「100点じゃ無くても良い」

バレリーナは時に自分に厳しい(すぎる)傾向があります。完璧主義とも言うか、できない自分を容易に認めない部分であったり。

自分の身体が素材なので、できれば極上のものになって欲しいと、日々変えて行くことを行う訳です。良い踊りができるようになるために、自分の肉体を変えると言った方が分かりやすいかな。当然だけどそこには自分の気持ちが伴うので、自分や相手を見る目が厳しくなったり、できない時には自分を追い込むこともあるので、自己肯定感が余り高くないことも。

でもその状態から脱せる秘訣があって、一つは「年齢を重ねること」

年齢を重ねることは社会生活での経験値も増えるので、若い頃の強いこだわりから抜け出せるようになったりします。

もう一つは「世界観を広げること」

バレエ以外の人と知り合って違う価値観をもらう。世の中にはこんなにも頑張ってる人が沢山いるんだ、と言うことを知るきっかけになります。自分も精一杯頑張っているのだから、何かしら良い影響をもらえることもあるかもしれない。

バレエにどうしてそんな側面があるのかは、またじっくり書いてみたいと思います。(自分なりにわかってきたので!☺️)

年齢を重ねて心に余裕が出てきたら肝心の身体は老いていく、と言うジレンマもあるけれど(笑)、100点じゃ無くても良いんだとフッと肩の力を抜いてみることで、昔よりも良い状態になれることもありますよ、と今日の記事では書いておきたいと思います。


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