初心者さんへの言葉

「初心者」というと、”未熟”とか”つたない”というイメージがあると思いますが
でもそれって実は、案外良いもんじゃないかな、と私は思っていて。

「知らないこと」があると、知ろうと頑張るものだから。

でも昨今の情報過多社会だと、初心者であること=不利とか、経験不足とか、マイナスイメージの方が先行しやすいのかもしれませんね。




という、世阿弥の有名な意味があります。
習い始めは知ること全てが新しくて新鮮。私自身の考えだけど、周りと自分を比べはしても、自分に降り注ぐ言葉が多ければ多いほど、実は得をしてるなーと捉えます。

教える側の考えは
「周りの人は経験があって既に知ってることかもしれないけど、〇〇さんは知らない訳だから、その人に合わせて知識としても多めに伝えておこう。」
そうすることで経験のある人にとってはおさらいになり、知識を新しく再確認する時間になります。

ですが、自分は経験不足である<知っている人の方が優れている、有利、という思考になると、初心がどこかに消えてしまうのだと思う。

私は「自分で覚えましょう」という言葉をよくかけるけれど、自分は初心者だから不利だと思っていると、自分で覚えなくなる。常にだれかと比較し無自覚に間違い探しを始め、合ってるか合っていないかを優先する。

➡他人が合ってるという保証はありません。他人だって間違えるのだ!だから自分で覚えた方が良いのです。自分で沢山間違えながらも覚えていくようになると、身体も覚えるし内側から楽しさがムクムク出てきます。

SNSの時代になってから?「初心者の人に分かりやすく」というのが通例になってきました。
でも分かりやすく、というのはそれぞれ人によって基準が違う訳です。
結局言葉を沢山尽くしたとしても、その人の中に「初めて習った頃の気持ち」が消えてしまうと難しい。

何かに集中できるのは、実はとっても充実した時間。その間は自分自身のためだけに使えます。それを大切にできたらかなり日常も充実すると思うし、知識や経験の幅も広がりますね。

ということで、バレエをぜひ、始めてみませんか?
再開したいなー、という方も大歓迎です。
お問い合わせは下記からお気軽にお問い合わせください。


「Kayano Ballet Studio」は、大人のためのバレエスタジオ。初心者の方から経験者まで
「エレガント」をコンセプトに、バレエを健康かつ長く楽しむ方法で指導しています。
近県の幼稚園では子供のバレエクラスも開講中

オンライレッスンのご案内
バレエクラスやストレッチ・エクササイズ等、お家でできる内容でレッスンできます
遠方の方や、スタジオレッスンの時間的ご都合が合わない方、ご活用ください

レッスンへの質問、体験レッスンのお申込みはこちらから
個人レッスンや、講師依頼等も承ります

日本ブログ村ランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください。励みになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

言葉のキャッチボール(初心者さん、頑張って)

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


バレエを始め、ピラティスやヨガ等でもよく使われるエクササイズ用語として

肩を下す(おろす)
首筋を立てる
肩甲骨を下げる
骨盤を立てる
脇を立てる
骨盤を締める
下腹部を意識する
肘を廻す
指先を揃える
足首を伸ばす
手腕を伸ばす
骨盤の高さを揃える
踵を揃える
膝の向きを前に向ける


等々があります。

(指導する人によっても言い回しは少しずつ違うと思いますが)
多分耳慣れていたり、こういうの聞いたことが有る、と言う方は既に何年か練習経験があり、すぐその箇所への意識が向けられる状態だと思います。

これらの言葉が自分に降ってきた時に「ナニ??ナンノコト??」となる状態の場合、(まだ慣れてないケースが殆どだけど)まずは慌てずに、指摘された部位に意識を向けてみることをやってみましょう。


意味を考えなくて良いので、反応してみてね。
沢山の説明は必要な時にした方が有効なので、まずは反応してくれたら、そこから少しずつスムーズになっていきます。


例えば姿勢を良くしたい、と言う動機でバレエを始めたのであれば、姿勢を良くするために意識する部位を、まず自分で気づかないとできません。形をどれだけ真似ても自分でその状態を再現できないと、分かったことにはならないから。

【初めてバレエ】に近いクラスの方が実は大切な基本情報が多く、それらを必要に応じてボールのようにポーンと投げてる訳です。だけどキャッチしてくれる人は受けることに慣れてないから、落っことしたり、掴めないことの方が多く、それはある意味仕方ないこと。だけどキャッチボールも練習したら、そのうち上手になるはずだし、なれたら楽しいよね。

