個人レッスンのススメ

昨日のレッスンは、期せずして個人レッスンとなりました。
(急な個人レッスンの場合は、通常の個人レッスン代よりも、少し安価で承っています)

個人レッスンは、まだまだ敷居が高い様子。。。
緊張するとか、普段のレッスン料にプラスまでして受けたくない・・とか、色々な思いがあるかもしれませんね。
でも、普段のレッスンは『グループレッスン』
受講人数が居れば居るだけ1人に費やす時間は減るのが普通、また一連のクラスの流れはできるけど、満足度の度合いは毎回違う場合も出てきます。
けれど個人レッスンだと疑問や質問を存分に出来ますよね。
特に入会直後の方や、初めて間もない方、いつも質問しないで帰っちゃう方等には、個人レッスンは有効かも、と感じたりしています。

昨日の場合、フロアバーでのエクササイズを行った後バーレッスンで普段の疑問をクリアにしていきました。
するといつもよりも更に深く5Thポジションに入るようになり、普段よりも更に高いルルベ(つま先立ち)が出来るように♪
肩を痛めている方だったのですが、それもスムーズに動くようになってとても嬉しそう。
「次のレッスンが楽しみです♪」と帰って行かれました。
どんな事を行ったかはレッスンでのみ、体感できます♪

※フロアバーのレッスンは、床に座ることが多いので、ウォームアップできるウェアをお持ちくださいね。

普段のレッスン料はグループレッスン料、個人レッスンはその付加価値料金として捉えて戴きたいと、いつも思っています。
幾人もの先生に習うより、1人の先生から引きだせるだけ引きだして自分のものにするほうが、絶対に絶対にためになる。
「この先生から、徹底的に習う」と言う気持ち、持っているかいないかで、この先大きく違ってきますよ。

個人レッスンについての詳細は→こちら
(対象は当スタジオの受講生となっておりますが、外部の方でも受付可能。 ※現在は女性のみ)

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(昨日、クラススタート前の一枚。)

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雪の成人式

本日は成人式。
ただ、東京では近年まれに見る、大雪なのかもしれませんね。

私が成人式の時も雪でした。
丁度翌日が大学のスポーツマッサージの単位取得のための試験で、どうしても翌日東京に着かなければならなくて、夜中大雪の中をバスで帰京した思い出があります。

私が二十歳の頃に昭和から平成になりバブルも少しだけ経験して、等と色々な「時代の流れ」がありましたが、今の二十歳の子たちにもそれ相応の時代の流れは必ずあり、それを経験して行くのだと思っています。

私は東京でバレエがやりたくて20代はそれに捧げた感じ。でも今の時代だと、海外と言う視野も手に入る。そういう意味での時代の流れは感じますし、今って良いなぁと思いますが
それ以外ではデフレで、モノや思想の価値感が私たちとは全然違う中で育っている彼らを見ていると、「もっと頑張っても大丈夫なんだよ」と言っても、「わかんない」と言う人が多いようにも感じます。

でも、若さは「今」しか無いし、自分の周囲とは違う人達とどんどん会っていくことで視野が広がるのは、いつの時代も変わりません。
それに昔よりももっと色々なことが容易になっている。それを上手く生かし活用できる知性を身に付けて、ぜひ頑張って欲しいと思います。


(※ 当時作ってもらったテレフォンカード)

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食べ物と時間配分のバランス

寒に入り、寒い日が続きますね。
昨日の朝食です。

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チーズトースト:エダムチーズとグリュイエールチーズを細かく刻んでトッピング。

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先日家から送ってもらった野菜を使って、ポトフを作りました。

普段からも、結構朝から食べます(^^ゞ
この日は食後2~3時間後から動く予定が入っていたのでそれに合わせたメニューなのですが、普段も〇時間後にはこんな予定があるよねーと、それとなくですが計算しています。
おおよその消化時間と、運動に必要な栄養素(豚肉なのでビタミンB1が採れます)を、先に補給しちゃうのも一つの方法。
運動後のお肉は疲労回復、運動前のお肉は活力に。
朝パン食が多いのは消化が早く、特に朝のレッスンに行った際、身体が重たくならないから、と言う理由から。
食物にはそれぞれ「グリセミック指数」と言うのがあります。それに則って食べると良いのです。

