良い演奏を聴くと胸の奥に響いたり、良い踊りを見ると感動を覚えるのは何故なんでしょうね。
時々こんなある意味“当たり前”とも思われることを考えたりします。
でもね、ホント不思議なの。
よく「気持ちを込めるといいんだよ」と言うアドバイスが散見されるけど、単に自分の想いだけを込めてもねえと。それを作曲した人の心情や状況、踊りなら状況や背景が必ずあるので、演る側がそれを理解して自分の気持ちと共通するものがある時「気持ちは込めやすい」かな。
バレエのレッスンには“アームス(腕)”を動かす動きがあり、その際には“顔を付ける(頭の動きと連動)”ことをします。その際に自分のパーツである手先や指先を優しく見守るように目線を送るのが、「気持ちを込める」第一歩なんじゃ無いかなあと常々感じている次第です🩰
自分のパーツに目線をかけられ無いのに、役柄の時だけやろうとしても無理ですよん😉
先日グッと胸にくる演奏を聴いたので、その旨感想をお伝えしたら「色々あったからねえ…」というお返事。生き方もやはり表現の味付けになるんですね。
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