「良いレッスン」

20年近く前に指導を受けていたピエール先生が日本に来られていたので、昨日久しぶりにクラスを受けました。

懐かしかった☺️☺️

先生は元パリ・オパラ座ダンサーなので、昔のような感じかなあ?と内心ドキドキして行ったら、ちょっと違ってた。勿論フランスメソッドのエッセンスなんだけど、現在指導されているバレエ学校での内容なども盛り込み、アカデミックな中組み方等も含めてとても新鮮でした。

何より感じたのが

「小さく細かい筋肉を動かすエクササイズが多い」点。

力を抜いて、重さを利用して、と言う注意点もだけど、小さく細かい筋肉を動かしつつ全体を整えていく構成は負担が少なく感じると言うか、筋力に頼って動くよりも全然楽に感じる。

アンシェヌマンは若干慣れない動きもあったけど、それも一つの引き出しとして覚えておきたいなと思いました。


「良いレッスン」探しの落とし穴?と感じることについて

自分ができる内容

で探しがちな点が、あるかもしれません。

今の自分が理解できて、先生の説明が分かりやすくて

そして楽しい時間を過ごせて、華やかな気持ちになれたらラッキー

みたいな考え今はとても多いし、分からなくも無いです☺️

でも人って老いるもの。ピエール先生も昔とは身体のラインが違ってたけど、その身体から見える動線は相変わらず美しい。無駄なくシンプルで、違和感が無い。

自分の身体を通して見本を見せるのが踊りの指導なので、受け手は相手の身体の動きを、自分に重ねて受け取って実践する必要があるのですよね。

なので先生を見て満足しちゃったり
説明を聞いて分かったつもりになったり
雰囲気を楽しいと感じるのは表層の部分。
「良いレッスン」は、自分の身体や考えが変化するぐらい、中に踏み込む勇気とセットじゃないかなと思うのだけど、どうでしょう??

昨日は足がどんどん長くなって行くような感覚や、関節への負担が少なく感じたお陰でアンデュオールが楽だったり等の変化を感じることができました。

私にとっての「良いレッスン」は身体が楽に感じる

ことなので、まず自分に心がけて構成して、それを指導する時に盛りこんで、受講してくれる方へプレゼントしていきたいなと思います☺️


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