新国立劇場バレエ団の「ジゼル」を鑑賞してきました。
ジゼルは何度も観ていて尚且つ自分も踊ったことがあり(ウィリもジゼルも)、昨年はジゼルのお母さん役まで演っちゃったぐらいですから、なんだか関わりのある作品の一つかも~と勝手に思っています。
だけど、昔言われたこと
「ジゼルって、世間的にはマイナーな作品だから」
そうか、、ストーリーとしてみると、中々面白いのになぁ。
☆ということで、ジゼルのお母さん役を演じる際、参考にした本を元に書いたブログはこちら。
鑑賞日は4月12日(土曜)ソワレ、主演は米沢唯さん/井澤駿さん。
唯さんは先だってご自身の体調不良による降板があり、主治医から暫く舞台を控えるようにという診断の後、治療に専念され復活してこられましたが、それが主人公のジゼルに被って見えました。
いやぁ素晴らしかった。唯さんの復活、おめでとうございます♡
また、自分はこの作品をよく知っているけれど「もし、知らなかったら?」という前提でもって見るようにも務めてみました。すると今回の演出はとても演劇的な部分が多く、フォーメーションも色々工夫されていて、初めてこの作品を観る方には
「音楽劇」とか「舞踊劇」
として見れるんじゃないかな?と。
一幕の人間社会での関わり方、そこには身分制度がしっかり存在していて、また二幕の幻想的かつ最後のシーンでは「この世とあの世」の違いをしっかり見せる演出。構成を変えただけで、こんなにも立体的に見えるものなんだ..と感じました。
バレエは言葉が無い演劇でもあるし、踊りそのものを見ることもできる。
それに加えてストーリーが理解できたら、とても楽しめます。
7月に英国ロイヤルオペラハウスでの公演が決まっている新国立劇場バレエ団。演劇の国でも精一杯演じて欲しいです♪


幕間のワインタイム。これが楽しみだったり😊
「大人のバレエをエレガントに美しく」踊ることで生き生きとした毎日を
日本ブログ村ランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください。励みになります。
