バレエのブログを長く書いてきていると、(私の場合は特に)あちこち脱線しがち・(反省)
なので今日は”基本に立ち返った”ことを書いてみました。
ぜひお付き合いください^^
昔からよく言われたことなのですけど
「皆が揃うためには、レッスンから一緒にやらないとダメよ」と。
喩えるとすれば「同じ釜の飯を食う仲間」みたいな感じですよね。
これってかなり整合性があって、90分のクラスを一緒に行うことで、全員の空気が揃っていきます。
(なので、舞台をやる時は”リハーサルだけ参加”よりも、クラスレッスンから参加の方が良い訳です。)
初心者であっても、他人の動きや気配を察知できる人は、相手の動きを見て真似ることが上手くなる=上達が早くなる。
気配を見ながら形をなぞれるというのは、踊りに対して必須のスキルで(多分お仕事でも使える?)
それができる人はアウトラインから形作ることが上手かったりもします。
指定された順番は、スタジオに複数名居たら全く同じことを皆が行う訳なので、焦る必要もないのですよ。
なので落ち着いて、時には周囲から盗み見て、自分の頭にインプットさせながら動きましょう。
「先生の指示に従う」
あるステップの際の指示で「右手、右足から動いてね」と言われたら、その通りにする。
私だけ足だけやりますとか、他の人と違ったことをやらないこと。
先生が伝えたことは、その日の課題です。
もしくは分からなくても、その通りにすること。
教えている側は「同じクオリティ」のものを見たいのです。(上手とかそういった意味ではなく)
右手、右足からと指示出しているのに、各自がバラバラだったら「伝わって無いのかな?」と思ってしまう。
間違えた人の中には「自分はまだできないからとりあえず、ま、どちらからでも出せばいいや」という考えになるケースもありますが、それはNG。
そういったことが習慣になり、正しく覚えられなくなります。
【まとめ】
今日の題名は「踊りを揃える」としましたが、クラスの中で様々なレベルの人であっても、全員の空気が揃うと、一定水準に見えるようになってくるものです。不思議。
思うに、人は「水平垂直」が歪んでると居心地悪くなる。
誰かが違うことをしていると違和感として察してしまうから、空気感が保てなくなる。
多分そういった”肌感覚”みたいなものはきっと誰しもが持っていて、上手さのレベル云々じゃない部分だから、それが分かるんですよね、多分。
なので、動きを揃える=踊りを揃える、という点、ぜひ大事にしていきましょう。

Photo by 長谷川清徳
過去発表会「ジゼル」より第2幕
コール・ドバレエ全員大人リーナさんでした。
”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエクラスを近県の幼稚園で開講しています。
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