題名は今更なことかもだけど、
自分に問いかけてみました。
あるバレエスタジオでのアンケートに
「なぜあなたは踊るのですか?」と言うのがありました。
Photo by Akira Nagashima
私は8歳からバレエを始めたけれど
踊りの怖さや、積み上げてゆくものへの難しさがようやく分かったのは
18歳で上京してから。
それまでは楽しいことしか、知らなかった。
新しい土地で知らないことを吸いあげてゆくことへの楽しさと
頑張りなさい、と言う声に後押しされて
大変な事も今まだ色々あるけれど、情熱は今まだ、何とか保ててる気がする。
若い頃は、上手い人がとにかく憧れで
練習っぷりや自分への厳しさをみて
自分もそうなければならない、と想ったりしたものだった。
自分を律しないと、絶対に上手くなれないなと。
大学で舞踊専攻をしたお蔭で、バレエ以外の、コンテもジャズも
踊りの1つとして経験できた。
日舞やフラメンコも、短大の時やったけど
もっと身体に染み込んで動くところまでやれていたら
また感覚違うんだろうな、と思う。
けれど教えるようになってからは、他人が頑張っている姿を見ても
感化されない人達が居るんだ、と言うことが分かってきて
最初の頃は、価値観を全否定されたような気にもなったけど
あるいみ、そういう人への対応の仕方も工夫できるようになったり。
*
*
頑張ると言うのを、若い頃は
自分をひたすら追い詰める方向へと向けることしか、分からなかった。
けれど、今になってみると
なぜ踊るのかと改めて問うてみた時
その時間の全てが、とても愛おしいと言うか
時間は消えて行くものなのに、積み重ねとして蓄積されるものと言うか
またいまだに自分のことを認め、声をかけてくれ
良くなろうとアドバイスしてくれる人が居るのかとか
むしろ、そっちの方が有りがたくて
それに応えて、変わってゆく自分が楽しいと言うか
心が満たされると言うのは
今の自分に不満があるから、それ以外のものを求めると言うのではないと言う
ごくごく当たり前の、真理。
だから私には、ストレス解消のために踊ると言う選択肢が無い。
その時間が無くなることの方が、ストレスだから。
私の踊るための動機付けは
『自分らしくいたいから。』 かな。
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