子供を教えていたりすると、時に「構って欲しい」アピールをしてくる子に出会うことがあって
特に大人に構って欲しいというのかな、そんな行動を取ってきます。
承認欲求は幼少期程強く、自分の生存本能でもあるのであって当然と思っていますが
扱い方を間違えると、少々厄介かもしれない。
自分を見て!構って!という気持ちが優先になる年齢の子供達の場合、大人の声かけがすごく励みになります。よく「先生、見て!」と言ってくるので「見てるよー」と返事しますが、自分よりも大きく強い存在から「見てるからね、大丈夫!」と承認を得られると安心する。
だけど過剰に「見て、見て」が続くとか、自分の話を始めると止まらないとか、大切なことを話し出しても聞かない(聞けない)とか、すぐ自分の言いたいことを話し出して相手の話を遮るとか、自分の存在をいつも認めてもらわないと満足しない部分が見えると、何か問題があるのかな、と感じます。
他人から褒められることによって頑張る力を育ててきた子は、自分で頑張ることが弱いことも。(気持ちがブレやすい)
他人から褒められる力は励みにもなるものだけど、同時に自分の中で色々工夫する力も育んでいきたいですよね。
それは「バレエが好き」という気持ちを、自分の中でどう捉えているかだと思います。
自分で自分のことを正しく評価して褒めるというのは実は中々スキルが高く、自信の積み重ねの結果だったりもするので、大人でも実は難しいことかもしれない。
だけど「バレエが好き」なのであれば、自分の頑張りと小さな成果を発見し、時に信頼できる人の声にも耳を傾けながら心の成長を感じ続けていくことで、上達にも繋がっていく。
時間はかかるけど、心がけてみると何か変わっていけると思います。
頑張る力の源にもなる欲求と、上手に付き合っていけると良いですね。

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