~自分のスキルを上げるが故の、悩みと解決法~
今日は節分でもあるので、心にずっと想っていたことを書いてみました。
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私は18歳で上京してきた時
自分が稽古場の中ですごくへたっぴなのが分かったので
そこからすごくすごく、努力してきました。
そして30歳ちょっと過ぎて、元パリ・オペラ座の先生に付いてから
その当時の自分の学びっぷりや、アクティブにあちこち出掛けてひたすら吸収しまくり
そのお蔭で、身体への知識やバレエへの基礎がようやく出来あがり
教えると言う仕事を通じて、自分を常に振り返ることが出来ていると感じています。
ただね・・・・
自分のスキルが上がって行くと
周りから、特別視されることが増えてきました。
それもダンサー仲間ではなく、私の場合はいわゆる「大人バレエ」の方達から。
一時は、通っていたオープンクラスで知り合った人に
ウェアを全部真似されたりとか、
背後にピタっとくっつかれて、お稽古されるとかが、しょっちゅう。
他には、クラスを受けに行った先で(初見ですよ)
先生から、「今日はこの方お手本にして!」と言われたり(何回もありました。)
私、お金払ってこの場に来てるのに
なんでこんな、いらんストレス感じなきゃいけないんだろう???
もやもやもやもや。
自分のために頑張ってきたことが
人から見ると、なぜここまで羨ましがられるの???
羨ましいと言う目線は、人を舐めるように見上げ
そして相手から受ける言葉は、褒めてるようでいて
その中には、羨望の念がドロドロ。
憧れとはまた違う、とてもとても重た~いもの。
本当に気を付けないと、自分でもうっかり出してるかもしれない。
でも中々指摘なんて、してもらえないことですから。
当時はプライベートでも、そう言った感情を中々吐きだせず
誰かに言ったところで、理解してもらえなかったので
結局は「忘れる」とか「気にしない」ようにして、やり過ごしてきたけれど
それも本当は、最善な解決策ではなく
やはり「嫌なものは嫌!」と言えることが一番最短の解決策で
そして「自分を大切に、自分で身を守る」ことをしないと、と思います。
言われなくなるためには、突き抜けてしまえば良い!
そういう考え方も、もちろんあります。まだ中途半端だから、打たれるのだと。
で、今は
(仮に)突き抜けた後、周りに誰が集まってくるか。
そこをとても見ています。
☆今教えてる対象が「大人バレエ」の方ではありますが
ウチに来てくれる方には、いらぬ感情に振り回されず
本当に自らが向上したい、と思う気持ちでお稽古してもらいたい。
だからよそ様のクラスよりも、敢えて厳しめの言葉にしてることも。
それは私の経験から。
どうぞご理解くださいまし(#^.^#)
知識をめいっぱい吸収した後、それらをクールダウンさせる期間が必ず必要で
今はそれが良い塩梅で、熟してる時期。
今は大人の方で基礎力しっかり身に付けたい方、多いですよね。
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