昨日のクラスレッスンの際に、それとなく「目指していること」を尋ねてみました。
すると
「踊っている時の身体の線が綺麗になりたい」
「技術面では、回転だと確実にダブルが出来るようになりたい」
等の具体例な目標を挙げてくださいました。
目標を持つと励みになりますね。そしてその励みが
「今の自分の、未発見の部分」を見つけるきっかけになるんじゃ無いかなと思います。
踊りを習い練習することを「お稽古」と言います。
(最近はレッスンに行く、と言ったりしますね)
お稽古=古(いにしえ)を稽(かんがえる)と言う意味だそうで、先人の教えを工夫、研究するという意味合いで、“考える”と言う部分が多く入っています。
立ち方の重心が違っていたり、骨盤付近の意識の緩みを目視して見つけた時指導する側の私は指摘しますが、すぐ鏡を見て確認しようとする行動を取ろうとします。
だけど、それは鏡を見ても分かるものじゃありません。
やって欲しいのは
「なぜその部分の意識が抜けているか」
に気づいて欲しいのであって、指摘された部分を自分で自覚することなのです。
(それも、その人にとっての「お稽古」になる)
「レッスンに行く」「バレエクラスを受ける」というカジュアルな響きになってから
バレエをまずは体験してみよう、何でも良いからやってみたら良い、とハードルは下がってきました。
だけどその分、クラス中に私語が増えたり、レッスンを隣で行ってる更衣室内で大声でお喋りしたり(某オープンクラスでのこと)んん?と感じることも増えました。
冒頭の方達は身だしなみや言動は保ちたいと考えるタイプで、決してお高くとまってる等では無く、堅苦しい訳でもなく
「お稽古する」と言う意味合いを大切にされる。
少し緊張感がある方が、心地いいものです。もちろんその中に笑いもある訳で。
ギブアンドテイクの心で、私も指導して参ります。

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