子供と大人は違うけど(指導の本音)

子供のバレエを教えた翌日、よく喉が枯れることが有ります(苦笑)
あぁ大きい声出しちゃうもんなあ、と。
(のど飴、必須アイテム!)

子供を教える時は、小さい身体から出るパワーに負けないように声を出す必要があるから、それも致し方無い。
大人の場合そこまで声を張らなくて良いけれど、どんな説明をすれば伝わりやすいかと考えるため頭を使います。


子供に教える時、興味を引きつけておくことがまず難しい。
今は自由な意思を尊重するご家庭が多いのも有って、クラスをスムーズに進行できる状態にもっていくまでは工夫の繰り返し。
(まず、静かにする、というのは教わってるはずなんだけど??)

また、最初嫌がってる子がバレエを好きに変わるまでにも時間が必要で(特に親が習わせた場合とか)、でも好きになりかけた矢先、今度は親側の考えで辞めさせるケースも有ったり。
そんな場合は教える私の心も萎えてしまう。

大人の場合、まず「自分の意思」で始めて辞めることが出来るから、これもまた難しいことも。
半年続いた人は絶対続く、といつも思って見てますが、見切りを付けるのが早い。


自分の出来ないことが解決出来ないと判断すると、場所や先生を簡単に変えてしまう。
選択の自由ではあるけれど、かえってそれが上達の妨げになることも多いのに、と思う。


と、ちょっとネガティブな例を挙げてみましたが、日常生活にごく当たり前に潜んでいることで、逆にこれらのことが起きないことはむしろ優秀なんじゃないのかなあと思うのです。

教えてる側の目線、考え(私見)ですが、普段レッスンを楽しく感じて続いているなら、それはご自分も努力されて頑張った証拠ですね。

私は細かい注意が多いけれど(笑)、バレエに関するハードルは決して高くないと思います。
むしろ、出発点に立つところから教えてると思う^^
分からない人に合わせる、のではなく、分かるところまで引き上げてあげるのが「指導」。
ここが今の現代、誤解されてるのかも?と感じることが多いです。





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