「体験」が有効なワケ 1

昨日の記事で「足が攣りかけた体験談」をXに投稿したら沢山の方に見てもらった、と書いたけど



【自分が経験したことがある】もしくは【今後、経験するかもしれない】体験談は、リアリティに富みますよね。

体験していないことは分からない、というけれど、今後体験してしまうかもしれない、ということは十分あり得る。投稿の後の皆さんの共感度が高かったのを見て、そんな風に感じました。



例として「身体が硬い」人への指南を挙げてみます。
体が硬いことで伸びやかな感覚が上手く掴めない。体を伸ばすと痛みしか感じない。(硬い人は、そういう風に感じるらしい)

そういった人には、”心地よさ”を感じてもらえるようにします。体を伸ばすと実は心地いいんだよ~、伸びてない部分は、普段使ってないから固まってるだけですよ!と、説明をします。

ストレッチの際に感じる痛みは怪我などとは違い、力が加わったことによって引っ張られる際に感じるものです。髪の毛を引っ張られたら痛いのと同じ。長い髪の人は髪を結ぶ際に、あまり強く引っ張ると痛いからほどほどの力加減にすると思うけど、必ずある程度は引っ張って結びますよね。その「これぐらいなら、形になる」という力が目安になります。
そしてまとめていた髪を解いた時に「はぁぁ・やれやれー」という気持ちになります。髪がずっと引っ張られていたから頭皮もホッとする。そのホッとした状態が「緩み」。

ストレッチやエクササイズは引っ張るのと緩みを交互に行うことで、感覚がそれに慣れていきます。それには少々時間も必要だけど、何度も繰り返す、という体験が必要になります。
身体が硬い人が、緩みの心地よさと引っ張りの時の痛み、それらの感覚で心地良い方が増えて来たら、その時には身体が柔らかく変わって来ている、と言うことなのです。

体験することと義務感と同列に並べがちだけど、体験は「できなきゃいけない」というものではないのです。できるようになるのは、出来ないことを知った上で後からやってくることなので。



ちょっと抽象的な文章だったかもしれないけど、「感覚を体験すること」の意味が伝われば嬉しいです。
どんなことも自分がどう感じるかの「感覚」、大切にしていきましょう♪ 
次回も「体験」の有効さについて書いてますので、ぜひお楽しみに。




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