芸術って何だろうなぁ、と言うツレヅレ

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

 

芸術って何だろうなぁと、長年携わっていて思いますが
形になっていないものを、形に表そうとする努力が、
ベースになっているんじゃないかな。

なぜ昔の人達の踊りや音楽が、
今も残っていて、現代の私たちがそれを練習するの?
と考えた時

”想像力”と言うものが、今よりも思い切り駆使していて
そして、紙とペンによって残されてるもの
口伝えで残ってるもの、があって

それらが受け取る側の責任感や、甚大な努力によって残されてて
それを何となく感じ取り、有難く感じるのかな・と。

ピアノを習っていた時
「アルプスの鐘」と言う曲を弾いたことがありました。
(当時12歳)

子供ながらに、アルプス→スイス→ハイジを連想
鐘→(テレビの名曲アルバム等で、こんな感じなんだーと連想)
そして肝心の曲は、とっても難しいと感じていました。

個人的にはもっと想像力を掻き立てる
何らかのレクチャが、先生からもっと欲しかったのかもしれない。
(結局ピアノは、その曲を最後に辞めちゃったので)

弾きこんで指のタッチが滑らかになっても
自分がどう弾いてるかが、客観的に掴めなかったのが
ピアノを辞めちゃった理由のような、気がします。
両親は上手に弾いてるよ、と言ってくれていたんだけど
それだけじゃわかんない・・・と言う、気持ちが有ったのですよね。
(当時は、自分の気持ちを上手く説明できない。
もういい、とか嫌になった、ぐらいしかボキャブラリーが無かった)

芸術が好きな子は、
妙に大人っぽい部分と(早熟さん)
自分を見てもらいたい、と言う気持ちが
人よりも、強いような気がします。
自分から生み出す「何か」を、大人に見てもらって
それを認めてもらいたい気持ちが強い気がする。(けっしてゴリ押しじゃなく)
だから難しい曲が弾けたり、
子供なのに大人っぽい踊りが出来ちゃったりするんでしょうね。

子供達に文化を!と思うのであれば
子供達が発信するセンスを大人がキャッチして
(上から目線じゃなく)伸ばしてあげる環境やヒントが必要な気がします。

それは教える先生達だけじゃなく
世の中全体がそうなることが、求められて行きますね。きっと。
大人が大人の知識を持っていないと、それは難しい。

だから大人も子供も、伝え方は違えど
同じ目線で、接するようにしてる私です。


photo by Akira Nagashima

 

 

 

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バレエとピアノは、相思相愛^^

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野

「あなたは、何のためにレッスン続けてるんですか?」と聞かれたら

私は時々
「ステキなピアノの演奏と一緒に踊りたいから」って答えます。

田町にあるアーキタンツで
現在モナコのモンテカルロバレエ団と
プリンセスグレースバレエアカデミーでチーフピアニストを務める

Massimiliano Greco

のピアノ演奏で、2年ぶりにレッスン受けてきて思ったこと。

もう、素晴らし過ぎるピアノ!
動ける動ける~♪
彼はエネルギー、ギブギブギブな人なんだなと感じます。

センターレッスン、普通は右2回、左2回行うのが
マエストロ、どんどん次々に弾いて下さるので
右3回、左3回、アダジオから殆ど動けちゃった!

音の煌めきや粒が降ってきてるみたいで
それが肌から入ってくるんです。耳だけじゃなく。

マエストロの身体から音のエネルギーが湧いていて
ピアノ1台なのに、2台、または連弾で弾いてるようにも聞こえる。
エコーの使い方に秘訣があるのかな。
音譜がいっぱいで、リズムはしっかりしているのに
メロディはふくよか。
音域の膨らみの幅がとっても広いんです。

写真は2年前のです^^

 

子供の頃のバレエ教室、10年間同じレッスン曲でのお稽古で
それが嫌で仕方が無かった。
楽しくないんだもん。
でも当時としては、致し方なかったこと。

上京してから、スタジオのプリマの先生から
レッスンで使ったCDをお借りしてMDに録音し
ずっとずっと聴いてましたよ♪
当時(私の中で)ピアノの生演奏でのレッスンは憧れそのもの。

 

バレエスタジオを始めた頃は、良い音源を探し求め
視聴ブースにしょっちゅう入り浸り
レッスンCDを買い求めました。

「ステキなピアノの演奏と一緒に踊りたいから」

自分が聴くのも、クラスに来てくれる人にも
良い音楽を聞かせてあげたい。

けれど動きに捉われると、音が二の次になるクラス事情・・
なんだか勿体ないなあと、思うことが多々。

 

バレエは、音に合わせて踊りを楽しむもの。
音をよ~く聴いて、タイミングの間合いやリズムを掴めると
テクニックが少しずつ、向上できる。
そして体も開いてゆく。
身体が開くのは、心がほどけて行くから、なんです。
それはCDでも同じ。

音の掴み方や間合い、しっかり伝えますので
あなたも音に合わせて踊れるようになりますよ♪

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