時には体のメンテナンスを

一昨日のことですが、久々にマッサージを受けました。
マッサージも最近は沢山増えてきていて、一体どういうのがあるのか、初見では中々分からないのが悩み。
あ、これはバレエスタジオもきっと同じですよね^^;

私が受けたのはソフト系のカイロプラティックで、近所の飛び込みです。
”一見さん”の立場で新規開拓をする際、最初は本当にハズレ覚悟で飛びこまなくてはなりませんが
(私なりの)見極め方をお伝えすると・・・

1.料金が明確であること。
2.施術者の雰囲気が外からでも分かる事(大抵はチラシを外に置いてあることが多いので、それを見る)。
3.明るく清潔そうであること。
4.外看板等に書いてあることを自分なりに理解でき、ピンときたら多分OK。
(症状や施術者の簡単な経歴等) など。

結果・・ 結構当たりな整体院でした。
なぜなら、過去に言われたことを言ってくれる施術者でしたし、受けている時に嫌な感じはしなかったので。(←これ、結構大事です)
患者さんやお客様の身体を触れる仕事は、その人のハンドパワーが直接反映されるので
美容師さんやネイリスト、マッサージ師等の相性ってとても大事な気がします。
料金も技術も大事なんですが、触られて違和感のある人だとその後続かない。。。です。。。経験上。。。

ところで、マッサージを受けると必ず「自分が持っている症例や歪み」を言って下さることが多いですが、人間誰も完璧な方は居ないので、それを受け入れていくと良いと思います。
ちなみに私も一見何事も無さそうに見えますが、しっかり自分の症例や歪みはありますし、長い間トレーニングや座学等で学んだおかげで動きの誤差を減らすことが可能なだけです。
なので身体を治す(癒す)プロに、たまに自分を委ねることも大事。
そして教師との信頼関係を築きつつ、自分の身体を作り上げるのも大事。

バレエをレッスンすることは、僅かずつですがアスリートに近づくことでもあるんです。
だから人任せ、自分任せ、ではない気持ちで頑張りましょう。

軸の位置と骨

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”軸”の線についての解説

軸の位置と骨
本当は寝て撮影してもらったものを縦にしてみました。モデルは私です(^^ゞ 

身体の軸が分からない、と言う方がとても多いのですが
「耳の後ろの線を通り、踵まで伸びてゆく線」が体の軸です。
この線を感じて動いていると、とても色々な気づきが生まれます。
姿勢、顔の表情、筋力バランス、そして空間。

腰の後ろにエクササイズボールを置いているのですが、最近はこの腰のSカーブが潰れている人が多いそうです。
姿勢が崩れて猫背になると腹筋が弱まり、軸は簡単にぶれやすくなります。
座り仕事が多い方は特に要注意なのですが
私もPC作業に没頭する時はいつも腰の所にボールを当てて
直接腰椎に体重が掛からないようにしています。

フロアバーのクラス では、クラス前にこちらの身体の部位を説明したあと
呼吸を通じ、身体をほぐすようにしながらエクササイズを進めています。今の時期は自分で自分の身体を温めることも取り入れていますので、終わった後はホカホカに♪
バーレッスンの前の自分への集中にもなりますので、「自分をみつめる」習慣にも良いですよ。

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ルルベとポイント:踵の使い方について

爪先を伸ばす、と言う動作について、写真入りで解説してみました。
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こちらはドゥミ・ポジション。しっかり指の付け根全体で床を踏み、理想は甲との角度が90度以上。
そしてなぜアキレスの辺りを押さえているかと言うと、土踏まずをしっかり上げた上で、踵を安定させることが大事だからです。

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ポイント(つま先を伸ばした)状態。

甲がしなる、と言う状態までしっかり持って行くまでは足首関節の柔軟さも大事。
その次は、踵を押さえておくことで、アーチを保ちます。
足指を余り使わなくなった現代人は、この爪先を使うことが苦手です。でも、脳から一番遠い部分を使うことは若返りのエクササイズでもあるそうです。

