私がレッスンを受けているバレエの先生は、色々なことを直感的に仰います。
しかもそれが当たっていることがとても多くて、毎回ドキっとします。
余りに当たっているので、普段そんな風にも見えるのか・・・とも思うのですが
レッスンを通じてのお付き合いをしながら、先生とお話したりしていると
「踊り手としての、知性と思考」をとても大事にされているんだなぁという所に行きつきます。
「踊り手としての知性と思考」・・・ どんなことだろうと、特に若いうちは思われるかもしれませんが
自分の意思と目標を持ったら、その更に次の段階のこと、のような気がします^^
例えば稽古場ではとても綺麗なのに、舞台に出ると霞んでしまうとか
またその逆で、稽古場ではそんなに目立たないのに、舞台ではとても華があるとか
そんなことを踏まえて、どう対処していくか、とかでしょうか。。
「稽古で貰う注意は、舞台を観に来たお客様からの声」と言うことが、ようやく私も分かってきました。
舞台を観に来る方は、発表会であろうと公演であろうと、出演者を知っている知っていないに関わらず
「舞台が好き」と言う 思いの中、来られています。
中には〇〇さんのお付き合いだよー、と言う方も居られますが、心の中の1%は舞台が好きな部分が必ずあるはず。
そしてお付き合いなら余計に、出演者への思い入れもあることと思います。
舞台に出るなら、観に来てくれる人へどう「プレゼンテーションするか」
ベテランになれば、今までこなしてきた舞台数の経験から色々考えられることもあると思いますが
まだ「楽しみの段階」であっても、心の中に留めておいて良いと思っています。
観に来てくれる人が「あの男性ダンサー素敵ー」とか
「〇〇ちゃん、今度この作品なのねー、頑張ってるー」と言う 応援目線で有ったとしても
出演者はその人達だけに応えるために踊ってはいけない、と・・・
貴女のことを知らない人が、貴女を舞台で観た時に、どんな印象を持つか。
自分を知らない人に対して、踊りを通じて、自分をどうさらけ出せるか
私はそっちの方が、大事な気がするんですよね。。^^
Source: en.wikipedia.org via Natalia on Pinterest
Source: balletalert.com via Natalia on Pinterest
写真はPinterestより。
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