先日受講して下さった方のメッセージより。
かや野先生こんばんわ。
お世話になっております、昨日も素敵なレッスンをありがとうございました。
先生のご指導を一人占め…贅沢でした。
レッスンノートを付けているのですが、昨日は6ページに渡る大作
(いつもは2、3ページくらいです)が書けました!
先生とお会いしたのはまだ2回ですが、
レッスンを受けると身体だけでなく、メンタリティも均整が取れるような気がしています。
来月も、先生のレッスンを受けられる日を楽しみにしています。
とってもとっても嬉しいです!ありがとうございます。
こういったメッセージは、とても嬉しい。
そして客観的に自分を見れる人って、すごいと思う。
良いレッスン、良いレッスンって言うけど
具体的に「なに?」になりやすいので。

先日、フッと想ったこと。
ピアノでもバレエでも、習得するのには相応の時間が掛かります。
それも10年、20年、と言った単位です。
自分がそれなりに技量を身に付けて
それから他人様に、提供出来るようになるまで
時間もお金も、命を使って習得してる訳でして。
それを、時間と回数で「切り売りしてる」と言っちゃ何だけど
最近の”オープンクラスレッスン事情”の傾向としては
どうしてもそんな風になってるように、感じています。
それもあるため
バレエは全体レッスンと、プライベートレッスンの両方が有って良いと思う。
個人スタジオの強みと言うか、小回り。
場としてまとめ上げるのと、個としてのその人を
より良い状態に持って行くのとでは、方法が違います。
これらは教える側の経験で、全然変わってくるものだと思ってる。
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経験って何で積むのか?と言うと
舞台経験がまずあること。(できれば公演に出演レベルの技術や経験年数)
基本~応用に至るバレエのステップや、動きのお手本が見せられて
クラスレベルや、年齢、目的に添ったクラス構成が組めること。
また当然だけど、用語の意味とパが理解出来てること。
そして音楽的表現、作品の意味の理解、継承すること等など。
他にも色々ありますが、ざっとこんな感じ。
現役ダンサーに習える人は、素晴らしく綺麗なお手本を
目の前で見ることができます。
プリマやプリンシパル級の方に習うと、惚れ惚れしてしまうのは
動きが美しいから。
けれどお手本を見せて、それを解説して分かるように伝えるのは
全く別のスキル。言葉のスキルかな。
それも一緒に磨くのです。
自分がやってることをかみ砕いて、言葉にしてまとめて
それを自分よりも経験の無い人、感覚の違う人に伝えるのですから
言葉通じてるんかな?言ってること、分かってるかな?
出来るようになるのは、まず理解できてからで良いんだよ、って・・・
教える側が心の中でどれだけ言ってるか、想像されたことがあるでしょうか^^
時に「どこそこの先生は、お見本としては完璧じゃないけど
出来ない人の気持ちが分かるから、良い。」と言う声も伺います。
私も昔は、それを先生に求めたことがありました(笑)
けれど、先生の立場では
「相手が出来ない」と言うことに、共感していてはいけないもんなんだ、と
教えるようになってから、分かりました。
相手が出来るように、持って行けば良いんだから
共感している場合じゃ無いんですよね。
そこに加えて、場の楽しさ、面白さとか
習ってるメンバーの雰囲気、スタジオの環境などなど
色々なものを一瞬にいっしょくたして、習う側は、無意識に要求してる訳です。
これは私も習う側の時に、感じたりすることですが
贅沢すぎるよ、お稽古出来るだけで良いと思わなきゃ、と
自戒を込めて書いています。(ほんとに!)
でも面白さは、有ると場が和みますから、有った方が良いな(^_^)
言葉に表わすと大げさだけど
教えるキモチ、伝わったら嬉しいです。
3月になりましたね。
今年の春は酉年の私からすると「羽ばたき」かもしれません・・・
春の入会キャンペーン、行っています。
バレエ教師兼ダンサーが指導する、バレエクラスです。
大人からのバレエは、エレガントに美しく
そしてチャレンジ精神で、臨みましょう。
バレエを通じて心がHappyに。
新宿と代々木他で、レッスンを行っています。
Kayano Ballet Studio
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