吾亦紅は秋の花

9月に入ってからパッタリとゲリラ豪雨が止み、嬉しい限りです。お天気大変だったものねえ..

夜は鈴虫が泣くようになりました。秋を感じる植物は色々あるけれど、吾亦紅(われもこう)もその一つ。

母の俳句の師、細見綾子先生の一句
「野の花にまじるさびしさ吾亦紅」

昭和四年(1929年)の句。

母もですが、細見先生も人生で大きな失意を味わっていた頃に俳句に出会ったそう。俳句の五、七、五の文字数の中に自分の思いと季節を詠むことで、心を保ったのかな。

俳句には「同人」と言って、俳句結社に入社して会員になった後、主宰が実力を認めた人が同人になります。母が所属していた「風」は全国規模だったので、同人や会員数も多かったのを覚えてます。

句会にはよく子供の頃くっついて行ったことも多かったけど、俳句自体はさっぱり分からずじまい💦

でも先日図書館で偶然「細見綾子の百句」という本を見つけて、昔のことを思い出したのでした。

今月の16日は母の命日。母と関わってきた人の俳句本を読むのもなかなか趣が深いものです。奈良の句もあるので、多分案内したりしてたんじゃ無いかな?なんて思ったりするのです。


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この先続けるか迷う時もある


5月の連休、1年で一番綺麗な季節ですよね。

5000記事に向かっていく際、自分がどんな風に
(良い意味でも)経年劣化していくのかなぁ?と、ふとそんなことを想いました。
そうした時、当たり障りない日常のことやバレエ指導のことを毎日書いて
今後このまま続けるんか?と。
(続けるのは得意だけど、人って惰性になる時もあるし)

以前も書きましたが、2年前に亡くなった母は24歳から俳句を詠んでいて
これまで3冊の俳句集を自費出版しています。
1万句以上の中から選び、それを本にすべく纏める編集作業をしている時に
「お母さん、よくそんなに俳句沢山作れるねー」
と尋ねたことがあります。
そしたら「季節の流れを見てると、頭に色々浮かんでくるから作れるねん」
と言ってくれたのですが、何か形に表すとか書き続けるのは、結果そういったことなのかなと。

〇〇作家、という仕事の人は、常に何か新しく生み出したり
また撮り続けたりしています。
多分過去のものに満足せず、というのではなく、その時その瞬間を
今の自分を通じて描いたり、書き留めたり撮ったりしているんだろうなと思います。

踊ること=自分のレッスンが欠かせませんが
これもやはり長く続けるためには、ちょっとした刺激が必要で
ふと周りを見渡したりした時に「あ、あの人こんなに頑張ってる!じゃ、私も~」
と感じる存在が居るかどうか?かもしれません。
それは同じ教室に居るのか、SNS上で知り合った人なのか、それはその人の出会い方で、
でもそこから何か刺激を受けて、少し新しい風が入るとしたら大いに歓迎すべきかなって。


★何事も「義務じゃないんだからー」でOKなんだけど
きっともっと、複雑な想いが人の心の中には有って
なんとなくモヤっとしていたり、でも心の中でやらなきゃと思っていたりする時は
辞めないで続けていた方が良いと思います。

偶然にも、五月のことを書いた句だった!





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母の俳句の同人誌

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


今日は天皇誕生日。どことなくまったりとした朝。

生前母が属していた俳句の同人誌を、姉が送ってきてくれました。
発行人の方他が数ページに渡り、寄稿してくださっています。ありがとうございます。

「言葉を詠む」=句を詠む、のはある程度の感度の良さが必要なのと、最初から手慣れてるわけでもないから言葉が練れて熟すまでそれ相応に沢山詠んで作ることと、「句会」では自分の作った句を発表して周囲の人に知ってもらい精査されるから、良し悪しも理解できるんだろうな。

母は後年、賞の選者にも携わっていました。俳句を選ぶ側になるとまた色々な思いもあったみたい。
言っていたことをぼんやり思い出すと、今私が「うーん・・・」と感じることと似通っていて、何だ、結局似てること悩むんやな、とも思う。

人を理解することって時間も必要だけど、何かのきっかけで「そゆことなのか」と言った気づきもあるものなんですよね。

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母の納骨と俳句集


こんにちは。

昨日は母の納骨式でした。
昨今の状況を鑑みて、今回は帰省を諦めましたが
後で送ってくれた写真を見ると、とても良いお天気の中執り行えて良かったです。

昨日はその時間、母の俳句集を読んでいました。⇒母の句集

母は3冊、句集を出していましたが、この『惠』には、私のことを詠んだ句も収められてます。

バレエで身立てて十年秋深し”

(娘は)二年で帰る予定が、気づけば十年東京に居るんだなぁ、と言う想いが籠ってる。
今はもっと、居るけどね。

俳句って難しいとか、高尚なものと言うイメージがあるのか、かつて
「お母様は随分と高尚な趣味がおありなんですね」と、本を紹介した方に言われたことがあり
(当時少し皮肉っぽく聞こえてしまった。)そのせいか、少し敬遠気味な自分もいて。
だけど今読み返すと、日々の出来事や自分の感情や想いを17文字で表しているせいか、むしろ身近な記録になっていることに気づく。
もっと理解して、読み込んであげていれば良かったな。
で、読み終えた後は、心地よいお昼寝タイムに・・(笑)



ここは奈良の、閻魔大王様がいるお寺より。
生きてるうちに、もっと色々経験しておかねば、だなぁ。

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