『鋳型』を活用する ~舞台回想録~

ダンススクウェアに写真が載っていて、「あー、もう終わったんだなー」と感じる今日この頃。
ちょうど先週が本番でしたものね。。
私はお付き役(立ち役)で殆ど踊らず振りも無く・・でも毎回殆ど必ずリハには行き、場の空気は感じるようにしていました。

衣装がキツかったからなんとかしなくちゃと思い、色々食事も工夫したのですが、有る時ふと『この衣装はアームス(腕の動き)に関してはすごく動かしやすいな~』と言うことに気づきました。
そして背中を緩めていると必ず脇の下(肩甲骨付近)に当たる箇所があり、背中をきちんと起こしておかないと着ていられないものだ、と言うのも分かりました。

舞台上で綺麗に立っていられるかどうか、そればかり気にして幕前には早めに舞台に行き、ずっと舞台上を歩き、空間を感じ・・。でもそれが良かったのかもしれません。

観に来てくれた方から(生徒さんなのでほぼ身内ですが)「先生、すぐ分かりました!」と。
初日のゲネで急きょ並び方も変更になり、予め伝えておいた箇所には居なかったのに、それでもすぐ分かったと言ってくれました。

「物語の中にちゃんと居る人と居ない人との違いが、舞台を観ていると本当によく分かります」と、後々感想を聞き、普段から細かく自分が言っていることを改めて「言葉」として客観的に聞いた時、ちゃんと教えてきて良かったと。。。
鋳型にはめる、と言う言葉は、良い意味では余り使われないけど、でも、鋳型を利用すると実は自由な部分も見つけられたりもしますね。
そして今、しっかりウェストは細くなり、そしてとても動きやすい。
これはご褒美なんだろうか・・・
お蔭で、ちょっと前を向く気持ちにもなっています(*^^)
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現代のプリマ像(なのかも?)

昨日リハーサルの帰り、17日の主役を務める酒井はなさんと駅までご一緒する機会に恵まれました。
更衣室で「普段どんなものを食べているのですか?」と言う突撃リサーチに対し
「本当に普通に、しっかりと食べますよ~」と。ただ、添加物が入ったものは極力避けているのだそうです。
「身体が資本だし、やはり人間3食食べられる量は限られているから、ちゃんとしたものを」と、はなさんの言葉。

たまたまその流れのなか、はなさんと駅まで一緒に歩いて帰った時に感じたのは
彼女の周りには、とても穏やかな空気が流れていると言うこと。
今の時代に求められるプリマは、ストイックな部分を自分の中に留めて、周囲には和やかな空気を醸し出す人が望まれるのかもしれません。
気遣いも素敵な方です。だから踊りを見ていたい、と感じるのかな。
長丁場のリハの後、クラス指導に向かう私に「どうぞ素敵なクラスになりますように」と激励の言葉をかけて下さり、嬉しかった♪(*^^)v

そして、はなさんが言うには「20代の頃よりも、体力が付いた」と。
それは私も同様で、年齢を経た方が、持久力も付くし、体力も上がったように感じるのです^^
踊れる身体は食事から、ですね♪

現代のプリマ像をぜひ観に来てくださいね。
15,16日のチケットは、まだ残席があるようです^^
”日本バレエ協会公演・白鳥の湖” → 過去ブログ「3月に舞台出演します」

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プリマは素敵な存在

15日からの本番に向けて練習が佳境に入り、常にプリマがその現場に居る、と言う状況です。

若い頃も思ったことですが、注目されることに対して、ある意味【自らを受け入れられる価値観を持つ人】のような気がします。
なんていうか。。踊りが上手い下手だけじゃない、人間そのものが見えるんですね。

こんな風に踊るんだーとか
こんな風に雰囲気出すんだー、等を 同じスタジオの空間の中で味わえるのは、出演者同士だからこそ。
見ているだけだけど、とても励みになりますよ^^

酒井はなさんのインタビュー記事。
瀬島五月さんのHP.

写真はPinterestより。

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私を描いて頂いたイラスト♪

先日 イラストレータのかわぐちいつこさんが、またまた素敵なイラストを描いて下さいました。
Kayano イラスト

そして今回ついに。。手元に置きたいと思い、購入することに♡
今後、名刺やHP等でも使用させて頂きます♡(*^^)♡
わーぃ♪ 嬉しい♪

過去のブログ記事「バレエを描くこと」 いつこさんのブログより
こちらも併せてぜひお読み頂けると嬉しいです。

最近ブログのアクセスがとても増えてきています。嬉しい限りです。
何か響くものがありますか?もしそうなら、とても励みになります。

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自分に合う作品の見つけ方

いつも読んで戴きありがとうございます。
こちらのブログでは、主にスタジオの事をメインにしていますが、時折自分の事を書いたり、そして「これはお知らせしたい」こともコンテンツに入れています。

