやすい=簡単という意味ではないけれど、作家が体験したことを表すのが芸術でこの場合は「日本画」。トークにはバレエと共通すると感じることも多く、”心得”的なものもお話されています。

だけど、ちょっと最近そういった「芸術」も消費傾向になってるような・・。
なんとなくね、うん、、そう感じるなぁ・・・
ぜひ最後までご覧ください。(ポッドキャストみたいに流しながら聴くのも良いですよ♪)


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「難しそう」なものへの通訳

先日アップした『ライムライトさんとのコラボトークPart2/バレエを教える時の本音』
こちらの続編を編集中です。
自画自賛ですが、中々良いこと言ってますの(笑)
予め台本があるわけでもないのにスムーズに会話が進行しているのは、ライムライトさんの「聞く力」と「質問を引き出す力」のお陰だと思います。
ぜひお楽しみに~!



昨日はある写真展を見に行ったのですが、久しぶりに理解しにくくて。
少々モヤっとしたものの、別フロアで行われていた展示は非常にしっくりと腑に落ちたので一安心。
被写体をなんでこんな風に表現するんだろう?と写真に詳しい方に聞いてみたら、意外な答えが返ってきました。

その方曰く、モヤっとした展示は「いわゆる写真の仕組み」をテーマにした作品で、一番シンプルなカメラを使うことで、写真の原理に近づけると考えたものらしい。
(なるほど・・・でもちょっと意味が分かんなかった!)

これはゴジラ。

『即興』という写真展です。


片や別のフロアに有ったのは、いわゆる「写真ってこうだよね」と信頼できるもの。
安心して見ていられる感じの、いわゆる重みのあるものから気楽に見ていられるものまで様々。

ふと思ったのが、なにも予備知識無い状態で行ったからそう感じたのか?
でも何かアドバイスを貰ったうえで見た方が、何か掴めたのか?
いやいや‥やっぱり、自分にとっての「好み」じゃないのかな?
でも一見「難しそう」と思えるものの通訳をしてくれる人がいるだけで、随分と違う風に思えるものなんだなあと。
私の動画も、そんな立ち位置になれば幸いです。



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芸術作品”アート”を見るとき

最近少しずつ書いている「五感を磨く」ことと関係するのだけど、ここ最近現代アートや日本画、写真等を見る機会があります。芸術の秋ですねー。

ふらりとたまたま入った時にやっていたもの、事前に「行こうね」と約束したもの、それらの違いはあるものの、どれも表現の世界として見ると中々興味深く圧倒される展示もありました。



西田先生の「不死鳥」制作の動画があったので貼っておきます。
武蔵野美術大学の展示場でも流れていましたが、本当に細かいスケッチと圧倒されるスケールの大きな絵。
先生の”視覚”というのは多分本当に深く広く見えている、そんな気がしてならなかったです。
(私も当日ご挨拶できましたが、とっても穏やかな方)


芸術やアートは、実はメッセージ性が強い。
作家自身が何を伝えたいのかがベースだとは思うのだけど、個人的にはしっかりコンセプトがあるものだと見てて安心します。それは展示してある作品同士の”繋がり”を感じるから。

でもそれを無視した展示内容だと「この人自身はそういう考えなのね」は分かるけれど、〇〇の頃は良いと思うけど、〇〇の頃はどうしちゃったの、と言った具合にもなりかねないんじゃないかと。
でもそれも見る人の感じ方それぞれで「すごいねぇ」で終わらせてしまうのも良いし、「これ、よくわかんないなぁ」もあって良いとは思っています。


上記の3つは、現在もまだ公開中です。西田先生の展示は11/19まで。
もしご興味があれば全部、難しい方はどれか一つでもご覧になってみるのも面白いと思います。




体験キャンペーンは11/18までー

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「孤高の肉体 ~ ダンサー ファルフ・ルジマートフの肖像 ~」

現在銀座のソニーギャラリーで
瀬戸秀美 作品展「孤高の肉体 ~ ダンサー ファルフ・ルジマートフの肖像 ~」が開催中。(~11/2まで)

瀬戸秀美さんと言えば、ダンサーの写真を沢山撮っておられる写真家さん。
そしてルジマートフと言えば、その昔キーロフ・バレエが「海賊」の公演で来日した時に初めて観て、余りの身体の強靭さと伸びやかさにびっくりした記憶が。

現在60歳なんですって。確かに強靭な身体だなぁ。

千手観音みたいな一枚

バレエダンサーが被写体になりやすい理由は、”筋肉の躍動感”が表れるから、だと思います。
また現代において写真というのは、カメラ機材のアップデートと被写体との関係性がより深くなっているものだと感じるのですが、撮られる側のルジマートフ氏の体が本当に絞れているため、白黒にしたことで筋肉の陰影がよりくっきりしているように見えました。
プライベート的な写真は、日本文化に触れているもの。確かに哲学的な感じがする。


