バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日に引き続き、またまたスタジオHPからのご紹介。
HPにはバレエの歴史、豆知識
と言うコンテンツを入れています。

HPは私の自作です。
最近は秀逸なHPも増えているため見栄えや機能的な部分では負けちゃいますけど^^;
だけど、伝えたいことは適材適所に入れてると思う。

ポワントを履いて踊る＝クラシックバレエ。その当時ポワントシューズは、軽やかな妖精達の動きをイメージして生み出されたもの。（そういった“幽玄さ”を求める時代だったから）

HPでは１行でしかご紹介できなかったけれど
ゆくゆくその技術を身に付けるために、バレエのレッスンがあると思っても良いかもしれません。

バレエがフランスで発展し衰退した当時はフランス革命が起きたり、ロシアで花開いた後には、ロシア革命が有り、その後バレエ・リュスを通じて全世界へ広がっていきます。

そのもっと前には、十字軍の遠征があり、疫病や戦い、内戦….様々なことがありながらも、バレエ作品はそんな暗い世相の中、それらを振り払うような明るく楽しくなるようなものが、生み出されたりしています。
男女の恋物語が多いのも、娯楽が無い時代だからこその演出。

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今の日本では「自分のため」に習えるし、踊ることが可能。
観るものだけじゃなく「自分が踊るもの」でもあるんですね。

３０年前、今みたいに大人のバレエ教室、沢山ありましたか？
無かったです。
コンクールも沢山有りましたか？
無かったです。

コンクールは、本当に選ばれた人達だけが出るものだったし、大人で気軽に習える教室は無かったし。
でもある時マスメディアやドラマ等からインパクトが起こり、そこから流れが変わった。

日本にバレエが入ってきてから約100年になるけれど、まだ世の中の認知度含め何かが誤解されていたり、ある特定の事柄だけが独り歩きしているように感じたり。

私が発信していくことで、何かが変わる、とは思っていないけど、少しでも理解しようと思ってくれる人が増えてくれたら嬉しいな、と思っています。

写真はアンナ・パブロワさん。
昨年末に観に行った、故薄井先生のバレエコレクションでも
ひときわ目を引いたお写真でした。

 

４月に舞台出演の機会があります。

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