先日こちらの本をご紹介頂きました。
自分の才能とか強み、漠然と何となく分かっていたけど
人って、どうしても克服せねばならない部分に目が行くものですよね。。
こちらをご紹介頂いたその日のうちに、本屋さんで見つけて購入。
速読の私はその日のうちにほぼ全部を読み終えてしまいました^^
そして読みながら目の前がどんどん明るくなり
最近余り「怒らなくなったかもー」ということの理由にも気づいたり。
この本は、会社の人事や、採用の際にも活用されているとのこと。
ご興味のある方はぜひ(*^_^*)
先日こちらの本をご紹介頂きました。
自分の才能とか強み、漠然と何となく分かっていたけど
人って、どうしても克服せねばならない部分に目が行くものですよね。。
こちらをご紹介頂いたその日のうちに、本屋さんで見つけて購入。
速読の私はその日のうちにほぼ全部を読み終えてしまいました^^
そして読みながら目の前がどんどん明るくなり
最近余り「怒らなくなったかもー」ということの理由にも気づいたり。
この本は、会社の人事や、採用の際にも活用されているとのこと。
ご興味のある方はぜひ(*^_^*)
昨日の初心者クラス前、こちらのDVDを流してみました。
私はいつもクラスが始まる前、スタジオ内を雑巾がけしています。
ちょうどその頃に入って来られる方もおられ「手伝います!」と言って下さる方もいるのですが、私がやってしまった方が早いのと
ある意味「お店の開店前準備」的な部分もあるので、いつも私がしています。
着替えつつ、DVDにどれだけ関心があるのかなぁと観察していました。
でも大抵は久しぶりに会う人と嬉しそうにしゃべりだしたりして、多分・・・30%程度の関心^^;
クラス前の「受付」を済ませ、レッスンを始めますよ~、と言う段階になり、ようやく今流れているDVDの紹介をしたところ、全員がちゃんと画面に向かって見てくれました。
ただその時流れていたのが、プロローグの「カラボス」が出てくるシーン。じゃあついでに「マイム」の説明もしちゃおうと話し出すと、数名がストレッチをはじめだしたりして見ていたり。
ここまで人を観察していて思ったのが「与えられた情報が自分にとって有益かどうかは、その人が判断している、と言うこと。
聞く態度が悪いとか関心が無いということよりも、勧められることを受け入れるかどうかは、経験の技量を問わないと言う部分ですね。
多分、殆どの方は90分のクラスを「動き」に来ているのだろうと思います。
世間的に「バレエクラス」=運動と言う刷り込みや概念が有るからだと思いますし
分からないステップや、体のアライメント(軸)は、先生から教えてもらうもの、だと理解しているのだとも確信できました。
それなら、と音声を消し、ずっとレッスン中画像を流しました。合間に時折パッと目に留まる部分を活用して「こんな風にうごくのよ」等と伝えたり。
それを観ながら大抵は「あんな風には出来ない・・・」と。でも「綺麗!美しい!」と言っていました。
出来るようになるためには、本当にコツコツと努力しないとできませんよね^^
私はあること一つに興味を持つと、まるで枝葉がどんどん分かれるが如く、あらゆる方面から必要な情報が入ってくるタイプなのです。
これは昔からごく自然な事で、そこが自分にとってのとても「強み」でもあります。
約34年バレエを続け、5歳から舞台鑑賞に親しんできている私と
大人からバレエを始め、いまだかつて舞台を観た事が無いけどバレエを習いたい、と言う方の意識の差は正直相当ありますが
ただ、私も以前と違い「知らないなら、とことん良いもの、そして正しいことを最初に教えてしまおう」と思うようになったことです。
折角来てくれている人を、頭でっかちさんにしてしまうのは勿体ない。
ある意味ウチに来てくださる生徒さんは、何にでも染められやすい、とても素直な方が多いと感じます。
だから、スタジオ生の皆さん、自信を持って頑張ってくださいね(*^_^*)
昨日のクラス指導で、多分10年前位に買った”ミレラ”のユニタードを着ました。
これを買った翌日稽古場に行くと、先生から「あらー、それ似合うわね、素敵!」と第一声で褒められた記憶が。

ベロアの質感と、胸元のダイヤカットが、私の顔と首、デコルテのバランスにとてもよく合っている、と言って下さいました。
バレエの先生、それも60代~以降の方の美意識って、正直今の私たちには敵わない位、実はすごいものをお持ちだったりします。
