季節の変わり目、体の調整

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

今日は「白露」。
”夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。
日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。”

やっと暑さから解放されるのかなー。やれやれ。
今年の夏も暑かった。今疲れが出やすい状態の方、多いと思います。
私ももれなく、その一人。
体の変わり目でもあり、寝る時間を早めないと、次の日がだる~くなってしまうのです。
夜更かしがもう辛い(笑)

ダンサー友達が「アンカーのマーク良い良い」と言ってるので、そういえば私もアンカーだわと。


先日の舞台で調子が上がったのか、バーレッスンからポワントを履いて、立ち方の調整を試みました。
ポワントはソールがグラグラするので、立ち位置や感覚の矯正になります。
センターの後半では脱いだけど、ピルエットの感覚がとても良くなった感。
先生が終わった後、褒めてくれたぐらい♪

フルに体を使った後、帰り道に速やかにタンパク質補給をします。
先だってお友達から「動いた後は必ずタンパク質やアミノ酸補給してね!」とアドバイス貰い、タンパク質バーとかを食べているのだけど、腹持ちが良いのもあって、長時間の移動の際などに持ち歩くようになりました。 コンビニでタンパク質の入った飲み物を買ったりも。
やっぱり効くのかも..と思ったのは膝。
筋トレしてもタンパク質足りないとダメだし、何よりも動いた後の空腹状態が良くないと。
(昔よくその状態だったのを反省・・)

本来はこういったことを、教室で教わってる時に知っておきたかったなぁと思いますが
後付けであっても学んだことを伝えられることで、皆さんが少しでもより良く踊れるようになればいいなと思っています。


さて、昔踊った作品のリベンジ、とかいかがでしょうか。
私はそういうの、好きです。何度か踊ってみることで、”自分らしさ”に近づくものでもあるので。
5回のリハーサルもございます。
リハーサルも詰め込んで疲れるまでやる、と言うスタンスではないので
時間を決めてギュッとやる。そういった配分もしっかりやりますよ。


10/29(土)クラスレッスン&スタジオパフォーマンス、参加者募集中!

『大人のバレエはエレガントに美しく』
”美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
目白と初台でクラスを行っています。

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懐の深い対応(ナイス!)なツレヅレ

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

先週のことですが、8月の最後、舞台も終えて今月頑張った自分にご褒美♪と思い
昔働いていたホテルのカフェラウンジへ行きました。

最近は甘いもの(ケーキ類)を滅多に食べなくなってしまったのに、ふと食べたくなって。
どうせなら、ちょっと良いところへ行っちゃえーと。


ここは「ケーキが食べたい」と言うと、様々なケーキをトレイに載せて見せてくれるんです。
この日までの、シャインマスカットのタルトをお願いしました。
(大きさは昔に比べて小さくなったけど、大変美味しゅうございました。)

私が働いていた頃は「カルガモが居るホテルラウンジ」としても有名で(改装前)
今も水辺が見える席はとても人気。
で、私もそこに案内してもらったのですが、背後の会話が・・(笑)

「今はね、呼吸を使って、瞑想もして、体整えるんですよ」
「こうやって痩せると、健康に良い!」

と、ちょいと怪しげなトークが展開中で
もしかすると、最初違う席を案内されたのは、私を気遣ってくださったんだなーと。
ホテルマンは見てる・・さすがだ・・
帰りに丁寧にお礼を述べました(笑)
実際に懐の深い対応を自分がされる側になると、すごいな、と感じてしまうけど
それだけ多様な方達が来られる、と言うことなのですよね。
(改めて人の対応について、参考になります)


それにしても、改装しても懐かしい雰囲気が漂う。
伝統って良いもんだ。


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まず「違いの差」を知る

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

舞台鑑賞記をブログにアップすると、割とそれを読んでくださる方も多くありがたいなぁと感じています。
(そんなに沢山観れてないけど、忘れないように書いておきたくて)

舞台鑑賞はプロの方のものから発表会まで様々ですが、やはりそこにはどれにも工夫の跡があり
その舞台にかける情熱や、考え方が垣間見えますね。
観る人が楽しかったね、と言ってくれることが、制作側からは何よりの誉め言葉。

