子供を教えること・小さな成功体験より

登戸や代々木、北千住のクラスは大人の方のためのクラスですが
吉祥寺やその他で、少数ですが子供も指導しています。

子供と言ってもある意味ジュニアに差し掛かった年齢のため、反抗期がそろそろ始まります。
かつて吉祥寺のクラスでは4~5年生になると、どんどん辞めて行きました。
塾が始まったり、ご父兄の方から他の習い事との兼ね合いで、等の理由を言われました。
子供心に、同年代の友達が居なくなることに対しとても寂しさを覚えます。寂しさがやる気を失わせたり、反抗的になったりもしますね。
私も4年生位の頃、急に転校してしまった友達の消息を探しに行ったことが有ります。。。
(あとでご両親が離婚され、母方に引き取られたことが分かりました)

子供を教える際、気を付けていることがあります。
それは「ちゃんと正しいことを教える」こと。
バーにもたれかかっていたら「プロのバレリーナでもしないことは、しちゃだめなのよ」とか
与えたアンシェヌマンを中々やらない場合は「世の中のどんな教室の子でもやっていることだよ」とか言ってやらせちゃう(笑)
言われてハッと気づき、それで背中がピンとしてやるならば、それは効果的な注意なのかも、と感じます。
子供は本来素直なので。

代講から引き継いだクラスの子が、当初から比べて毎回どんどん可愛らしくなっていったり
長く続けている子が、変わらず素直だったりしてくれると、その持ち味を大切にして欲しいと願います。

そして、お子さんが長く一つのことを続けるには
親がその世界を知り過ぎないことも大事なのかも・・・・と。
もしくは、教師に一任して見守ることとか。
そんな気がしています。

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髪の毛をまとめて来なかった子も、綺麗にしてあげて稽古場に送り出します。
これが大事♪

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私を描いていただく、と言うこと

昨日、イラストレータのかわぐちいつこさんからメッセージを頂きました。
「こちらの絵を、ベレーのページに載せても良いでしょうか?」

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こちらは2008年のおさらい会での舞台のもの。ヨーヨーマの「Obrigado Brazil」より、「Dansa Brasileira」と言う曲を使い、自分で創作して踊りました。
私の中でブラジルと言う国にはある種のオマージュがあり、それに対する想いがいつも存在しています。
いつこさんは私のFacebookの写真をご覧になった時、とにかく描きたくなったのだそうです。そして踊る喜びを感じる、素敵な笑顔です、とのコメント付きで掲載下さいました。
”こんにちは、バレエ絵描きの卵、ベレーです”は→こちら

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こちらのイラストは、5月にクラスをご見学に来ていただいた時のもの。
実際にバレエスタジオを巡り、そこから得るものを描いておられるのですが
スタジオ訪問、ウチが初めてだったとのこと。とても嬉しいです。
”プティトルティ バレリーナのマーガレットFacebookページ”は→こちら

イラストレータさんだけあって、色々な細部をとてもよく捉えて下さっているなぁと改めて嬉しく思うのと共に、「察知」する力が自己の表現力を高めることにもなるんだな、とも感じています。
いつも「何かを感じ取りたい」と思って鉛筆を手にされ、そして何か察知したらすぐ「労い」の言葉をかけてくださる。
その優しい心が、イラストにも表れるのでしょうね。
これを励みに、これからも頑張って行きたいと思います。

そして♪いつこさんが描かれる、マーガレットカレンダーも販売中です♪
購入希望の方はHPのお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

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HPのバレエノート

スタジオHPに「バレエノート」と言うコンテンツを設けています。
ブログとはまた違う、残る形で書き留めたノート。
そこに新たに「体の使い方の見直し」と言う見出しで、ノートを書きくわえました。

ちなみにノートに載りきらなかった番外編をご紹介♪
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足を持っているようなエクササイズ。これは付け根の筋トレになります。
鼠経部分のコントロールが出来るようになると、プリエも楽になるし、脚がどんどん軽く動くようになってきます。

子供の頃だと出来た事でも、大人になったら出来なくなると言うことが多いですね。
色々なことを受け入れて、安全に、そして楽しくバレエをしてほしいといつも願っています。
そしてまず大事なのは「不機嫌にならないこと」
出来ない、辛い、難しい、と言う感情がどうしても一番に来ますが
それは、課題と思って頑張ることで、心も体も強くなります。
私はあと10年後も、今と同じ体を保っていたいと思っているので、コツコツ頑張ります(*^_^*)