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こちらはシルヴィ・ギエムの足の写真。すごいですね!^^
美しいつま先は「ダンサーの好物」とも言います(笑) 足先、手先が綺麗だとやはり目が行きますし、この強いつま先は身体の中心から作られます。
頑張ってお稽古しましょう。

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ストレッチボール・活用法

先日Facebookで「毎晩寝る前にストレッチボールを腰に当てています」と投稿したら
「ぜひどんな風にしているのか、写真を見せて欲しい」とのリクエストが有ったので
今日のピラティスの時に撮ってもらいました。

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ストレッチボールを腰椎~仙骨付近に置いています。体重をかけるだけでも効果アリ。
私はリュックを余り使いませんが、普段リュックをよく使う人はこの場所に重さがズシンと来やすいですね。
過去に腰を痛めたことがあり、メンテナンスのためずっとマッサージを受けていたのですが
先生が遠くに行ってしまわれたのも有って、最近は殆ど自己管理にてセルフマッサージ。。。
骨盤に当たるように置くと腸腰筋がストレッチされ、それが地味~~に痛いのですが
ついでにお腹も一緒にほぐれます。

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こちらは背中に当てていて、背骨の自然なカーブを取り戻します。
肋骨と胸骨に繋がる辺り(アンダーバスト付近)は一番疲れやすい個所で、かつ痛い時もあります。
肩甲骨と肩甲骨の間まで当てて両手をバンザーイしながら、肋骨下部は思い切り開くのがコツ。
ここが固い方、多いですね。
呼吸は鼻で吸って、口から吐くのが良いです。肺も一緒に鍛えちゃお。
(余談ですが、肺活量は18歳の時7000㏄ありました^^ 多分今も・・余り変わりないかも。。)

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こちらは胸骨(胸のリンパ節)にボールを当てています。私の場合、とても痛い。。。
PC作業が多いのと普段の持ち歩く鞄が重いため、かなりの負担が掛かっているようです。
写真を撮ってもらいながら「痛い痛い」と言ってました(^^ゞ
でもここをほぐすととても表情が柔らかくなり、美人への近道♪
女性は特にデコルテに当たる場所なのでほぐした方が良いですよ♪

自分で日々メンテナンスするようになってから、自分自身の「身体の揺らぎ」をより繊細に感じるようになりましたが
それに対する対処策も出来るようになりました。
ここで使用したストレッチボールは¥100ショップでも売っていますが
空気を抜いて持ち運んだりするもの(スポーツショップで販売)は、¥1000位で買えます。
空気が抜けるものの方が、おススメです。

ぜひ普段からセルフマッサージ、してみてくださいね。

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バレエスタジオと言う市場と、運動についての認識の差

最近駅でよく見かける大手英会話スクールの広告に
「すぐ、今からでも始められます」
「どこの場所でも始められます」
等と言うキャッチコピーが目立ちます。

英会話とバレエは、直接的には違うかもしれませんが
どちらも東京での市場は、本当に物凄い勢いで加速中です。
どんどんスタジオが増えていて、それに合わせて教師も増えている。
ウチみたいに小さな個人スタジオ(時間貸しでの運営)も含めたら、本当に沢山沢山。
先日、日経ビジネスネットが、こんな記事を載せていました。
3人に1人は寝たきり」の時代へ、増える40代の要介護予備軍

スタジオに来られる初心者の方で、20代なのに脚力が弱いなぁと感じる方が実際に増えています。

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写真はPinterestより 
この動作が辛く、踵が高く上げられないとか、その反対に、つま先が伸ばせられない、早く歩けない等。
プチ・ソッテ(小さなジャンプ)やルルベを多用したレッスンを組むと嫌がるのは、足の筋力の弱さから来ているのかな、とも。