昔は絞れている身体に憧れて、私もせっせと絞ったんですけど(笑)
このところは仏像的な、肉付きがありながらしなやかな身体に憧れます。そのせいか自分もそうなってきている笑 ですが、だらけているわけではない。
肉付きの奥にある強い筋肉でしなやかさを出す、というのも悪くないですよぉ。
でも、ルジマートフ氏が仏像のような体型になったとしたら・・それはそれで想像がつかないなぁ。

そんなことも思いつつ、写真を楽しんでいました。
芸術の秋、ぜひ色々お出かけしてみましょう。



11/18まで体験レッスンが半額です♪

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「闘う舞踊団」拝読中

先日鑑賞した東京バレエ団の「かぐや姫」大盛況だったようです。良かった!


先だってお借りした「闘う舞踊団」を、読み進めています。
筆者は金森譲さん。タイトルにも”闘う”とあるぐらい、現在ご自身が拠点とされている”りゅーとぴあ”でのNoism立ち上げのことや、現在に至るまで様々なエピソードを書かれています。

私が譲さんのコンテンポラリーWSを受けたのは帰国された直後。天王洲アイル近くのスタジオでよく行われていました。
この本を読みながら当時を思い出したけど、ホント厳しい!という印象。でもバレエの先生的な厳しさとは一線を画く、もっと実践的な高みを目指すための厳しさと言うか。
(殆どコンテの経験無い時に受けたのよ?えらいよ私!)


『高み』という言葉が本の中にも何度か出てきますが、『ただ自分が高いところに上がりたい』だけじゃなくて、上がった後その先何をしたいか、何を志として持って行うか、という部分での熱度の高さを感じます。それは芸術家としてでもあるし、日本で初めての公立劇場専属舞踊団の立ち上げから継続に至る部分にも。

「プロとして踊ってる人が、皆同じ志でいる訳じゃない」的な、諦めのような悟りのような一文も。
それはそうだろうなぁ・・。皆生活があるし、食べていかなきゃならないから。なのである程度までポジションが上がったら、それを維持していく方に流れる。それは分かるけど僕は嫌だ、という葛藤も垣間見えました。

きっとね、「すごい人」に出会ったことが有る人や、度肝を抜かれるような経験をした人の中の何割か(もしかすると一握りかもしれない)に、こういった力が出せるんじゃないかしら。
そして大きな志を持つ程、反対する人も多くて中々上手く行かない・だけど、理解者もできる。
最近のSNSからはどんどん譲さん自身も丸く(失礼!)なっておられるようにも感じる。それは変わる可能性をまだまだ秘めておられるからだと思います。



先日の「かぐや姫」を見た後、海外で活躍していた人が日本の和ものを創ると観点が違っていいなぁ、と思いましたが、その理由もこの本から少し分かりました。師であるベジャールさんやキリアン氏が、日本の文化をとても尊敬していたからなんだと思います。
そういった想いって、ふつふつと感じたら熟成するまでは時間がかかるもの。
出来るべくしてできた、という時期なのかもしれないなぁ・と勝手に想像しています。
(でもこういう想像は楽しい♪)
ご興味ある方は、是非読んでみてくださいね。


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東京バレエ団「かぐや姫」鑑賞

芸術の秋ですね。
久しぶりにバレエを「作品」として観てきました。
ガラ公演も良いけれど、やはり作品として観るのは良いですね。

金森譲さん振付の「かぐや姫」は3年に渡りながら振付を行い、そして今年全3幕のグランドバレエになり公演された作品です。昨日が初日。
私は1幕だけの上演、2幕だけの上演、と行っていた時には観ていないので今回一気に鑑賞しましたが、じんわりと心に来る感動と、最後の3幕で少し涙が出そうになった感覚を味わいました。

初見ものは色々な想像が湧きます。そしてプログラムも買わなかったので(チョッピリ後悔!)ストーリーも読まず鑑賞したけれど、でも譲さんが伝えたいことは(多分)キャッチした気がします笑

金森譲さんは新潟を拠点にしているNoismの芸術監督で、早くから日本を離れてヨーロッパで研鑽を積んだ方。そして私は譲さんが帰国されてすぐの頃、何度かWSに参加したことがあり「こんな熱く、そして知的な(哲学的)人がいるのか」と驚いたものでした。

そんな方が日本の物語を題材に、作品を創られたことがとても素晴らしいと思うのです。見ていてしっくりくる。(ストーリーはかぐや姫のお話だけど、少し変えておられる感じ)
そういった点では譲さんの師でもあるベジャール氏の『M』に少し近い感じの始まり方があったようにも感じたし、キリアン氏が居た頃のNDT(ネザーランドダンスシアター)のエッセンスも無い訳じゃない。でも毎年毎回、とても沢山作品を創っておられるので