私が今まで踊った中で、とてもとても好きなのが「ジゼル」です。

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2009年スタジオ発表会より 撮影:長谷川清徳さん

「あなたの中にジゼルを踊れる素養はあるけど、今はまだ早い」と20代の頃言われて、じゃあその時が来るまで待とうと。
当時のスタジオには本当に尊敬しているプリマの先生が居られたのですが、その方のジゼルをまだ自分は超えられないと言うのも理由でした。
きっと内面的なもので、それを見越して仰ったのだと思います。

やりたいものがすぐ出来ないのは、ある意味残念だけど「今まだ早い」と言ってくれる方が現在どの位居られるのかなと思ったりもします。
踊りたいならやったらー、的な風潮は気楽で良いけど、作品の質が落ちる気がしたりも。。。

以前スタジオ生が「これを踊りたい」と言ってきた作品について、話し合ったことがあります。
彼女が希望してきた演目は「海賊」。
海賊は相手をひれ伏できるキャラを持っているかどうかで舞台に立った時の印象残ります。でも、それが(まだ)無い状態では難しいんだよ、と。
テクニカルじゃなく、海賊のメドーラのキャラに合ってるかどうか、と言う部分では、どうしても合わない気がして。
彼女とは事情を説明し、違う作品を踊る事でまとまりました。目標ができたようで、頑張ってレッスンに励んでくれています(*^_^*)

女の子は昔から「~ごっこ」が好きです。その「~ごっこ」からのスタートでも良いから、作品のキャラを掴む練習をすること。
それがまず、自分に合う作品を見つける第一歩になると思います。

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インスパイアしていた頃を忘れない

懐かしの写真を2枚。
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長谷川清徳さん撮影 私が振付けた「バッハ組曲」

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ピエール・ダルド氏振付「アラビア」

とにかくいつもあちこちから刺激を受け、吸収することに命を懸けていた当時。
今は・・・スタジオのマネジメントや指導がメインになってしまっている。。今のスタジオ生の殆どの方は、当時熱に浮かされたようにあちこち飛び回っていた頃の私を知りません^^;
スタジオの運営は本当にいつも綱渡り。これではイカン。。と常に思いながら工夫を凝らすけど、本当に自分が学びたいことを「我慢」している状態では何も出来ないと悟り自分で自分の幅を狭めるのは一番良くない、と心の中で奮起。
すると今月、ある機会に恵まれました。

折しも市川團十郎さんが亡くなり、稽古風景がよくテレビに映ったりしていますが、ものすごい気迫。
自分を高みに追いやる気持ちすごく理解出来ますし、何かを背負っていたりしていればなおのこと、自己満足な高みではなく誰もが認める高み、と言うのは、とてもとても険しい道でもあるような気もします。

でもまた挑みたい。
なので、インスパイアしていた頃を忘れたくないのです。

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2つのレッスン風景の動画より

Facebookで見つけた動画です。
レッスン風景と言うか、舞台前のウォーミングアップの映像ですね。

この後に舞台が控えているのでしょう、ダンサー達のテンションがとても良い感じに上がっているように見えます。

明らかにプロフェッショナルな動きが満載ですが、舞台前のウォームアップは「自分の得意なこと」を沢山しているのかな、と。
そして自分の仕上がりに合わせて、各自調整もしているように感じます。

こちらもFacebookで見つけた動画です。
大人のバレエクラス。

蛭崎あゆみさんの音楽が上からかぶせてあり、とても素敵な仕上がりのPBですね。

両方を見ていてある共通点を発見したのですが、それは何だと思いますか?
どちらも指導者「レッスンティーチャー」の存在がしっかりとしていますね。
そして、動いている人に皆、自立性があること。

ここまでの状態に自分を持って行くためには何をどうしたら良いのか、読んで下さった方それぞれに感じられるものが有ったら嬉しいです。

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「バレエを描くこと」 いつこさんのブログより

以前「私を描いていただく、ということ」と言うブログを書いたのですが
イラストレータのかわぐちいつこさんが「バレエを描くこと」と言う題名で、ブログを書かれていました。
いつこさんは、実際にスタジオに来て頂いたことも幾度かあり、現場の生スタジオの空気を描いておられます。

「バレエをよく知らないとちゃんと描けないこともたくさんあります。
でも、奥が深い世界を描く試みはそれだけに楽しくやりがいがある
今はそう感じています。」~いつこさんのブログより抜粋

ここに載っている4つのスタジオの風景を見て感じたのは
どのスタジオもとても「温かい空気」だなぁと言うこと。
私もとても可愛くデフォルメされていますが(照) こんな風に普段教えているのかな。。^^

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私がこの先思い描くことは、自分の「想い」を共有できる人を増やすこと。
バレエは本気になって取り組むには、とても覚悟が居るものですが
その覚悟を分かち合いつつ、楽しめる人を増やすこと。
それは長い歴史を持つものを「絶やさない」ことにも繋がるし、意識の向上にもなっていくものだと思っています。
そのためには、色々な人の「視点」が必要なのですよね。