もしバレエが、「分かる人にしかわからない」と言うものであれば
今日まで残っていなかったと思います。


プロフェッショナルは詳しい故に、その道を知ってる人にしか通じない会話をしたりします。
でもそれは別にバレエに限ったことではなく、例えばワインソムリエの方の表現とかもそんな感じ。
味覚や嗅覚も急に分かるものじゃなくて、少しずつ鍛えられていくものですから
最初のうちは「なんじゃこれ!?」が有っても全然不思議じゃないです。
もし最初から「美味し~♡」となれば、それは運が良かったね、ラッキー!なことだったりする。

「分からないことを分かるように」と言うのは、まず「違いの差」を知ることから始めた方が良いと思います。ここがよく誤解されやすいのだけど、どちらが秀でてるかの優劣ではなく、「そのものの差=違い」の意味を理解する。

そのものの差、が分かってきたら、自分ならどの辺りまでやれるかな?と目安を立ててみるのです。
それは周りの人に影響される部分がとても大きいけれど、身近な目標にしたい人がいるなら、その人の努力の方法を参考に、自分にとって最良な方法を考えてみると良いでしょう。
もしくは先生に質問してみるとか。私は良く相談されますね(笑)答えられる範囲も有るけど、考えてお返事してます。

練習時間の捻りだし方については、こちらの動画をご覧ください。
何かヒントになると良いな。

引き続き募集しています。5回のリハーサル枠もございます。
踊る機会に是非ご活用ください。


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リハーサル始まりました。

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日からリハーサルが始まりました。
緊張・・?と言う印象よりも、皆さんがものすごく楽しんで終わった感。
良かったです。

さて、怪我無くリハーサルを進めるためには
その前にクラスをしておく必要があるのですけど
クラス中は毎回、『正しい位置に立つこと』に主眼を置いています。
軸が片寄らないことや、上半身(特に肩)が歪まないこと等。
それらが整うと、テクニックにもチャレンジするのが怖くなくなります。


整えるためには、自らの意識を向けることになりますが
分からないこともまだまだあるのが当然で、そこを改善しつつクラスを行うから
踊りが綺麗になっていくのです。

これは大人も子供も、プロフェッショナルもアマチュアも同じ。
プロの方はもっと自分で分かってることが沢山あるけれど、それでもやはり確認はします。
そして盤石な状態に持っていく。
アマチュアの方の場合、今の状態から、更により良くなる伸びしろが大きくなります。


ちなみにバレエシューズ作品では、少しキャラクター的な作品をチョイス。
私は踊る人の個性を見るので、似合うだろうなーと思っていたら本当にピッタリ。
ノリノリでした。仕上がりが楽しみです。


引き続き募集しています。5回のリハーサル枠もございます。
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牧阿佐美バレエ団『飛鳥』鑑賞

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日は観に行きたい公演が幾つか重なっていて、その中から迷いに迷い
牧阿佐美バレエ団の『飛鳥』を鑑賞しました。
”2022年9/3,9/4 上野東京文化会館にて上演”

飛鳥、と言う名前からして「奈良!」と思ったのもありますが
初演は1957年。元は飛鳥物語。私自身は初見だったので、興味深く見ることができました。


まず背景のプロジェクションマッピングに映し出された絵が、平城旧跡にある朱雀門や大極殿を彷彿とさせ(洋画家・絹谷幸二氏作)
衣装も天平文化さながら。(でも、もうちょっと前の時代かな?)
プログラムを読むと生駒山の麓とか、飛鳥の香土の宮とかあるから、多分畝傍の天の香久山の事を指してるのかしら?とか。
まぁこの辺りは、地元なものでどうしても細かくなってしまう。
龍の信仰ってあの辺りあるのかな?とググると、宇陀の方でそれらしき伝承もある。でも場所は結構離れてるしー・・多分色々なことをミックスされたのかもしれませんね。

春日野すがる乙女 青山季可さん
岩足(いわたり) 清瀧千晴さん

お二人とも透明感があって、素晴らしいパートナーリングでした。清瀧さんのジャンプの着地音が殆どしないのにびっくり。ストーリーはとても分かりやすく、古代のスペクタクル・ファンタジー、と言う感じ。ラストシーンが、マノンの沼地のパドドゥぽく、最後は悲恋で終わります。

