”バレエを活かす”ことの、今までのあれこれ

KayanoBalletStudio主宰
バレエ教師兼ダンサーの、河合かや野です。

「バレエを究める」と言う部分よりも
「バレエを活かす」方向に、かなりシフトチェンジした今年。
”バレエさえやってれば、何とかなる”と言う考えから
たぶん、大きな一歩を踏み出した気がしています。

まだ種は植えたばかりで
芽はチョロチョロっとしか出てないけれど
「この方法効きます!」と言ってくれる人は
じわじわ・・・と増えておられます。

〇〇のために行う、のではなく
自分のために、可能性広げてもらえたら嬉しいな。

 

※以下、ご本人の許可を頂いて掲載しています。

側弯症と共存されてる生徒さん。
肋骨の動きが固く、背中がいつも圧迫されてる痛みがあり
「背骨が上手く丸くならない」のが、苦痛の種でした。

普段肩はいつも張りつめてこわばり(自覚症状は無いそうですが)
喩えるなら、鎧を着た姿勢が常。
その状態でバレエのクラスを頑張っても
(これまた喩えるならだけど)
固まった土に種を蒔いても芽は出ないため
言ってることが伝わらない
順番はなんとなくこなすけど、テクニックが身に付かない・・など。

「ね、身体耕して、楽にしない?」と
ボディメンテナンスのクラスを、プライベートに切り替え
目標を決め、月に数回受けて頂くことを始めました。
ボディメンテナンスのクラスは、ヨガやピラティス等の考え方を入れつつ
呼吸法を大切にして、とてもシンプルな運動、動作、エクササイズを行います。

上のお写真は、前日プライベートレッスンを受け
翌日はお仕事を済ませ、そしてクラスレッスンを終えた後の背中。

ご本人が一番喜んでおられたぐらい
リラックスした状態で、写ってます。

側弯症は成長期に起こるため、姿勢はいつも
第三者がチェックしておく必要があると思います。
けれど、コルセット等をはめて矯正して治すことだけでなく
運動しながら改善する方法もあると、私は感じています。
実際に通われてる整骨院の先生から
「背中の状態が良くなってる!」との声をもらうそうです。

 

動けるようになることを一番の念頭に置き
身体を酷使しては痛め
その都度、整体や施術に通い
治してもらってはまた痛くする・・・の連鎖を
私も若い頃、幾度も繰り返してきました。

けれど、身体の知識を解剖学レベルで学び
栄養の知識も取り入れながら座学を受け
とても地道な方法のトレーニングを学び
そこから枝葉のように広がるものを求め、自分に落とし込んでいたら
気づいたら痛みを自ら引き起こすことが、殆ど無くなりました。
知らないことが悪いんだなと、その時気づいたわけです。
そしたら嬉しいおまけで
今までよりも、かなり動けるようになってる。
なるほど、そゆことか、と。

身体は自分の乗り物だから
死ぬまで一生、自分が管理するもの。
変わってるかもですが、私はそういう感覚で捉えてます。

でもこの考え方を学んだのは
海外の先生が来られていた講習会からですよ~。
バレエ学校は、この考えが今は当たり前なの。
子供達は若いうちから踊ることだけじゃなくて、沢山の事を学ぶんです。

”バレエを活かす”ことの、今までのあれこれを
今日は簡単に書いてみました。
何か拾えたら幸いです。

明日からのレッスン、ぜひご予約お待ちしています。
今日も佳き日になりますように。

 

 

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