バレエ「ペトルーシュカ」のイラスト

近所にある馴染みのレストランの壁にかかっていたイラスト。
ふと目が留まる、ってこういうことやね。

”ペトルーシュカ”の、ペトルーシュカとコロンビーヌ

「ペトルーシュカ」
あらすじなどはウィキのリンクを貼りました。動画は1990年のパリ・オペラ座のもの。
”ペトルーシュカ”は、ロシア版ピノキオと呼ばれてるらしい。(そうだったのか)
バレエ・リュスのために、ストラヴィンスキーが作曲/ミハイル・フォーキンが振付。
音楽にとても特徴があるので、音楽だけなら聴いたこともあるかもしれません。


馴染みのレストランにはお店のマダムが昔海外で買ってこられたアンティークの調度品が多く、このイラストもフランスかどこかで買ってこられたんだろうなと思います。
オーナーマダムは亡くなってしまわれたので、どの国でどういった経緯で見つけ(惹かれ)たのかを伺うことはもうできませんが、きっと何かピンときたのでしょう。

イラストのお陰で久しぶりにペトルーシュカの動画を全編見ましたが、いつ見てもやるせないお話。
でもそのやるせなさも、ダンサーたちがとてもエネルギーたっぷりに魅せてくれているので、対比がジワジワきます。

私のこのブログも「バレエを広める、レッスンを知ってもらう」ための小さな存在ですが、全くバレエに興味が無い方も、知るきっかけのひとつになれば幸い、といつも思っています。




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初心者の方から経験者まで「エレガントにバレエを踊る」をコンセプトに、指導しています。

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薄井憲二先生のバレエ・コレクション展

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

美ってなんぞや?
そして伝えるってなんぞや?です。

故薄井憲二先生のバレエ・コレクションが
12/25まで、横浜そごう美術館で見ることができます。
こういうの、見ておくと良いよ、とオススメする理由として
先生個人が所有されているものに、歴史的価値があると言う点です。

詳しいリンク先は⇒>>>>こちら

私の過去記事をご紹介しますね。
二つとも、これに関係することを書いてました。

焼け跡の白鳥の湖

バレエ・リュス展

バレエ・コレクション展では、日本で戦後初めて上演された
白鳥の湖の舞台美術を担当された、画家藤田 嗣治氏のご紹介もあります。
かつて本を読んでおいて良かったと思ったのは
全体の流れとして様々な経緯があったのが分かるから。
全てノンフィクションなのですよ。
本当に、どれだけのエネルギーを注いで来られたんだろうかと。

バレエ・リュスは、近代の芸術には欠かせない出来事。
先日のさっちゃんの公演でも、ペトルーシュカの音楽を使っていたな。
何かしら、大きなうねりがあった時代なのですよね。

薄井先生は、残念ながら私個人としては交流はありませんでしたが
お目にかかったことは、幾度か。
ロシアバレエが大好きで、自らバレエを学んでおられた学生時代
戦争に行って、その後シベリアに抑留された経験をお持ちだったと伺っています。
そんなエピソードも、展示されています。

現代に生きる私達は、遺されてるものが有るお蔭で
過去の時代にタイムスリップできる。
へぇ~、とか、昔は大変だったんだろうね、等も言えちゃう。
実際に舞踊譜で記録されてる展示もあって
今みたいに動画を撮っちゃえばOK,と言う時代では無かったから。

展示を見て感じるのは、遺されてるもののクオリティが半端なく高い、と言うこと。
今のためには、過去を知る必要があると言うけど
本当に素晴らしいのです。
選ばれた人しかできなかった、と言うのもうなずける気がする。

だけど今は、教わる側の心根で
ある程度までは叶うことができる時代ではないですか^^
そして、自分の意思で動けるし。

 

写真はアンナ・パブロワさん。
かなり重たい衣装だったそうです。
映像も残っていて、これは本当にすごいなぁと思いました。

 

漠然とバレエが好きで・・と言うより
自分で何か表してみたい!と思ってやると、良いのかもしれません。
自己表現のツールのひとつとしてね。

 

********************

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バレエ・リュス展

新国立美術館にて、バレエリュス展を見てきました。
入口でオランジーナのサンプルサービスが♡ 暑かったので美味しかったです。

バレエ・リュスって知ってる?とスタジオ生に聞いたところ
「知らない・・」と言う声が約半数。そのため、ちょっとした危機感を感じてます・・^^;
でも私もよく分からない頃が有りました。
ただ幸運だったのは、シェヘラザードやペトルーシュカ
韃靼人の踊り(イーゴリ公)や、サティの音楽を使った作品の舞台等に出たことがあり
それを機に色々覚えました。
作品の音楽なら、知ってることが多いと思います。

衣装の配置も面白かったですが、古い時代から新しい時代に変わってゆくときに
生地が多様に変化していました。
コットンやシルクと言った生地から、レーヨンが入ってくるようになったり。
そして衣装の色彩やデザイン画が美しい!古典バレエの衣装とは、また違った感じですが
あれ、どこかのデザイナーのお洋服みたいだ、と思うものも沢山ありました。

ディアギレフが100年も前に、優れた才能を持つ人たちを集め
それをコラボレーションして、一つの舞台アートやプロデュースの流れを創ったと書かれてましたが
彼の商才と感性、そして興業プロデュース能力等が有ったからだと思います。

そして何時の時代も、お金は必要。
バレエ団が財政難に陥って、ディアギレフ死後は財産の分割やダンサーの解雇等
ある意味とても厳しい現実が有ったけれど、それは現代のどんな場所でも当てはまることですし
ただ功績が周囲によって認められていたから、助ける人や信念を引き継ぐ人が出てくる。
今があるのはそのお蔭ですね。。。


出典もと: vintagechampagnefever.tumblr.com
Nijinsky dans le Dieu bleu (Ballets russes, Opéra)
展示会場には、この写真と衣装もありましたよ。

スタジオ生連れて、もう一度観に行こうかな。企画しようかなぁ^^
では今日もスタジオでお待ちしています♪

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