ポトフはソーセージじゃないと、と思いがちですが、どうもピンとくるソーセージが見当たらず、角煮用の豚ばら肉で代用してみました。
今回使った野菜は、人参、ネギ、タマネギ、セロリの葉、ニンニクです。今回蕪は入れてませんが、有ると味が染みて美味しいだろうな♪
味付けは塩コショウのみ、ブイヨンも入れてませんが、豚肉からでたうま味のお蔭で、とても滋養たっぷりの味に仕上がりました(*^_^*)
ぜひ、お試しくださいね。

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バレエスタジオと言う市場と、運動についての認識の差

最近駅でよく見かける大手英会話スクールの広告に
「すぐ、今からでも始められます」
「どこの場所でも始められます」
等と言うキャッチコピーが目立ちます。

英会話とバレエは、直接的には違うかもしれませんが
どちらも東京での市場は、本当に物凄い勢いで加速中です。
どんどんスタジオが増えていて、それに合わせて教師も増えている。
ウチみたいに小さな個人スタジオ(時間貸しでの運営)も含めたら、本当に沢山沢山。
先日、日経ビジネスネットが、こんな記事を載せていました。
3人に1人は寝たきり」の時代へ、増える40代の要介護予備軍

スタジオに来られる初心者の方で、20代なのに脚力が弱いなぁと感じる方が実際に増えています。

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写真はPinterestより 
この動作が辛く、踵が高く上げられないとか、その反対に、つま先が伸ばせられない、早く歩けない等。
プチ・ソッテ(小さなジャンプ)やルルベを多用したレッスンを組むと嫌がるのは、足の筋力の弱さから来ているのかな、とも。

バレエを始める人が増えているのなら、実際にこういう問題は減ってくるはず、、なのに、より露呈していると言うのは、データが取りやすくなったことに加え、入門や初心者レベルのクラスが「クラスを始める以前」の段階から用意しなくてはならないところまで来ているのが現状ですね。多分。。

筋力の弱さを、バレエレッスンだけで賄おうとするととっても大変です^^;
ぜひ普段から、歩くことや足腰を鍛えることを念頭に置いてみてくださいね。
そして並行して、バレエレッスンを楽しんでいきましょう。
もちろん継続することによって筋力も増し、出来ることが増えてきます。

ちなみに私がバレエを始めるきっかけになったのは、父の「足腰鍛えておくと、将来ボケない」と言われたからです(^^ゞ
無論、今まで続けているのは、踊りそのものに対して魅了されているからですが。
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クラス指導前にパチリ。ハムストリングスとアキレス腱はクラス前必ず伸ばしておきましょう。無理にバーに足を乗せなくても良いので、出来ることから行いましょうね。
(撮影場所:代々木スタジオミキ)

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”親が老いる”ということ

この記事は今回の帰省での、忘備録的なものとして書きました。
ここに書いた事の、更に後ろにも色々なことを心中に秘めつつ東京と言う場所で私は生活をしていますが、かつての自分をおおいに反省し、そして向き合わなくてはならないことの渦中にいます。

こちらを読まれて、どんな感想をお持ちになるかは、その方の状況それぞれかと思いますが
どんな人でも平等に、受け止めていくことなのかもと感じたことです。
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初詣に東大寺へ向かう際中、母が私の手を握ってきました。
あれ、どうしたんだろう、と思った時
「腰が痛くて歩けへんのよ」と。
全く歩けない訳では無いけど、支えが欲しいと言う意味なのだなと理解し、それからはずっと手や肩、肘を貸していました。すごい力(重い)だと思いました。

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”奈良公園から初日の出を望む” 

今回の帰省では両親から改めて、昔の事などを聞くことが出来ました。
両親とも、戦争をリアルに知っている世代です。
私の祖父が無線(モールス信号)の達人だったこととか、母がかつてかなり学生の間で人気が有った事とか。
(帰る間際、両親の古いアルバム~姉の幼少の頃のもの~を見てきたのですが、私が言うのもおこがましいのですが、かなりの美人でそしてお洒落でした)
今でいう職業婦人(思い切り昭和の言葉ですね^^)だったためか、家でのんびりする等が苦手だったり。
とても我慢強く、そして前向きな考えをいつも持ち続けるのは、双方の幼少体験から来ているのかもしれません。