譲さんがやりたかった『かぐや姫』、ご自分のありとあらゆるものを注いで完成させた

という風に私には見えました。きっとクリエイションし甲斐があっただろうなと。
中でも照明装置が美的。シンプルだけど洗練されている感じです。
一言でいうと、かっこいい。
カーテンコールは総立ちになっていましたよ。


▼主な配役だけ明記▼
かぐや姫: 秋山 瑛
道児:柄本 弾
翁:木村 和夫
影姫:沖 香菜子
帝:大塚 卓

音楽:クロード・ドビュッシー


東京バレエ団を観たのは2年前の『M』以来で、昔からも時々観てはいるけれど、創作に対して強い(受け止める力)があるバレエ団だなぁと感じます。かぐや姫の秋山瑛さん、ものすごく華奢だけど踊りが大きい。そして柄本さんとのリフトが沢山あり、ふわっとした質感と振付によってはシャープさの対比が素晴らしかったです。
音楽は全てドビュッシー。『月の光』という曲目がありますよね。美しい音楽だけど、振付も美しかったです。
公演は今日と明日、東京文化会館にて。

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バレエにも良いドキュメンタリーがあれば

今日の記事は、雑感です。
そして一見バレエとは関係ない感じでもあり、個人的にこんなのがあったらねぇ、という願望でもあります。


先日東京都写真美術館に「風景論以後」を見に行きました。
※この手のタイプの展示は「難しそうなのが好きなのね」と思われがち。多分それは正しい感覚。
実は私も理解しよう、と思って行ってない部分がありますんで。
でもなんか、惹かれるのです。

興味深い写真が色々ある中で、お目当てが《略称・連続射殺魔》。
安達正雄監督による連続殺人犯・永山則夫を描いた日本のドキュメンタリー映画。
そんな怖いものをー!と思われるかもしれませんが、実際は犯人の永山則夫が逃走中に見たであろう風景を、淡々とカメラが追ってるだけなのです。そしてナレーションも極めて少なく、説明が殆ど無い。
なのに、次何かが起きそう・・・と、ちょっとハラハラドキドキさせられてしまいます。


ナレーションが無いことで、ちょっとウトウト・・と言うのも有ったけど^^;
でも1969年当時の日本の景色ってこんなのだったんかー、と。
新幹線はあの丸いお鼻のこだま、もしくはひかり。また見覚えある場所(新宿等)には、60年安保闘争の様子が映ったり、子供の頃よく見かけた牛乳屋さんの配達の様子が流れたり。
雑多すぎる街がむしろ懐かしく、現代はなんて『綺麗』になり、ある意味画一化されているのだろうか・と。(そのことも伝えたい一つのテーマになっているようです。)


バレエでもこんなドキュメンタリーがあったなら良いのにね。「〇〇バレエ団のリアル!」とかじゃなくても良い。とにかく誰か(または対象)にスポットを当てて、淡々と流す。
(※〇〇バレエ団のリアル!は、それなりに楽しませて頂いてます笑)
今はYouTubeで色々誇張されたものが多いから、逆に新鮮でした。

ご興味ある方はぜひ
11/5までです。


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懐古趣味的な意味じゃなく、昔の写真を見る

昔に比べて「写真」をよく見るようになりました。
近しい人の影響も大きいんだけど、今と昔は撮られている人も何か違うのですよね。


チケットを頂いたので鑑賞してきましたが、とても良かった。

ここに出てくる写真は「撮られたい」風な被写体は一枚も無く、とにかくシャッターを押した”撮る側”が、この人(この状況)を撮ろうと選んだものが多いです。
一言で表すとしたら、深みのある写真でしょうか。

これは昨日まで。
子供の頃、確かそういうのあったよね・・と、朧げな記憶を辿ったり。
※明るい写真ばかりではない
でも見た後「ストン」と心の中に降りてきます。

二人の対比(共通点)が興味深かった。

こちらは映像の大元になる、写真の見せ方や道具等が沢山展示されています。まだ見れます!

これよーくみると、バレエの動きみたいなのが描かれているんですよ。
映像のように見える(立体的に見える)「ステレオスコープ」と呼ばれる道具にはめ込んで、見ていたそうです。

立体的に見える、というのは多分とても面白かったにちがいない・・

縄跳びをしている様子だそうです。
昔はフィルムでゆっくり焼き付けていく(んですよね、確か)

その他には日露戦争の写真が立体的に見える工夫のプリントや、無声映画のフィルムがあったり。


歴史好きというと懐古趣味的な風に受け取られがちだけど、そうじゃない。
今よりも全然手間がかかっていることを、実感して
手間がかかっているから完成度が高く、その濃厚さに気づくというか・
関心を持つ範囲を広げるとそれが自分の新しい刺激になるので、もし面白そう!と思われたらお出かけくださいね。


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