火曜日のフロアバー・センタークラスもぜひ受けてみて下さいね。
19:15~20:45 @登戸クラウドナインスタジオ

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身体について、2012年雑感

今年は「身体」についての意識を、再確認した年でもありました。

もうしっかりアラフォー世代の私ですが、クラスを受ける時には20代の子と一緒に受けたりしています。
20代は流石に「これから」を感じますね。やはり鍛え甲斐がありますし、所謂身体能力向上のための可能性を秘めている。
けれど、そんな彼女達と一緒にレッスンしていて「私まだ大丈夫だな」と思えることも沢山。
跳躍の高さだったり、アレグロの足捌きだったりとか、実はまだ負けてなかったりもします。スタミナもまだ大丈夫。

この歳位になると、経験が持久力をサポートし、なのでそれが「体力」と感じることも多いそう。
10代後半~20代にかけて、かなりハードなレッスン&生活をしていたことが功を奏しているのかもしれません。
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:ピラティストレーニングを受けている私。体育会系なレッスンです^^::

また、一般の方の、特に食事や運動について新たな気づきがありました。
実は決して良い方の気づきでは無いのですが、ある意味隠れた病巣のようにも感じ、これで良いのか・・と思ったり。
自分の身体って、実は自分だけのものでは無いのですよね。
遠く離れていても、病気だとか怪我したとか言うと両親や周囲が心配するように、必ず誰かと共有している「物体」でもあるのです。

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:5月の作品クラス講話前。スタンバイしている所:

正直、私が元気で教えて踊っているという事は、両親にとってみたら
「遠くでも元気に頑張っている証拠」でもあるのです。
上手に踊れるとか素敵だねとか、痩せたねとか太ったねを超えた本質的な部分。

今年は本当に色々な発信を沢山してきましたが、健康で踊れることほど、幸せなことは無いんだなと思います(*^_^*)

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メンター、の存在

教える仕事を長くしていて、時々・・・大人になると「はい!」と気持ちよく言える人が減るんだなぁ・・・と感じることがあります。
中にはとても良いお返事をして下さる方も居られますが
「はい」の後のマインドチェンジが早い人ほど、どんな環境でも、そして何歳でも伸びるのではないでしょうか。。

返事をしつつも、自分自身の納得の度合いを計っているのかもしれないのですが
それと、他者から貰ったアドバイスへの敬意とは別物、なのですよね。

大人になると注意のされ方も、本当に「やんわりとしたもの」に変わって行きます。
それは、その人が今まで培ってきた経験に対する、他人からの精一杯の配慮なんじゃないかな。
最近はそんなことをも、常々思うようにもなりました^^

踊り手さんは特に、アドバイスをくれる人に声に耳を傾けてこそ、自分の踊りが成長していきます。
自分で自分を判断して、全てを決めてゆく存在では決して無いのだとも思います。

メンター、と言う存在が居るだろうかと言う問いかけもしてみましょう。
「今日はここが良かったよ」「こういうところ、変えてみたら」 等とアドバイスしてくれるもしくは、自分がアドバイスを求めたくなる存在。
踊り手さんなら教師、スポーツ選手ならコーチ、のように。

☆—–お知らせ——☆
久しぶりに個人レッスンをすることになりました。
希望者の方は、知りたいことをリストにしてもらうようにしています。
そして、その内容と組み合わせながら、セッションを交えて行っていきます。

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クラス指導中、参加者の顔ぶれを思い浮かべつつ、アンシェヌマンを考えている私

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身体への意識の持ち方について

以前”ピラティス受けています”と言う記事を書きました。
この記事を書いた時は、必要な筋力について、のレクチャーの意味で書きましたが
相変わらず人は筋力よりも「私、身体が固いんです」と、柔軟性への意識が強いんだなぁと感じることが多いです。

柔軟性に対する憧れは、皆さんそれぞれ強いと思うのですが
では、どうして柔軟しなくてはならないのか、と言う部分に関しては「?」な方が圧倒的です。

身体が柔らかいと
1.肩こりが治る
2.怪我しにくくなる
3.綺麗な身体になれる 等など
多分、外部から植えつけられたイメージで、こう答える方がとても多い現実。

本来は、動く前にどの部位をストレッチしておくかとか、動きながらどこをどう筋トレしておくかとか
結構「拘り」が出てくる部分でもあるのですが、その拘りが最初から大きすぎると、身体は動けなくなってしまいます。

