ポワントで立つ~足の感覚を大切に

昨日に引き続きポワントシューズと、そして足に絡めたお話。


以前バレエに詳しくない知人が、こんな風に仰ってました。
「トウシューズってさ、つま先で立つなんて普通じゃ考えられないことだけど、それを可能にしちゃう靴なんだねー」

おぉー!すごいとこ見てるやーん。
こういった見方が多分(絶対に)一般的なのだけど、それが表立ってくることは余り無いような。

人の足は地面を踏み、地面から受けとる感覚を感じながら歩きます。
最近の猛暑は空気も熱いけれど、アスファルトの照り返しもキツイ。そんな風に、元は土の道だったものが今は固められてフラットになり、どこへ行っても同じような感覚で”安全に”歩けるようになってきています。

足の裏の感覚は、本来はもっと繊細で良いと思う。靴があるから守ってくれるけれど、靴を履かない室内では可能なら裸足になる等で、足裏を自然な状態にしてあげると良いですね。


足裏の感覚が良くなればすぐトウシューズは立てるのか、というとそうではなく、足首や脛、脹脛を支えるための絶大なるサポーターとなります。普段足の裏はフワフワ柔らかいと思いますが、それらの筋肉がアーチとなって足を支えます。
ポワントシューズで立てる足、というのは、足首や脛、脹脛、そして腿強く細い筋肉で引っ張り上げられる脚の事を指します。それを鍛えるのが”ルルベ”や”ライズ”と言った「背伸び」の練習。

▼懐かし動画!ぜひご覧くださいね。

忘れちゃならんのが「🩰立つためでなく、下りられること」が出来る状態にもっていくこと☝️

が出来ないと、どれだけポワントを履いて踊りたくても踊れない、ということ。
そして今は本当に沢山の種類があるので、時間が許すなら探すことも可能だけど、お金もそれを選ぶ時間もかかる。それなら自分の足の伸ばし方や強化を見直しながら、今あるものを有効に使う選択もありますよ。

今回はポワントシューズに特化した形で書いてみましたが、普段では【捻挫防止】にも役立つことでもあります。足裏の感覚が弱ると捻挫しやすくなります。足裏の感覚を鍛えておくと、日常生活で捻挫することはかなり減ってくることも。

▼より詳しく知りたい方は、土曜日の基礎ポワントレッスンを受講頂くか、日時応相談でプライベートレッスンも可能です。ご興味ある方は下記からお気軽にお問い合わせください。


バレエは600年前に始まり、100年前に現代の姿になった総合芸術です。
”健康で長くバレエを踊れる方法・体づくり”をコンセプトに、23年に渡りバレエクラスを開講しています。身体を整えて楽しく踊りましょう。

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