両親共々今は老い、それでも恒例の口喧嘩だけは元気でそれを毎度聞いてきたけど、私の知らなかった年月そして過ぎ去った年月を感じ…
私はこの先、何度同じことを繰り返せるのだろうかと。
今年こそ頑張ろう、頑張ろう、といつも思うけど、その後ろに支えてくれている存在無くては、自分はまだ何も出来ず…けれど、今年は少し前がちゃんと見える気がするのです。

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寒さで野菜が高いよね、と話していたら、こんなに送ってきてくれました。 実家で採れた高菜や青梗菜他。

普段の生活に戻り、スタジオでは皆がニコニコして踊ったりレッスンしたりしています。
動けるって当たり前のようでいて、実はとてもとても有難い。

今を大切に生きようと思います。

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今月の作品クラスのご紹介

今月の作品クラスの課題演目をご紹介します。
「白鳥の湖ACT1より パドトロワ第一バリエーション」

登場から含め、2:22からの踊りです。

このバリエーションが好きな人、実はとても多いです。
貴族の娘、と言う役どころや、音楽、そして振付なのでしょうか。
作品クラスをやっていて「良かったな」と思うのは、作品の背景を伝えることが出来る事。
もちろん、私の知る限りの部分ではありますが、この部分をやるかやらないかでは、ゆくゆく踊りの仕上がりが全然違ってきますし、受講生にも「作品を大切にしたい」と言う気持ちが芽生えます。

「踊りたいけど、振付が難しくてできない」としり込みしがちな方のために、その前の初中級クラスからステップの練習を取り入れたりもしています。
全体を掴んでから細部の練習を繰り返すと、何となくでも形になってきます。それが楽しい。
作品クラスならではの注意もします。これは普段のレッスンでは言わないこと(伝えられないこと)を伝えて、その人の可能性を引きだすためでもあります。

そんなわけで、当スタジオの作品クラスは受講生に「各自DVD観て振り覚えて、それを踊って」と言うやり方をしていません。
一緒に振りを起こしながら進めています。(※参考になるように見てきてね、とはお伝えしています。)

バレエ作品を踊りたい方、作品の練習をしたい方はぜひ受けに来てくださいね。
毎週土曜日14:40~15:40 →クラスのご紹介

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お蔭さまで、「バレエ」のカテゴリーでは、トップ10内に入りました♪ありがとうございます(*^_^*)

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レッスン始めと、バレエシューズ雑感

1/5の昨日は、スタジオレッスン始め。
今月の土曜日は「初心者集中WS期間」と題し
まず覚えられる内容で(もっともシンプルでベーシック)行います。
そして新入会の方も居られ、新年の良いスタートになりました。

覚えられるようになる、と言う言葉に「わ~い」と嬉しそうな皆さんでしたが、「組み合わせ」ると分からなくなるのですよね。。
なので、本当にベーシックに「床に足が付いている状態」「床から足が離れている状態」「曲がっている状態」「床で円を描いている状態」その4つを中心に構成しました。
すると、その後どんな動きに繋がるかが少しずつですが、理解できるようになって来ます。
頑張って行きましょう(*^_^*)

クラス指導の後、新宿にバレエシューズを購入しに行きました。
クラス指導用のシューズが裂けてしまったので、、本当にシューズは消耗品。
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カペジオの”ジュリエット”と言うシリーズ。足入れの感触はとても良かったです。楽しみ♪

昔はスタジオの床は木で、桜やヒノキ等の材質でした。(もちろん今でも、木の床のスタジオは有ります)
今はリノリューム(ゴムシート)が敷かれたスタジオが増え、木のスタジオとリノリューム敷きのスタジオとではシューズを分けてください、と言うことを、スタジオ使用時に念を押されることも少なくありません。
なぜなら木の床では「松脂」を使うことが有り、それがリノリュームに付着すると中々取れないのです。
反対にリノリュームで使ったバレエシューズを木の床で使うと、ゴムで馴染んだ靴底と木では足裏の感覚が違うため、滑りやすく感じる。
(なので、シューズに松脂を付けてレッスン、と言うことになります)

またバレエシューズを汚れたまま履いていると、臭くなります。
稽古が終わった後次のレッスンまで鞄の中でシューズが放置、と言う方も結構居られるそうですが・・・・・ 帰宅したら必ず鞄から出しましょう。

