今日の記事は、指導しているカルチャーで耳にしたことより。結構こんなことアルアルかもですね。
とある楽器系クラスの受講生さんが先生に「私、家族に◯◯習ってるの内緒なんです♪」とカミングアウトされてて、先生は「ええーー!」とかなり驚かれていました。
先生は「練習は….どうされているんです?」と尋ねられると、「主人がいない時や、後は自分の部屋に籠った時にやってます♪」と答えていました。
習い事されてるの、ご家族に内緒なのかあ….(そういえば昔ウチにも居たな)と思い出しながら聞いていたのですが、多分その講師の先生、少し寂しい気持ちになっておられたかも。
教える側の立場になると分かることなのですけど、ご家族の理解や応援って、結構大きい。
「遊び」「趣味」「気晴らし」と捉えられがちなジャンルは、刺さる人には刺さるけどそうじゃない人はさっぱり分からん、という性質を持っています。(受けて来た教育もあるし)でも大事なのは「さっぱり分からん」派であっても、そのジャンルが存在している事をまず知ることから始まると思う。
知った上で、自分には合う合わないで済む問題なのだけど、昔気質な方の場合「なぜそれをするんだ」と干渉する事もあるとは思う。多分それが面倒で家族に言わない、と言うケースもきっと沢山あると思います。
興味を持てない人を責めても仕方ない訳で(でもやっぱり関心持ってもらいたい場合)、足がかりとして演奏会や公演に一緒に行く等、何かしら働きかけをしてみるのが良いかな。そして無理に感想を求めず、自分はまずトコトン楽しむ☺️
興味がなくても実際の現場に行く事でスケール感が掴めたり、演者さんの力で楽しい時間になったり、そういった時間の共有を繰り返す事で理解も深まると思うのです。これは焦ったりせずゆっくりと、相手を育てるつもりで。
文化度って現実の生活に良い意味でプラスになっていきます。「遊び」「趣味」「気晴らし」と言われても気にしない。その範疇で終わらずに、掘り下げたかったら頑張れば良い。でも家庭生活に影響が出過ぎないように、場合によっては話し合う必要があるかもしれない。
そして大抵は「しょうがない、応援しよっか…」となるものじゃないかなと感じている、一バレエ教師兼ダンサーです☺️

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