バレエを始める人が増えているのなら、実際にこういう問題は減ってくるはず、、なのに、より露呈していると言うのは、データが取りやすくなったことに加え、入門や初心者レベルのクラスが「クラスを始める以前」の段階から用意しなくてはならないところまで来ているのが現状ですね。多分。。

筋力の弱さを、バレエレッスンだけで賄おうとするととっても大変です^^;
ぜひ普段から、歩くことや足腰を鍛えることを念頭に置いてみてくださいね。
そして並行して、バレエレッスンを楽しんでいきましょう。
もちろん継続することによって筋力も増し、出来ることが増えてきます。

ちなみに私がバレエを始めるきっかけになったのは、父の「足腰鍛えておくと、将来ボケない」と言われたからです(^^ゞ
無論、今まで続けているのは、踊りそのものに対して魅了されているからですが。
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クラス指導前にパチリ。ハムストリングスとアキレス腱はクラス前必ず伸ばしておきましょう。無理にバーに足を乗せなくても良いので、出来ることから行いましょうね。
(撮影場所:代々木スタジオミキ)

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身体への意識の持ち方について

以前”ピラティス受けています”と言う記事を書きました。
この記事を書いた時は、必要な筋力について、のレクチャーの意味で書きましたが
相変わらず人は筋力よりも「私、身体が固いんです」と、柔軟性への意識が強いんだなぁと感じることが多いです。

柔軟性に対する憧れは、皆さんそれぞれ強いと思うのですが
では、どうして柔軟しなくてはならないのか、と言う部分に関しては「?」な方が圧倒的です。

身体が柔らかいと
1.肩こりが治る
2.怪我しにくくなる
3.綺麗な身体になれる 等など
多分、外部から植えつけられたイメージで、こう答える方がとても多い現実。

本来は、動く前にどの部位をストレッチしておくかとか、動きながらどこをどう筋トレしておくかとか
結構「拘り」が出てくる部分でもあるのですが、その拘りが最初から大きすぎると、身体は動けなくなってしまいます。

順番が覚えられないと言う方の場合も、身体もどう使おうかとかを考えてしまって、自分の五感を感じるよりも先に、理屈で動こうとしてしまう部分も大きいのかも。。

なぜ理屈になるかと言うと、「綺麗な動き方への概念」とか「イメージ」への憧れが必ずそこには有るのだと思いますが
「綺麗な動き」と言うのは理屈ではなく、「意識の持ち方」から生まれます。
意識の持ち方、と言うのは、いつも同じだと同じように動き
変えてみよう、変えよう、と思うことによって、そのように動くようにもなるのです。
なので、自分が普段やっている方法を一度再認識したり、再意識してみる洞察が必要です。

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その意識を気づかせるために、バレエの先生は存在します。
ぜひ自分の世界観のみで解決してしまわず、相談しあえる関係が理想だなぁと思ってます。

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綺麗な立ち方

まず・・・

こちらは一昔前には「内股!」!と叱られたであろう立ちかたです。
バレエダンサーは内股にしてはならぬ、と言われたくらい、こんな姿で立とうものならとっても嫌がられました(^_^.)
ですが今はニュートラルポジション(パラレル)も使いますし、このような立ち方も作品によってはアリかもしれません。

「正しい立ち方」と聞くと、大抵は土踏まずの上に頭が来るように、と教えられます。
要は重心がどこに掛かっているかなのですけど、体には軸のラインが真っ直ぐ上から下に降りてくる線があります。(具体的には耳の後ろから背骨を通り、下りてくる)
逆を言うと、こちらは下からも真っ直ぐ上がってくるイメージ。
この線は本当に糸が上から下がっているような感覚を持った上で培われます。
そのためには土台の足元がしっかりと、そしてすぐ動きだせるような意識が必要です。

本日の北千住クラスでも、レッスン終了後「もう一度立ち方教えてください!」と質問してきた方が居られました。
立ち方を直しただけで、足が2センチは長く見えるようになりましたよ♪
皆さんも一度、自分の立ち方をチェックしてみてはいかがでしょうか(*^^)

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