汚れているシューズや、穴の開いたシューズのままレッスンしているのも良くありません。
以前とある男性ダンサーがぼろぼろのシューズを履いてる女性に対して、「(舞踏会に行く前の)シンデレラじゃないんだから(笑)」と言う喩えをしていたことがありましたが
「もう、ここから先は捨てる」と言う線引きを持ってる方が…私も良いと思います。 

細かいことですが、周りは意外と見ていますよ(*^_^*)
美しく動くために、色々覚えて実行しましょう。

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お正月料理を堪能した後は

三が日も終り、お正月のお料理を皆さんかなり堪能されたことと思います。
殆ど外食はしませんでしたが、とても美味しいものを食べることができました。

「睨み鯛」は三日睨んでから食べる、と言うそうです。美味しかったですねー。
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毎年帰省する時期に食べられるチーズフォンデュ。
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我が家のお雑煮。
丸餅と白味噌仕立て。
野菜は家庭菜園で採れた高菜他が入っています。

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ぜんざい。
あずきを半日水に浸けるのが一般的だと思っていましたが
最近は水からすぐ煮たてて作るやり方もあるのですね。

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普段と違い、ほとんど歩くことしか運動らしい運動はしていませんでしたが、いよいよ明日から始動に入ります。
家のご飯は下ごしらえからしっかりしないと食べられないものが多く、でもその下ごしらえの手間があってこそ、美味しく食べられるんだなと実感。

お正月は太る、とか言いますが、実際には食べ過ぎや呑みすぎによる「むくみ」が殆どなので、新年を機に、運動を習慣にしていきましょう。
特に日本は美味しいものが多い。食卓を彩る食材に恵まれている証拠ですね。それらを有難く頂ける心でいきたいものです。

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”巳年”にちなんで

元旦に三輪山の大神神社に行ってきました。

三輪山は奈良県桜井市にある山で、とぐろを巻いた蛇の形が山になっていると言われ、山そのものが古くから信仰の対象になっています。
今年は干支が『巳年』と言うこともあり、とても混んでいました(^^;

奈良にはルーツを辿ると、日本書記や古事記にまで登場する山々が沢山あります。

三輪山のご紹介をリンクしておきます。

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三輪山伝説
活玉依毘売(いくたまよりびめ)という美しい娘のもとに毎夜通ってくる素生の知れない美しい男を怪しみ、両親が袖に長い糸を付けた針を刺しその行方を追ったら、三輪山の岩戸に入って行きその正体が蛇神だった、と言う逸話があります。
その他も幾つかのストーリーがあります。

古典バレエのストーリーもそうですが、殆どが逸話から派生しているものが多かったりも。
そんな所に共通点を見出すのが好きだったりも。

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昔話もたまには読んでみると、結構面白いですよ(^_^)

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新年のご挨拶 

新年明けましておめでとうございます。
どんなお正月をお過ごしでしょうか。早いものでもう3が日ですね。

初詣は東大寺~春日大社を巡りました。
元旦の朝から快晴。空間が大きくて、とても気持ちが良かったです。
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昨年の「平清盛」の最後の方で”南都焼き打ち”を少し紹介していましたが、東大寺の中にはかつての模型もあります。
元々のお寺は今よりも更に大きく、その周辺の焼失がどれだけ痛手なのかが想像できます。
その後も幾度か焼失している大佛殿。大仏様が100年以上も野ざらしになったことも。
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例年潜るのは大仏殿内にある柱。無病息災に過ごせるとか。
毎年潜っているためか、年々スピードが増します(笑)
子供しか潜れない、と思っている大人の方でもちゃんとコツがあるので、ぜひトライしてみてくださいね。
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東大寺から春日大社へ向う道にある「手向山八幡宮」
菅原道真公が太宰府に流される前に詠まれた句は、百人一首にもありますね。
(もしかすると、この場所余り知られていないのかも。。。と思ったりするのですが)

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こちらはお節料理。
私はさつまいもきんとんと、ゴマメを作りました。
殆ど母が作りましたが、毎年買おうと思っても作ってしまうそうです^^;

日本の、お正月らしい姿を子どもの頃から見せてもらっていて、この歳になればこそなのですが、とてもありがたいなと感じます。
この気持ちをバレエの指導にも生かし、今年も頑張っていきたいと思っております。

では本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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