上演前に、在りし日の牧先生のメモリアル動画が映りました。つい、私の昔の先生と重ね合わせてしまい厳しかったものよのう・・と振り返りましたが、いつも身綺麗でヒールを履いてスタジオに居られる姿は場の空気が引き締まり、だからこそ質の高いものが生まれて行ったのだろうと感じます。

私はどこか「昔のバレエ」に対する苦手感があるのですけど、この歳になって見てみると
案外革新的だったんだなぁと、むしろ新鮮に感じる自分がいます。もちろん改訂されているからこそなんだけど。なのでもう少し早い段階で見ておけば良かったなぁと少し反省も含め、鑑賞後ビールを飲んで帰りました(笑)
一期一会を大切にしたいですね。


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芸術を嗜むって何ぞや、のツレヅレ

9月に入り、朝晩涼しくなってきて少し秋めいてきました。
私はスーパーの果物コーナーを見るのが好きなのですが、桃や葡萄、そして栗が出てきていますね。

秋は”芸術の秋”とも言うけれど、今日は芸術を嗜むって何?についての雑感です。

中~高校の頃、美術の教科書がすごく好きでした。
特に洋画?有名処の絵を見ては、ワクワクしていて。
そして、音楽室では壁に年代順にずらっと貼られた著名な作曲家たちの絵を見ては、表情の真似っこをしたりしていました(笑)
そして漫画もよく読みました。親からは怒られたけど・・でも日本史を全部漫画の本で暗記したこともあるので、漫画は侮れない。

多分、絵や音楽に興味をもつというのは、理屈じゃない部分のような気がしています。
目に飛び込んでくるもの、耳で拾うもの、それらについての好みと言うか。
そして嗜むという部分は、生活の中にそれらが存在している、と言うことかもしれません。
よく「展覧会や美術展に行きましょう」とは言うけれど、何のために見るの?と聞かれると中々答えにし辛い。
だけど最初は「分からなくても良いから、子供も連れて行こうかー」で、良いのだと思います。
私もそんな感じでした(多分)。

覚えているのは棟方志功の木版画。
「目が悪くなっても、彫ってるんだよ」と母が教えてくれましたが、強烈な印象を持ちました。


https://nanto-museum.com/shiko-munakata/ よりお借りしました。


音楽に関しては多分、小2でバレエを始めてから色々覚えた感じかな。「ユーモレスク」とか、時々懐かしくなります。今子供向けに振り付けてる作品の音楽も、昔発表会で聴いた音楽ばかりをなぜか選んでしまう。


元々絵は写真の代わりで「記録する媒体」でもあったり、踊りは演劇から派生してるから「物語を伝える」一片を担っていたり、また音楽は娯楽だったりとか、もっと身近なものなのです。
だけど今はちょっと様子が違ってるのか、まず進んで見ようとしない。また見ても分からなかったり受け入れられないと、排除する傾向にある気がします。これには少しびっくり。
嗜む=知る=興味の幅を広げる、と言う段階があって、その通り理解しなさい、ではないのに。
自分で色々想像を膨らませて行けばいいのですけど。どこかで「芸術=ものすごいもの」になってるからなのかな。
いや、確かにものすごいものですよ?でもすごいものを知ることで、幅が生まれるものじゃないのかな、と感じる自分がいます。

と、最後は私見でまとめちゃいましたが『人として豊かに生きるための手段』と言った方が良い気がします。だから必要なのではないかしら。
それにしても、人が生み出したものに圧倒される快感は、やはり癖になってしまいますよね。



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9月末まで、入会金割引期間です

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

今年の夏も暑かったですね。
春夏秋冬、バレエのレッスンを行っていると
その季節毎の、体への向き合い方が見えてきます。
動きやすくなるこの時期に、バレエを始めてみませんか?

