昨日は79年前に広島に原爆が落ちた日。
不思議なのが、自分が実際に戦争体験した訳でも無いのに、当時の背景などを本やネットで読むことで、子供の頃よりもリアルに状況を思い描けるようになっています。
多分子供の頃から教えられてきた故の蓄積もあるだろうけど、想像力が増したという実感が感じられるのも成長の証なのかな。
こういった「想像力」の深まりは、多分大きい方が器が広いと喩えられやすいけど、実際のところは感じ取る部分が大きいほど自分自身への負担も大きいもの。
昨日は原爆について書かれていた本の一部を読んでいた時、これだけ悲惨なことを淡々と表せる旦力ってすごいな、と。残さなきゃ、という思いに突き動かされながらも、発行された当時の状況からものすごく色々考えて書いたんだろうな、というのが伝わってきました。
読み手としてはリアルに感じた後、その波に飲まれないように自分を保つ方法も必要で、そのバランス感覚も実は練習が必要なのですよね。
多分その感覚が、信念とか信条に変わって行くんじゃ無いのかなと、ふとそんな風にも思ったのでした。
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