暑い夏が終わり、涼しくなってきて過ごしやすいのは良いけれど、この時期は腰痛多発シーズン。
ちょっとどこか痛いなぁ、と感じる方にはぜひ読んで頂きたいです。
バレエって「姿勢が良い」というイメージがありますよね。
姿勢が良い=真っ直ぐな背中、と言う思い込みもあるようで、それゆえに体に良くない弊害も。
肩甲骨付近~頸椎にかけては、実はもっともっと丸くなって良い箇所。
いわゆる「猫背」は無意識だと【悪い姿勢】ですが、呼吸を意識する場合【最も息が吐ききれる】姿勢です。

写真はロールアップの様子。時々フラットバック(背中が直線)状態で起き上がる人を見かけますが、こちらはNG。
正しいやり方ではこの状態の場合お腹がグイっと上に持ち上がり、腹筋を使いながら両腕がだらん、と下に下がるので、腹筋を使いながら背骨~頭を動かしている。
背中が直線で起き上がるのは、腹筋が働いていない証拠。前腿の力を使って頭を起こしている。
寝た状態でエクササイズを行う際や、マッサージの施術を受けた後は
『起き上がる時は横に転がって、背中を丸くしてから起きて来てね』と言います。
いきなり起き上がらないのです。
いきなりガバっと頭を起こすと腰や背中に負担が掛かるからだけど、急に血圧が下がってめまいになったりすることもあるから。
私は20数年前にピラティスに出会い、座学を学んだ際に柔軟性が一気に増した経験があり、そこから継続しながらクラスを受け続けて(中断こそあるけど)体の中にはまだまだ貯筋やヒントがいっぱいあります。
指導していると、背中はもっと丸くして良いことをバレエをやっていても知らない人が多いと感じます。
そのため当バレエクラスはレッスンの始めにエクササイズを取り入れ、身体を緩めて整えてから行っています。
とっても好評ですよ♪
日常では重力を腰で受け止めながら生活しているので、背中を丸くすることは、それを一旦放出(逃がす)役割もあるんじゃないかな。
そして『身体が固い』と感じる人は、多分普段の姿勢にも原因がある可能性大、です。
★余談ですが・・最近よくニュースになっている『熊』
熊には鎖骨が無いそう!!(知らなかったー)
でも鎖骨が無いことで背中を丸くできて、そして巣穴で一冬過ごせるのかもしれません。
四つ足歩行と二足歩行の違いはあるけれど、その話を聞いてなんとも不思議だなあ~と想いました。
大人のバレエはエレガントに美しく。10年先も健康であるように。
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「エレガント」をコンセプトに、バレエを健康かつ長く楽しむ方法で指導しています。
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