お腹の引き上げ~”肋骨下部を持ち上げる”③軽やかに舞おう!

お腹の引き上げシリーズの3回目。今日は「軽やかに舞おう!」

さて先日、背中をマッサージしてもらっていたら、本質的な指摘が。
「あのさぁ、世間一般の人に”肋骨下部”って言っても、わかんないからねー」

あ、確かに!ちなみに「ジョコツ」ではなく「ろっこつ」と読みますねん。

体の構造に対して詳しいのは教えるには便利だけど、受け取る側はそこまで知識が無いことが多い。なので気づかせる。

身体をどう使って動かすか、その機能を活用して踊るか?と、知識は自分の可能性を大いに広げてくれます。


(過去写真より)


これは「リフト」と言って、男性が女性を持ち上げる際、必ず手の位置が「肋骨下部」に来ます。
また、小さなお子さんを抱っこする状態を想像すると分かりやすいですが、脇の下~肋骨にかけての、骨がしっかり固くなってる部分に手を添えますよね。

子供は嫌がってるとズッシリ重たいですが、喜んでると軽く感じます。(これホント!)
この原則を、踊る時に活用してしまえばいいのです。



リフトを行う際、少しジャンピングしてから持ち上げてもらうことが多いですが「ジャンプをする=体を上へ放り投げる感覚」になります。

上に投げたボールは軽く感じ、落ちてくるボールはちょいと重く感じる
➡そして決してむやみにあちこち投げない。
多分、無意識に皆さんそうしてる。投げ続けられるように意識をボールに向けているはず。

お腹の引き上げも、この感覚を応用するといいんでないの?

【問いかけ】なぜ、必死すぎるとお腹は上がらないのか?
こうあらねばいけない、間違えてはならぬ、覚えねばいけない、ミスしたら恥ずかしい・等等の雑念で頭の中がいっぱいになっていると、自ずと体は固く重たくなります。
そんな時お腹への意識をすればするほど、お腹は緊張で固くなり、重たくなります。

【まとめ】
”軽やかに舞うように”というのは、体重を感じさせない、という表現。お腹と背中は一対にあるため、どちらも連動させる。そして動きだしは「肋骨下部」から。

感覚を言葉で伝えるには中々難しいですが、その感覚を磨くことを心掛けると、きっと何かが見えてきます。


そしてもし分からなければ、お気軽にクラスにおいでくださいね!



バレエが踊れる身体になるためには、基本的な動きをコツコツと積み重ねますが
その過程で健康面で良い影響が生まれたり、表現の面で発見が見つかったり等
自分の身体を通して、一生楽しめる存在になります。

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