そんな考えで、指導しております(*^-^*) 頑張ろうね。






★バレエクラスのご案内★
Kayano Ballet StudioHP

2000年にスタートした、大人の方向けバレエスタジオ。
”大人が長く・美しく踊れるための正しい指導”をコンセプトに
都内目白と初台でバレエクラスを行っています。




遠方の方や、スタジオレッスンに来れない時にオンラインレッスン♬
オンラインレッスン・おうちでバレエのご案内


体験レッスン・新規ご入会のお問い合わせはこちらから→お問い合わせフォーム

オンライン・対面での個人レッスンも承っています。(時間・曜日応相談可能です)

バレエブログランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください♬

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ


気持ちの押し出し、の練習方法

KayanoBallet河合かや野です。

昨日初心者の方が、体験に来てくださいました。
初心者さんって、”初心”と言う言葉が付くぐらいだから
全てが新鮮ですよね^^

セルフケアクラスで、最初にやってもらうのは
「自分の身体に触れる」ことです。
足指のここにはね、こういう骨があって
そしてね、こんな風に繋がって動いていくよ、と
お伝えするのです。

昨日は肋骨にも、沢山触れてもらいました。
そして骨盤の腸骨辺りを掴んだり
踵を起点にして、膝を開くエクササイズ等、”Feel”をテーマに。
感じて動くことで、質が上がるのです。
エクササイズ後「付け根周辺が温かい~」と言うご感想。

その後、バレエクラスに移りました。
副交感神経優位になった状態から
今度は「順番を覚えて動く」ことになるので
「難しいよう~!」という、不安な顔を沢山されました(笑)

.

.

初心者さんアルアル状態
「一生懸命がんばる」ことから入られます。
で、動きに慣れてない訳ですから
当然出来ないことが沢山あります。

それはあたかも
「アンタにはできないことだらけでしょ~、フ フ フ(笑)」と
自分の欠点が最大限にフォーカスされた錯覚に、陥るのではないでしょうか。

何かを始めたいと思った時、必ず通るこの状態。
そこで「自分にはやっぱり向かないわー」とか
「特に今、必要としないよね!」等と思って、続かない状態になりがちです。

けれど、変わりたい、やってみたいと言う気持ちと
出来ないかも・・と言う気持ちは必ず表裏一体。

続かなかった人はよく
「出来ないと言う気持ちに負けた」と言う表現をされるけど
気持ちに負けるってこと自体が、そもそも存在しない(笑)
コインの表と裏のように、常にセットなので
普段からどちらを見てることが多いか、なのです。

昨日のブログにも書きましたが
気持ち=精神論で片付くことではなく
どちらの気持ちも、人は有していて
「できないよー・・・」と言う心の声に、どうしても従ってしまう時と
「でも、できるかも!やってみよ!」と言う、こちらも同じ心の声に
背中を押されるときと必ず二つあるのです。

二者択一になった時に、どちらを選んでいるかで
普段の自分の思考パターンが見えます。
ちょっとここは俯瞰してみると、分かるようになりますよ。
それが分かると、不安になるパターン
やる気が出るパターン、ちゃんと見えてきます。

バレエは、気持ちの押し出し方法の練習もします。
(私のクラスでは、常に取り入れてます。)
感情をコントロールする表情の作り方も、お伝えしています。
表現に繋がることですね♪

ご興味持った方は、ぜひご予約お待ちしています。

案外いつも、妄想してます・・(笑)
妄想、空想、大好き!
Photo by Akira Nagashima

 

★バレエクラスのご案内★

バレエの基礎や、身体の使い方を身に付けたい方、
音楽性や表現力を磨きたい方は、ぜひ当スタジオへお越しください。
より細やかに、そして伸び伸びと踊れるように
バレエでセンスアップ!して行きましょう。
新宿御苑前と代々木にて、バレエクラスを開講しています。

レッスンは予約制となっています。
前日までにご予約頂くか、当日参加の方は
クラス開始2~3時間前を目安にご連絡下さいね。
Kayano Ballet Studio HP

お問い合わせは→こちらから




Kayano Kawai

バナーを作成

facebookもやっています。
お気軽にフォローしてくださいね。

今日もお読み頂き、ありがとうございます。
クリックで応援、いつも励みになっております。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