シビアに「それは似合う、似会わない」をはっきりと、そしてポンポンっと仰います。
衣装の丈も「これねー、、、あと数センチ短かったらもっとよく見えるのに」とか
「この色がもっと顔周りに有ったら、映えるのに」などと言うことも、客観的に見てすぐ判断できたりとか。
今、カラーリストさんや、パーソナルコーディネーターと言うお仕事が脚光を浴びてますが
もっともっと以前にバレエの世界では、そんなことは当たり前でもありました。
上手いとか下手とか、それとはまた別に「綺麗に見えること」への美意識の高さ。
それが出来て稽古場に存在していることの大切さと言うか
踊り踊るなら、それも出来て当たり前、と言うか。。
今の時代、それを身近で言ってくれる人が減ってしまったのでしょうね。
自分の体形をいつも細かくチェックして、痩せたとか太ったとはまた違う目線で、本当に似合うものを探していくと
それが身体のラインをどう見せるかにも繋がります。
今、Tenduの脚ラインについてかなり細かくどのクラスも指導していますが、そういう部分にもっと気づきが生まれる。
それが結果「褒められる」と言うことに繋がって行くのだと、思います。
昨夜、久しぶりに古巣のココログに記事をアップしました。→コチラ
この記事を書くにあたって思うのは、バレエは夢のような世界ではあるけど
禍々しいことが起きている世にこそ、優れた作品が過去歴史の中から沢山出てきています。
もしかしたら、それが今の世なのかも・・と。
そんな世を活性化できる微力な一人になれたら、いいな。
バレエを教えるって、実はとても宇宙的に大きい事なのかもしれません^^
有名なドガの「踊り子」です。この絵の頃のフランスは相当乱れていたと言われています。
黒のタキシードの男性は、踊り子のパトロン説もありますね。
でもこの絵は、きっとこの先も永遠の名作で有り続けるのだと思います。
今日は10月最後の日、大切に生きたいと思います。
毎日Facebookのウォールに流れてくる、美しいバレエ写真を見ていて
「なんて、綺麗なプリエなんだろう」と思うことが多いです。
プリエは「折りたたむ」と言う意味をもち、膝を曲げるとか股関節の部分を折りたたむ、等の説明の際にも使ったりします。
脚を180度外に回旋する動きで股関節を柔軟にして、そこから床を押す力を鍛えたり等、本当にバレエの動きの中では「基本」の部分とも言われているのですが、これが実に奥深い。
力を入れないでこの動きを容易に行って、なおかつそれを使いこなして動くことの奥深さを今日も自分のレッスンで感じてきました。
過去”Tarzan”で、バレエと相撲の類似点、と言う記事を読んだことがあります。
お相撲さんとバレリーナは仕上がりが全く違うけど、実は二番プリエも四股も同じ。
でも、股関節が固いから、プリエが綺麗に開きませんとか
プリエが上手く出来ないから、上手く跳べませんとか
プリエがしっかり踏めないから、ピルエット回れませんとか
何だか、何かが出来ないことの最大の理由のひとつにされてしまうけど
本当にこの動きから派生するものは沢山ありますし
そしてこの動作がスムーズに感じられて(意識しないと出来ない動きなので)
何か一つでも分かった部分が有ったら、ぜひそれらを使って動いて行って欲しいなといつも思っています。
しっかり床を踏める人ほど、出来ることが増えてきますよ(*^^*)
小さな喜びを感じつつ、またレッスン頑張りましょう☆
現代の今だからこそ、バレエに関わる色々な入口はあるけれど、バレエの要素はこのベルサイユ宮殿に君臨していたルイ14世から始まっていると感じます。
こんな宮殿の中心を歩き、回りには大勢の人が居て、そこを物怖じしない精神力・・現代の私たちには余りピンと来ないことばかりですが
たまには想像してみるのも楽しいし、実際に写真からもイメージできますよね(*^^)
ベルサイユ宮殿とその内部。写真はDiorより。
昔、島崎徹さんのWSを受けた時に
「踊り手は普段六畳一間の和室に住んでいたとしても、オーロラ姫になれ、と言われたらなれるもんなんだ」と仰ってました。
そのためには普段から色々な写真や絵、絵画に触れること、当時の生活を想像できること等も大切かもしれません(*^^)
ただ、当時は戦いに明け暮れた時代。争いが文化を生み出したと言う背景も忘れてはならないと常に思っています。
先日、チャコットのダンスキューブのWeb版に、こんな記事が載っていました。