9月末まで、入会金が2000円引きになります。
また、10月のスタジオパフォーマンス参加希望の方は
入会金全額オフといたします。

★9月から日曜日のレッスンが、少し早まります。
パフォーマンスのリハーサル時間に充てるため、基礎ポワントクラスは11月までお休みです。

※スケジュールに載せていない予定もございます。

入門を卒業できた方や、昔レッスンしていたけど、今の自分に合ったクラスがしたい
とお考えの方は、ぜひ下記のリンクよりお気軽にお問い合わせくださいね。
お待ちしております。

KayanoBallet チャンネルより:プリエ


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「瀕死の白鳥」動画公開。踊りは見てもらってナンボ(笑)

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日、YouTubeに動画を公開しました。
是非ご覧いただけると嬉しいです。

ゲネプロなので、照明の調整等があるのは、ぜひ大目にみてやってくださいませ。
その他iPhone撮影でもあるため、(光の加減とか映り方とか)その点もご容赦くださいまし。

自分が踊ってる動画を見るのは、正直恥ずかしいです・・が、
リンクを送れば、父も見てくれるだろうし。
そう言った意味では、とても便利になりましたね。

踊りって、他人様に見てもらってナンボ、だと思っています。
(根っこ関西人なので!笑)

見てもらってナンボ、と言うのは「幾ら?」ではなくて「価値」。
だから、踊って人からみてもらうことに価値がある、のですよね。
で、段々「自分はそうしてるのが、普通~」となってくる。
もしくはせねばならない、とか?
ま、それはええわ、と置いといて
「踊れる機会に、踊りましょう」



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学ぶ気持ち

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
昨日は「踊る気持ち」、今日は「学ぶ気持ち」について、書いてみました。

昨日幼稚園バレエの小学生に、先日の舞台動画の瀕死の白鳥(ゲネプロ中撮影)を見せたところ

「えーーー、これ先生じゃない!」
「先生だよー、動き方が先生だもん!」
「先生なのー?違う人みたい!」

と、よくもまぁ本人を目の前にして、色々なことを言われました笑
まぁ無理もないよなと思いつつ、動画であっても想像力の一端になったなと、シメシメ(#^^#)
★YouTubeにあげて良いお許しが出たので、アップします。またお知らせしますね。

分かりやすく言えば、演じるためにはまず、姿かたちを変えてしまう。
そして忠実にそれに対して模倣したり、特徴を掴んで自ら行ってる姿を、誰かに見せる。


今簡単な小作品を、子供達に振り付けています。
猫だったり「時」だったりと少し抽象的ではあっても、分かりやすいものをテーマにして
音楽も学校でかかってたりする知ってる曲を使ったり等、「段階を踏んで」表現する経験を積ませることができます。

大人の場合、抽象的なテーマや動物を持ってくると、まず見た目に違和感が芽生えることが多かったり
それこそ照れが生じたりなどで、「既に概念として分かってるもの」を、チョイスした方が良かったりします。(プロが踊るのはまた別ですよ)

時々雰囲気(ゆったりした動きは優雅~とか)だけしか見ていない方もいますが
実際踊った時には、まあしんどいし、難しいわ、と言う現実を知ってびっくりされます。
踊ることは呼吸のコントロールが大変ですし、ほぼ運動だし、それに加えて何よりも難しいのが”佇まい”なので、それは普段のレッスンや日常生活でも「姿勢や所作」について意識を配ることが、必要になってきます。


時に大人で陥りやすいことで、「体のことが分かっていると踊れる」と勘違いしてしまいやすい思考パターンがあります。
体を整えて鍛えて、正しいアンデュオールを覚えてそれを使い、カフライズやルルベの練習で脚力を鍛え、スポットラインの付け方で回転の方法を覚えて、アームスのポジションを守り、丁寧にポジションに入れて・・等、気を付けることは確かに沢山有りますが、それらが出来てもその人自身の中身がどれだけあるの?に目を向けて行かないと、踊りはただの「動作」にしか見えません。
今まで学んできたことが沢山あるなら、ぜひ活かしましょう。
教養を感じる踊りができる人は素敵です。

★最近はオープンクラスが増えて有名処の先生が多く教えるようになり、それに集まる人が増えました。
でも「自分を深めたい」時にはちょっと軽く感じるような空気もちらほら・・人で賑わうのは悪いことじゃないけど。
バレエ教室に居た頃は先生から直々に踊るための心構えを教わり、育ってもらったものなので「楽しくレッスンー!」とだけやってても、何か、うーん・・と言うのは、同世代ではよく語りあいます(ザ・昭和世代アルアル)。
なので個人的に”相談できる師”を持ち、普段は自分でこなせていても、もう少し深めたい、と言う場合は個別に見てもらい、適格なアドバイスをもらうのが的確かもしれませんね。
それは本当に、端折ったり無下にしてはいけないことだと思っています。


