”親が老いる”ということ

この記事は今回の帰省での、忘備録的なものとして書きました。
ここに書いた事の、更に後ろにも色々なことを心中に秘めつつ東京と言う場所で私は生活をしていますが、かつての自分をおおいに反省し、そして向き合わなくてはならないことの渦中にいます。

こちらを読まれて、どんな感想をお持ちになるかは、その方の状況それぞれかと思いますが
どんな人でも平等に、受け止めていくことなのかもと感じたことです。
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初詣に東大寺へ向かう際中、母が私の手を握ってきました。
あれ、どうしたんだろう、と思った時
「腰が痛くて歩けへんのよ」と。
全く歩けない訳では無いけど、支えが欲しいと言う意味なのだなと理解し、それからはずっと手や肩、肘を貸していました。すごい力(重い)だと思いました。

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”奈良公園から初日の出を望む” 

今回の帰省では両親から改めて、昔の事などを聞くことが出来ました。
両親とも、戦争をリアルに知っている世代です。
私の祖父が無線(モールス信号)の達人だったこととか、母がかつてかなり学生の間で人気が有った事とか。
(帰る間際、両親の古いアルバム~姉の幼少の頃のもの~を見てきたのですが、私が言うのもおこがましいのですが、かなりの美人でそしてお洒落でした)
今でいう職業婦人(思い切り昭和の言葉ですね^^)だったためか、家でのんびりする等が苦手だったり。
とても我慢強く、そして前向きな考えをいつも持ち続けるのは、双方の幼少体験から来ているのかもしれません。

両親共々今は老い、それでも恒例の口喧嘩だけは元気でそれを毎度聞いてきたけど、私の知らなかった年月そして過ぎ去った年月を感じ…
私はこの先、何度同じことを繰り返せるのだろうかと。
今年こそ頑張ろう、頑張ろう、といつも思うけど、その後ろに支えてくれている存在無くては、自分はまだ何も出来ず…けれど、今年は少し前がちゃんと見える気がするのです。

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寒さで野菜が高いよね、と話していたら、こんなに送ってきてくれました。 実家で採れた高菜や青梗菜他。

普段の生活に戻り、スタジオでは皆がニコニコして踊ったりレッスンしたりしています。
動けるって当たり前のようでいて、実はとてもとても有難い。

今を大切に生きようと思います。

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