『義務教育ダンス必修化をむかえて』Noism芸術監督・金森穣との懇談会をSPAC-静岡県舞台芸術センターにて開催
Noismとは新潟県にあり、日本で初めて公務員としてダンスを仕事として携われるダンスカンパニーです。
金森譲さんがNoismを発足する前には、よく東京でWSをされていて、私も受けていましたよ。
ところで、踊りは”体育”なのか”芸術”なのか。
私は体育短大の舞踊専攻卒ですが、学校は教科を教えるもの、スタジオやバレエ団は踊りの専門家を育てる場所だと認識しています。
じゃあ大人の楽しみで来ている人は、踊りの専門家になりたいのか、と言うと必ずしもそうではありませんが
「体育」と「踊り」の違いは少なからず認識されるようになってきていると感じています。
スタジオに来られている方の中には、今まで「体育」でしかスポーツに接してこなかったのかな、と言うケースも多数見受けられます。
そういう方はストレッチの意識に関しても自分の身体をどう扱って良いかとても戸惑っておられる様子。
自分の身体は例えるなら楽器。お手入れと使いこなしの繰り返しですね。自分への意識を向けるためにも、踊りはとても良いと思います。
芸術の領域に高めるには、更に磨くための時間が必要であって
習慣になることと、磨くために力を注ぐ人が沢山現れることが必要になってきますね。
学校では中々教えられないことを社会に出てから学ぶ、と言うことが多い気がします。
必修としてダンスを教えるなら、やはり専門家から学ぶことで、色々世界観が広がるなぁと私自身は思っていますけど・・^^
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まず・・・
こちらは一昔前には「内股!」!と叱られたであろう立ちかたです。
バレエダンサーは内股にしてはならぬ、と言われたくらい、こんな姿で立とうものならとっても嫌がられました(^_^.)
ですが今はニュートラルポジション(パラレル)も使いますし、このような立ち方も作品によってはアリかもしれません。
「正しい立ち方」と聞くと、大抵は土踏まずの上に頭が来るように、と教えられます。
要は重心がどこに掛かっているかなのですけど、体には軸のラインが真っ直ぐ上から下に降りてくる線があります。(具体的には耳の後ろから背骨を通り、下りてくる)
逆を言うと、こちらは下からも真っ直ぐ上がってくるイメージ。
この線は本当に糸が上から下がっているような感覚を持った上で培われます。
そのためには土台の足元がしっかりと、そしてすぐ動きだせるような意識が必要です。
本日の北千住クラスでも、レッスン終了後「もう一度立ち方教えてください!」と質問してきた方が居られました。
立ち方を直しただけで、足が2センチは長く見えるようになりましたよ♪
皆さんも一度、自分の立ち方をチェックしてみてはいかがでしょうか(*^^)
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イラストレーターのかわぐちいつこさんが描かれる”バレリーナのマーガレット”
いつもFacebookページにアップされるのですが、色合いが本当に可愛らしく美しい。
こちらは以前スタジオに来て頂き、描いて戴いたものです。
デフォルメされた私(笑) そっくりだとよく言われます(*^^)
こちらのイラストはKayano Ballet の”バレエノート”に使わせて頂いたりしています。
私は文章がところどころ固くなりがちなので、イラストで中和されてます^^
私のスタジオだけに限らず、何か好きな事をする時は皆こんなお顔でレッスン出来ると良いですね。
色々な日常の辛い事や悲しい事、上手く行かないこと沢山あるけど・・
それらを払しょくできる素敵な絵だなぁと、いつも思っています。
現在の日本には、星の数ほどバレエ教室が有り
特に都市部では一駅3つは教室やスタジオが有る状況です。
けれど、元々日本にバレエが由来したきっかけは、実は余り知られていないことかもしれません。
日本バレエ発祥の地 鎌倉・七里ヶ浜の旧パブロワ記念館
一度ご一読頂ければ嬉しいです。
色々な入口があるからこそ、色々なアプローチができるのだけれども
本質を忘れてしまいたくない、と言うのが
「バレエ教師です」と名乗っている以上、私の心の中にあります。
誰かがやってくれなければ、ここまで残らなかったことなので^^