感情の表現を身体で行うことの、ツレヅレ

KayanoBalletStudio主宰
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

常々、人は皆表現者だなぁと思っていますが
成長するにつれて、言葉を通して相手に意思表示します。

言葉はすごく便利なもの。
だけど、言葉がまだそこまで堪能じゃない
小さなお子さんの場合、話しかけながら
自然とボディランゲージが大きくなる。

今私をガッツリ鍛えてくれてるのが
親子連れバレエクラスの赤ちゃんです♡

すごい至近距離にママがいるのに(いるのに!)
ちょっとでも自分から意識が離れてる~!と感じると、ギャン泣き(^^;
最初にこにこしてるのに・・・(笑)
ママもアクティブな方なので、レッスンしたいため
2人であの手この手を思考錯誤している90分・・

そのため、赤ちゃんにも社会性を持って欲しいので
一緒にレッスンしてくれる方を、募集中でございます☆
.

「嫌!」と言う気持ちを伝えられないから、泣く。
もちろん甘えてる部分もあると思うんだけど・・・
身体からのサインを感じ取る意味では
「泣く」と言うのは、とても沢山汲み取れるものがあるようにも思う。

でも現実的に、泣き声はものすごいパワーだから
ずっと接してると大人だって疲れますし、そして慣れる。
泣かなくなる、と言うのは、子供なりに諦めが分ってくるか
「嫌」が解消されるかの、どちらかなんだろうな。

バレエのクラスレッスンの時に
毎回感情を入れる必要は、ありません。
むしろ、自分の感情をコントロールして
無の境地で、穏やかな心になれるのが理想。

だけど「表現をしようね」となった時
色々な感情の表し方を、その場で行う訳でして

怒る、笑う、悲しむ、慈しむ、愛でる・・・などなど
様々な感情がありますが、それを身体で表わす時
私達は”照れ”が先にきてしまい
恥ずかしくて出来ない、と言うことがよくあります。

こういうのは、技術よりも
心のセンサーを、身体に表す練習を繰り返す。
そういうワークも、大切だと感じます。

クラスレッスンで、感情の表し方をステップで表わす、と言うのも
行っています。ちょっと演劇的で楽しいですよ♪
幅をもたせたい方、受けにきてくださいね。

Photo by Kiyonori Hasegawa

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身体表現は、社会のためになる^^ 

昨日は久々に「表現のためのWS」に参加してきました。
WSを教えてくれたのは中学時代の同級生で、演劇を中心にしたNPO活動をしている志保君から。
私、当日飛び入り参加でした(笑)

「パフォーミング・アーツ指導者のための、身体表現を探る
~バリアを超えるインテグレーテド・シアターの可能性~」

なにそれ、難しそう・・・と思われるかもですが
分りやすく言うと
言葉の壁
ダンスと演劇の壁
一般に健康的に暮らしている人と、障がいを持つ人との壁、等を
体の表現を通じて、超えて行きましょ、と言うもの。

講師がコンテンポラリーダンサーの方だったのもあり、動くことを前提に用意して行きましたが
参加者の方達が、演劇関係やダンサー(私含め、多分もうお1人)。
昨日は動いた部分と、演劇的な表現&伝えるための方法を色々引き出したりするワークが多かったです。

発想と反応、物事についてとことん考えること
そして「分からない人に対して、どうやって分かるように持って行くか」と言うことを再認識できました。

色々なワークをやってみて思ったのは、本当に分からなくて立ち往生してしまうことって
実は殆ど無いのかもしれない、、。
周りの反応を感じて行けば必ず起こす行動パターンがあり、そのお蔭で正解に辿りつけるんだなぁと。
正解に辿りつけた時は嬉しいし、周りが拍手してくれることで、更に安心できるのですよね^^
そして、こういったワークを受けるのが10年ぶりだったにも関わらず
忘れてる、とか、分からない、ではなく、むしろ
「あ、そういう事例、沢山今まで有った!」と思えること。

昨日は5時間半スタジオに籠ってあれこれ様々なクリエーションをしましたが
「次何するの・・・」や「つまんない」とか
無理やり従わされているような空気感では決して無く
全員の発想の中で進んで行くのが、とても楽しかった。
課題は次々に沸きだすように出てくるし、予め「〇〇をしますよ」と言う説明が無くても
「はーい」と言う気分で取り掛かれるのです。
進行してくれるレイチェルさんの、湧き出る様なアイディアも素晴らしいなと思いました。

『自立している』と言うのは、こういうことを指すのだろうな。
物事は考え方ひとつ。きっとやれば、誰でも可能なことだと思います。

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写真は30数年以来、同じ屋根の下で学んだ同級生同士ですよ~(笑)

さて、いよいよ明日から4月。
そして登戸スタジオのレッスンは、今日が最後です。
19:15~20:45 オープンクラス。
お待ちしております(*^_^*)

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