そんなことを想いながら、10月のスタジオパフォーマンスを企画。一歩前に進みたい方へ。
今回のコンセプトに共感してくれる方のためにも、もう少し参加者の方を募集しています。





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「踊る」ことについての気持ち

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

久しぶりに舞台で踊ることが出来て、とてもホッとしています。
同時に10/29にも企画してることがありますが、そちらはまだ人数が欲しいな
と言う段階でして、引き続きお声がけしていきますが、
ここいらで少し私自身の「踊る」ことについて、書いてみたいと思います。

昨年の9月16日に、母が他界しました。
母は私がバレエをずっと続けることについて、最大の理解者ではあったけど
安定しない状況(スタジオの生徒さんが増えたり減ったりする)を、いつもとても心配していて
ことある毎に「できることなら、他の仕事と並行してやるとかできないの?」と言っていました。

「あなたはホント踊ってばかりよねぇ」と、半ば諦めとため息交じりで対話することもしょっちゅう。
きっとそれは了解するというよりも「黙認してる」と言った方が正しかったのかもしれません。

そうこうするうちに闘病の末亡くなっちゃって、私自身は全然親孝行できてないんじゃないか、と言う気持ちになり・・加えて早い段階で決まっていた手術もあり、それが終わったら今年の最初には膝を痛めたり、またお年頃的な体の変化も訪れ(太るし)、なんだかどうしよう、と。
超えなきゃいけないことは沢山あって当然だけど、次々とやってきた、と言うのが真実で、この先どこまでできるのかな・・と不安でもありました。

いざとなったら何か別のことに臨む、と言うことも考えてなくはないけれど、諦めが悪いためか
「このまま終わる」と言うのが受け入れ難い性分なのでしょう。
近しい人から「今後どういった形で、バレエを関わっていきたいの?」と言われ、YouTubeを勧められたのも、これまでやってきたことを少しでも広めて知ってもらう手段の一つになれば良いんじゃない?と言う視点からですが、これはこれで反応がまずまずあり、嬉しい限りです。

そんな経緯からの3度目のチャレンジになった「瀕死の白鳥」ですが、段々しっくりくるようになってきたかもしれない?なんて。
ただこれまで踊ってきた人が余りに有名なのと、また年齢を経ないと似合わない作品でもあると思います。膝を痛めていたため、正直何を踊って良いのか分からなくて。
片足のルルベ(プリエから立つ動き)すら出来なかった当時は悩みました。

でも演目を相談した際、主催者の好美さんが「以前の作品でも全然◎です!」と言ってくださり、不安な気持ちが解消され、リハーサルを始められる気持ちになれましたし。
衣装は今回も、BCコスチュームさんにてお借りしたものです。
他所でみるとどうしてもオデットになってしまい、イメージに合わず。
BCさんは、白チュチュに羽飾りを別途付けてくださいます。シンプルだけど、私的には好き。


そもそも『野生の白鳥が傷を受けて瀕死状態になっている』設定の作品ですから、人間の自分が色々感情を載せても・・・、と考え、できるだけ何も考えずに踊ることにしていました。
ただベースに有ったのは、去年から昨日にかけて起きた様々なこと。
出番前はまだ色々やりたかったことが残っていた母の想い、と言うのを想像していました。

「白モノ」と言われるバレエ作品は難しいけど、自分に集中して作りすぎないようにするのが一番だと感じています。 実際ゲネが終わった後、同期の友人が「あなたに合ってる」と褒めてくれました。
それは子供の頃練習でオデットのソロを踊った時先生が褒めてくれたけど、少しそれに近いような、そんな気持ちでした。

踊り続けるって、何だろうねーと舞台の帰り、同期の友人と話していたら
「癖になっちゃうものじゃないの」と言う返事が返ってきました。
その癖になっちゃうと言うのが何かを表現したい人達からすると、ごく当たり前に出てくるもので、それが踊りなのか、音楽なのか、絵画なのか、俳句なのかは人それぞれによって違うけれど、誰にでも生活基盤があって、できるなら安定して臨めるならすごく安心できるよね、と言うことだったりします。

そんな気持ちを共存させながら、これからも頑張っていく所存です。
応援してください♪ よろしくお願いします。

100回の練習よりも、1回の出演を経験することで、グンと伸びるのが踊りです。

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