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自己投資についての雑感あれこれ

先だってのことですが、子供の頃や上京してきた当時のお稽古場を思い出話的に
「昔の教室は厳しかったから、行儀が悪かったり、覚える気が無かったりしたら先生から『出て行きなさい!』と言われたりしたんだよ」と言ったら
「え、お金払ってるのに?」と真顔で返され・・・
それについて、一瞬「えっ!」とは思ったものの「バレエ教室は習いに来る場所なんだから、来る側がしっかりするのは当然だよね」と答えておきました(^^ゞ

では本題。
踊ることに対して自己投資してきたことを考えると、本当に家一軒建つか、上質なハイクラスの車が買える位の金額と34年以上の時間を費やして来ています。

懐かしい写真を公開。
20歳頃、発表会で宝石のパドトロワを踊った時のもの。
宝石 パドトロワ

当時は上京して2年位。奈良の教室と東京のレベルが違いすぎて、要求されることそのものが高く、いつも注意ばかりされていました。
思うに「バレエを頑張りたい」と言ってドアを叩いてきた若干18歳の娘に対して、まずその厳しさと質、量、それらが必要だと見学の時から教えて戴いたわけで。
そこから同じ教室に居る子たちに負けないようにしたい、頑張りたいと、お互い競い合う環境に何年も身を置いていたのだとも思います。
そして働きながらのバレエは決して楽じゃない。。(当時ホテルで週5回7:30~16:00/17:00までアルバイト、その後レッスンやリハーサルを週6日、と言うスケジュール。それが約8年~位。)

アンナ・カレーニナ 

日本バレエ協会の”アンナ・カレーニナ1992年。” 東京文化会館。アンドレ・プロコフスキー振り付け。主演:ウラジーミル・マラーホフ、イルギス・ガリムーリン、ガリーナ・クラピーヴィナ(日本初演)

とにかく大きなバレエ公演に出たくて頑張ってました。 でも自分はバレエ団には入れない、とずっと思っていて(周囲と比較してまだ技量が及ばないと感じ)働きながらレッスン、と言う生活に明け暮れていました。教える事についての講習会にも沢山参加しましたが、それに掛かる費用も全部自分で負担。
今思うとアルバイト生活からよく捻出できたなぁと思いますが、今のようにネットも無い時代の情報源は全てバレエ雑誌や舞台情報が載った新聞からでした。
バレエ雑誌を買うと必ずプリマの方の「今までの道」みたいなのが書いてあって、自分も今しんどくてキツイけど、この方もキツイ中で踊って来られてるんだなぁと思うことが出来、それが励みにもなっていた気がします。

13年お世話になった稽古場を辞めてフリーになって、その後沢山オーディションを受けたりもしましたが、舞台での知名度が低いため良い役が来ることは余り無かったですが
ただあちこちに出向いて吸収した期間がちゃんと自分の中に確立しているため、それが今でも活用できる状態にあります。

自己投資を沢山してきた分、活用できる場を持つのが自分の課題であり夢だったりします。

最近は冒頭に書いたような人が多くなってきましたが・・・ お金を払っている、と言うことは、本当はとても意味があるんだってこと。
後は人脈。人脈形成も、とてもとてもこれからの時代は必要ですね。
人から必要とされる存在に、もっとなりたいと思います。

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私を描いていただく、と言うこと

昨日、イラストレータのかわぐちいつこさんからメッセージを頂きました。
「こちらの絵を、ベレーのページに載せても良いでしょうか?」

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こちらは2008年のおさらい会での舞台のもの。ヨーヨーマの「Obrigado Brazil」より、「Dansa Brasileira」と言う曲を使い、自分で創作して踊りました。
私の中でブラジルと言う国にはある種のオマージュがあり、それに対する想いがいつも存在しています。
いつこさんは私のFacebookの写真をご覧になった時、とにかく描きたくなったのだそうです。そして踊る喜びを感じる、素敵な笑顔です、とのコメント付きで掲載下さいました。
”こんにちは、バレエ絵描きの卵、ベレーです”は→こちら

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こちらのイラストは、5月にクラスをご見学に来ていただいた時のもの。
実際にバレエスタジオを巡り、そこから得るものを描いておられるのですが
スタジオ訪問、ウチが初めてだったとのこと。とても嬉しいです。
”プティトルティ バレリーナのマーガレットFacebookページ”は→こちら

イラストレータさんだけあって、色々な細部をとてもよく捉えて下さっているなぁと改めて嬉しく思うのと共に、「察知」する力が自己の表現力を高めることにもなるんだな、とも感じています。
いつも「何かを感じ取りたい」と思って鉛筆を手にされ、そして何か察知したらすぐ「労い」の言葉をかけてくださる。
その優しい心が、イラストにも表れるのでしょうね。
これを励みに、これからも頑張って行きたいと思います。

そして♪いつこさんが描かれる、マーガレットカレンダーも販売中です♪
購入希望の方はHPのお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

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