バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
クラスを教えていて、時々
「先生の言うとおりにやってるのに、上手くできない!」
と言う疑問を投げかけられるときがあります。
こういう質問を受けた時
私だったら(ですよ)
何かを学ぶ時に感じる感覚を大切にします。
「この先生すごいな~」
「なんか、話してる内容が面白~い!」
「相当色々な経験と、実績を重ねてこられてるんだろうなぁ」
「お手本、綺麗!」
「説明で仰ってる意味が、分かる」 などなど。
感じる感覚のなかで「わかること」が多い場合
今すぐはできなくても
いずれ出来るようになるでしょう。
自分に感じる感覚のなかで「わかること」が少ない場合
そして「頭では分かっていても・・」
とすぐ理由づけする場合は
中々できるようには、ならないでしょう。
♡
短大時代、体育大舞踊専攻に在籍し
毎日授業で何かしら踊ってるにも関わらず
週6日バレエのレッスンを受け
加えて先生の許可が出た曜日は
1日3クラスを受けていた時期があります。
「自分は出来てない!周りに全く追いついてない!」
と言った悔しさと
一度決めた事は、途中で止めない!という
頑固さと負けず嫌いさ
ある意味”足りない”と感じる感情に突き動かされ
頑張っていた時期でした。
当時「先生の言うとおりにやってるのに出来ない!」のは
当たり前の状態でしたから。
けれど、自分でも
「自分はまだ全然できてるとは言えない」と言う
明らかな見極めがあったため
不満を感じることは無かったです。
厳しい先生でしたから
出来てるかも~、と慢心しそうになると
すぐに「まだまだ!」と叱られたことも多々。
「先生の言うとおりにやってるのに、上手くできない!」
と言う方は、場合によっては
どこか不満げに仰る場合もあり
あのー、ご自分は分かるまでどの位
レッスン量と経験を積みましたか?と言う部分には
全く意識が向いてなかったりしていて
教わってるなら、自分はできるようになって当たり前なのに!と
どこか相手を、自分の思い通りにしたがってる?
と感じる節が有ります。
バレエは、年数こなせば分かると言うものでもなく
がむしゃらに頑張れは良いものでもなく
学びたい、と言う欲求がまず先にきて
そして、自分のできなさぶりに一度ガーンとなり・・・
そこからが、本当のスタートだったりもします。
レッスン年数を5年、10年と経験してきた方は
自分だったら、初めての人にバレエをどう伝えるだろう?と
そんな想像をしてみるのも良いです。
そして、実際にやってみても良いですね。
自分が分ってきたことを
知らない人、分からない人に伝えてみた時
「先生の言うとおりにやってるのに、上手くできない!」
と言う言葉が
いかに自分中心的な言葉か分かります。
こちらも言われて嬉しい言葉では、決してないからです。
でも相手の立場に立ってみた時
立ってみようかな・・と思った時
できるまでに必要な年数や質を、実感できるようになると思いますよ♪
教えるって、本来は喜びに繋がることなんですから(^^)
では今日も佳き日でありますよう。
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