与える側が伝えることの大切さ

~受けたい側が望むことだけではなく
与える側が、相手がどこまで伸びるかを
イメージして伝えることの方が大切~

バレエ教師兼ダンサー、河合かや野です。
いつもお読み頂きありがとうございます♡

私は40年ほどバレエと関わっていて
教えるようになってから、17年。
ありがたいことに毎回気づきや発見を感じます。
これは結構、恵まれた思考回路じゃないかなーと思う次第。
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私がクラスの構成を、大切にしている理由

それは、受けて下さる方に対して
動ける体になってもらえたら、と言う想いからです。

動ける体と言うのは
身体能力として優れてると言うことでは無く
自分の中心軸を通じて、前後左右、どこに足が出ても
反応できるよ♪と言う、反射神経的な意味。
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18歳で上京後「周りに追いつくには、稽古量が足りない」
と自分に言い聞かせ、とにかくがむしゃらに稽古してきました。
そういう経験を通じて得たことは、確かに沢山ありますが

身体は自分がどうなりたいかを具体的にイメージしないと
能力を発揮できず、そして向上してくれない
と言う性質を、兼ね備えています。

それに分かったのが30代。
そこに気づいてから、テクニカル面等がグンと伸びた時期があります。

 

私のクラスには時々、ダンス経験数年~の方が体験に来られます。
その時何を見てるかと言うと、その方の上半身や肩甲骨が
どの位足に反応して動いてるか、を確認していますが
なぜか上半身が足と伴って動く方に、殆ど巡り合わないのです。
そのため、アームスが上手く付けられない、と言うことが起きてます。

 

なんでかな?と思って話を聞くと
「上半身はブレないように止めて、足がまず動くように
ステップを習ってから、次の段階に進みます。」と仰る。

確かに全く初心者の頃であれば、それも一理ありますが
数年間ずっとその状態??
それっておかしくないかな?

質問すると「そこまで考えたことが無いです・・・」
と言うお返事が返ってくるのです。

そうなのです、先生を信じすぎてるのです。
「これが出来るようになったら、次へ進める!」と言った具合に。

学校でも無い限り、好きな時に行ってるようなクラスで
そこまで教えないよ~
もしくは自分でクラスレベルを下げて、受けてるかのどちらか。

オープンクラスって便利だけど
生徒さんが上達するようには、誰も導いてはくれません。
そのため分からない人は、分からないまま
何年もその状態にとどまるしかないのです。

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私がクラスの構成を、大切にしてる理由は
受けて下さる方に対して
動ける体になってもらえたら、と言う想いからですが

「この人はこの組み方だと
きっと今日はこの辺位まで、多分出来るようになる」
と言う
見極めがあるからなんです。

そこまでなぜ観察できるかと言うと
幼いころから1人で過ごす時間が多く
本や自然に対し「これはどうなってるの?」と
疑問を持つことが多かったから。
観察力は多分、半端ないです。

勿体ないと感じるのは、皆さん変わる気があるのに
情報に頼りすぎて、自分で確かめないこと。
そのため自分が本当になりたい姿が、イメージしづらい。
俯瞰する自分が必要なんです。

講習会を目いっぱい受けていた頃、海外の先生から
「今受けているものへの時間、お金、そして自分の気持ちを大切に!」と
言われたことを想い出します。

レッスン時間、捻出してるでしょう。
そのためのお金も、きっとやりくりされてるはず。
とても大切なものを差し出してる訳です。

 

何か拾えた、と思った方は
ぜひ一度体験にお越しくださいね。

今日も佳き日でありますように。

 

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