「バレエの歴史」を学ぶようになってから想うこと(1)

10月になりました。
秋~冬、好きなんです。暑いの嫌いだー。冬生まれのせいもあるけれど。


「バレエの歴史」≒世界史を振り返るようになったのは、ライムライトさんのお陰です。
過去にもちょこちょこと振り返ってきていましたが、多分今がものすごく踏み込んでる?(自分比ですが)
歴史好きな人って、自分の興味のある時代や範囲をぐぐーっと掘り下げる習性があると思います。(私はそう笑)
それを論理的に説明くださったお陰で、近代史を読み返すようになりました。これが実は苦手な分野で。だけど「良い機会なので、知りましょうよ」と、(現実的は言われてないけど)そんな風に捉えてみたりしています。


最近のバレエ、現在の感覚に合わせて、こんな考えも出てきたりしています。

どうなる?バレエなど古典作品のジェンダーや人種・民族のバイアス

(海野先生のインタビュー記事をリンクしました)

詳しくはリンクの記事を読んで頂けたらと思いますが、要は19世紀時代に創られたバレエ作品の世界観が今の時代に合わないということで、演出を変えていこう、という動きがあるのですよね。

元々バレエはキリスト教と大きく関わっていて、(昔はその性質ゆえに迫害されたこともあったとか)
でもやはり物語の中心になる国は、ヨーロッパやロシア。大雑把だけど言ってしまえば、一神教の国。
片や日本は多神教というか、神道や仏教等の考えが元にある国。日本の風土がそうさせるのかもしれませんが、古の頃から外国から取り入れたものをオリジナル化してしまえる、そんな大きな力があるように感じます。
そして国の歴史が長いお陰で、古いものを継承することが自然にできる。言ってしまえば、昔は昔、今は今、と自然に割り切って考えられる知恵を持ってるようにも、私は思うのですけど。

あくまで個人的な考えですが、過去の価値観とは違うという意味でどんどん作品を変えようとしていくと、過去にあったことが無かったこと、のように捉える人も出てくると思います。
もちろん、新しい見方の改訂版等は楽しみですけどね。
でも元々は創られた時代の時代背景があったから、そうなった訳で。

古い時代のものを今見ると何か違う、と感じるのは自然な感覚ですが、その当時の事を知るという考えにはならないのかな?(うーん)
これらは歴史観でもあるので、すぐには答えが出るものじゃないけれど。
続きはまた追って書きたいなと思います。


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自分で”空気を創り出す”

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

レッスンに参加する時、なぜか委縮する。
緊張する。頭が真っ白になる・・・等々、こういった状態になってしまう時は大抵
「気持ちが空回りしてる」ことが多いんじゃないかな、と感じます。
いわゆる「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」の状態なのだけど
気合を入れた後グッタリ疲れてしまって、燃え尽きてしまうのではないでしょうか・

だけど裏を返せば責任感が強く、完璧主義的な面に加え、なおかつ”忠義”的とも言えます。
自分の楽しみのためだけ、であれば、実はそこまで自分を追い込まない(だろう)し。


でもそういった人に注意をする(指摘やアドバイス)時、こちらも実は伺いつつなことが多いため、参考にしているのが昔の”武将と家臣”の関係。

今は鎌倉殿の13人とか、その前の麒麟が来るとか、まぁ「ドラマだよね」と割り切って観てる部分もありますが、昔は人を追い詰めた先に起きる「事件」が多すぎて^^; 正直ちょっと引きますね・・
世界史も時々参考にしますが、絶対的に相手を自分に従わせる、と言うのは本当に難しいものです。
融和的にやれていたとしても、他国に攻め込まれてしまった故に服従させられるとか、日常茶飯事的に登場するし(今の世界情勢にも通じる点は沢山あるし)。


でもそうじゃない環境で、しかも「学ぶ・教わる」と言った目的なら
少しリラックスしつつ、失敗も笑い飛ばしながら一歩一歩行くのが一番だと思います。
よく「空気を感じながら」と言うけれど、空気そのものには固いも柔らかいも無いですよね。
でも固い空気とか柔らかい空気と言うのは、居る人がその場の雰囲気を作り出してしまうものだから。
何事もリラックスして臨みましょう。


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