渋谷松濤美術館で開催中の、中原淳一展に行って来ました。

中原淳一さん、美輪明宏氏が推してる方だなあと言うぼんやりした印象だったけど、実際に展示を見てイメージが具体的になりました。
可愛くて美しくて、美意識が高い。でもその美意識の高さの源が、戦争で破壊されたことからの復活と言う大きなテーマ。
イラストの展示も素敵でしたが、実際の洋服やデザインした浴衣などの展示もありました。それらが本当にお洒落!一つ一つ手が込んでいる。だけどそれも、洋服につぎを当てたりして大切に着るための工夫が原点。

ふと昔の母の様子が思い出されて、確かに自分でパターン(型紙)起こして作ってた。洋服が簡単に手に入らなかったからだけど、お洒落したかったんだろうなと。そんな世代には大いに刺さっただろうなあと思います。
今の時代と照らし合わせると、ちょっとそぐわないとかいう声も出てきそうな美意識だけど、それは戦後79年間のことを「過ぎ去った時間」だと思ってるからかも知れず。
色々な価値観が変えられてしまった中で、こんな丁寧さがあったのかと再発見するのも良いんじゃないと私は感じました☺️
「美しくなる」ということは、
他の人たちをアッと言わせるような美しさを見せびらかすことではありません。
また、決してゼイタクなことをするというのでもありません。
着飾ったりお化粧したりすることは忘れていても、身だしなみだけはいつも心がけて欲しいものです。
身だしなみの本当の意味は、自分の醜い所を補って、自分の姿がいつも他の人々に快く感じられるように、
他の人があなたを見る時に、明るくなごやかな気持ちに
なるためのものだということを忘れないで下さい。
(1956年「ジュニアそれいゆ」5月号より抜粋)
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