踊りに向き合うことへのツレヅレ

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昨日も作品練り直し。
今は家に居ても、歩いていても、今は頭の中に音楽が流れていて
それをイメージしながら、の日々です。

実際にスタジオで踊るのは限られた日数と、そして時間であったとしても
普段の生活の中でも、頭の中に音楽を流しておくことは出来ると思っています。

昨日借りたのは1時間。
正直あっという間・・なのに
終るとぐったりしているなんて、体力が落ちたんだろうか、とか思ってしまうけど
そうではない・・と思いたい(願望)

生徒さん達の踊りは、リハの度に私があれこれ言って直して行きます。
でも自分の踊りは、まず自分に対して非常に辛辣になります(^_^.)

ここが出来ないから変えたい、と言うこと
自分で創っていても出てきます。
それは古典バレエのバリエーションを踊っていても、多分絶対に出てくることです。

「〇〇のバリエーション、ここが難しくて出来ないから振りを変えて欲しい」
過去の発表会リハの時に、そう申し出てきたスタジオ生が居ました。
でも中々「良いですよ」とは言わなかったです。
その作品はその振りがあるからこそ、と言う部分でも有ったし
練習を何度もした後だったらまだしも、2回目位の練習で言って来られたので。

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誰かが創ったものに対して、他者が勝手に手を加える、と言うのがどうしても出来ないタイプ。
だとしたら、音楽だけそれを使って
全く新しく振りを創ってしまった方が、まだ良いと思う。
ただ最近は作品のニュアンスを損なわない程度に、どうしても、な部分だけは
変えて練習させたりもしています。
それは普段を見てるから。踊る人の技量や経験、そして練習への取り組み方を見ています。

変えて欲しいと言ってきた人は他が良くても「苦手」と言う意識が、その部分になると前面に出てしまうため
どんなにかみ砕いて説明しても、中々一歩を踏み出せなかったです。
だからとても時間が掛かりました。

でも舞台ではちゃんと成功したので、自信をもってくれたのなら良かったけど
結局その舞台を最後に辞めてしまわれました。
私と、舞台経験が浅い人との
「意識の違い」なのかな、と受け止めましたが
結局は踊りそのものに対する経験の違いだったのかもしれません。

晴れの舞台裏には、苦~いことも沢山あるのだけど
それが有るから、綺麗な環境(照明や装置・衣装)に見合う自分になって行くのだと思っています。

そのためには、普段を頑張りましょ。
絶対に、普段から変えられる。

梅雨空の、しっとりする空気だけど
今日もスタジオでお待ちしています^^@代々木スタジオミキ

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