バレエ教師兼ダンサーの、河合かや野です。

今日から大浜幼稚園は、2クラス体勢です。
新しく入ってきた子達は、個性が強いので（笑）
ヘトヘトになるのを承知で、今から心づもり！

初日からウェアを着てお稽古できるように
先に入会手続きを済ませて頂く方法を取りました。
送られてくる入会申込書
「姿勢が良くなってほしいから」と言う言葉が、あちこちにありました。

これは先週の様子です。

＊＊＊

「良い姿勢をつくる」のは、環境と習慣から。

まだ筋力が無いうちは、ぽわわんと立ってるものだし
何よりジッとしてないから、それだけでも体幹トレーニングになるんだけど
これからだんだん・・成長するにつれて、色々出てきます。

もう少し大きくなって、身長が伸びてきたら
座る姿勢に気を配る。
足を揃えて座るようにする。

顔に髪の毛がかかるヘアスタイルよりも
額やこめかみの部分をすっきりさせ、耳の位置をいつも
感じさせるようにする。

書く、食べる、立つ、何かを持つ
そしてこれらの日常の所作が、良い姿勢と繋がるためには
やはり身体を動かし、そして左右を均等に使う動きを
体にスムーズに入れられる運動が、相応しいと思います。
（だから私は、一番最初に水泳を習ったんだと思う！）

大人になったら、自分の意思で姿勢を改善して行く必要があります。
30歳過ぎたら、姿勢を注意してくれる人なんて現れませんよ！

漠然と思うより、素晴らしく美しい誰かを見て（モデルさんでも良い）
自分との違いに大きくショックを受けて（笑）
そこから気づくも良いと思います。

目は本来、遠くを見るためにあります。
人間が二足歩行を始めたのも、より遠くまで”食糧”を探せるように
進化したから。

その目が、現代社会の生活習慣だと、近くしか見ない。
自ずと背中は丸くなります。背中の機能を使いこなしてないから。

バレエが綺麗な姿勢を作るのは
綺麗な姿勢を作る方法論が、エクササイズの中に組み込まれていて
そして身体の、それぞれのパーツが持つ特性を活かして
体を整え、変えてゆく力があるからです。

目は遠くを見て、背中はその目がある頭を支えるために
より上に行くために伸びる。

大いにバレエ、やりましょう♪
普段余り身体を動かさないので固くて・・と言う方には
セルフケア+エクササイズのクラスもあります。

今日も佳い1日になりますように。

 

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