順番が覚えられないと言う方の場合も、身体もどう使おうかとかを考えてしまって、自分の五感を感じるよりも先に、理屈で動こうとしてしまう部分も大きいのかも。。

なぜ理屈になるかと言うと、「綺麗な動き方への概念」とか「イメージ」への憧れが必ずそこには有るのだと思いますが
「綺麗な動き」と言うのは理屈ではなく、「意識の持ち方」から生まれます。
意識の持ち方、と言うのは、いつも同じだと同じように動き
変えてみよう、変えよう、と思うことによって、そのように動くようにもなるのです。
なので、自分が普段やっている方法を一度再認識したり、再意識してみる洞察が必要です。

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その意識を気づかせるために、バレエの先生は存在します。
ぜひ自分の世界観のみで解決してしまわず、相談しあえる関係が理想だなぁと思ってます。

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産経学園祭、終了雑感

昨日の学園祭は、つつがなく、滞りなく無事に終えることができました。
(と書けるようになるまでには、様々なドラマがありました♪)

まず前日の土曜日、初めてのおつかいならぬ、初めての電車での遠出状態で
生徒達は吉祥寺から新富町のホールに到着。
同じ東京とはいえ、普段行かない場所への移動は相当緊張したようでした。
舞台リハの後登戸へ移動し、クラスに参加させました。

初心者と経験者の合同クラスの場合、大抵圧倒的に初心者の人が休みます。。。
今回は時間もずれ込んでいたため、仕方なかったかもしれませんが、こういう時、残念だなぁと思うこと多々・・(^_^.)
そういう意味では、中学生の方が「はい」と素直に受け入れてくれます。
自分達よりも上手な大人を見て、すごいすごい、と感心していましたよ(*^_^*)

出演者の一人が高校受験を控えているのもありますが、舞台リハ→クラス→塾と聞いてびっくり。
舞台本番の後も塾だと言っていました。
「えらいねー、Mちゃん、ホントに偉いねー」と言ったら
「いや・・まぁ・・・・今やっておかないとダメだと思うし」と。
Mちゃんは小学校時代は吹奏楽、中学はバスケと決して気楽な部活を選択せず、そしてバレエも週1回必ず受けていました。
産経は元々週1回、だからこそ続けられたのかもしれませんが。スケジュールをきちんと立ててやることを中学生からやるのは大切ですね。

片やもう一人のIちゃんは、おおらかな学風の学校に通っていて、本当にのびのびと、そしてやること全て「楽しいしい楽しい」と言ってやってくれます。
ただ、のびのびしすぎて、ご父兄から「自分できちんと計画を立ててやる癖を付けさせたいので、びしびしお願いします」と言われるようにも(笑)
そんな2人が昨日”レッスン風景”と言う演目で舞台に立ちました。

ご父兄の感想より
「今日はありがとうございました。
とても緊張したようですが、良い経験になりました。
先生がふだんきっちりご指導してくださっていることがわかる発表でした。」

「5年ぶりの舞台で、親の方が緊張してしまいました。
衣装がとても舞台映えして綺麗でした。ありがとうございました」

親御さんは温かい目線でみて下さっているので、きっと何をさせても最後には「頑張ったね」と、受け入れてくださるのでしょう。
私個人的には、他にもやれることをもっと考えても良かったのかな・・とも感じたのですが
今の現状を生かし、センターの構成を舞台仕様に編成することで、舞台上での色々な決まり事を覚えられるようにしてみました。

衣装にも助けられ、本当に可愛らしく写真に収まってくれています(*^_^*)
どうぞこれからも頑張ってくださいね。

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(こちらはご父兄の許可を頂き、掲載しております)

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明日は産経学園祭

毎週金曜日に担当している、産経学園全体での”産経学園祭”が明日、銀座のブロッサムホールにて行われ、指導しているジュニアちゃん達が参加します。

ジュニア達は現在2名。
塾が始まるから、と辞めたり、他の稽古事との兼ね合いが難しくなったり、はたまた親御さんの送り迎えが辛くなったと辞めたり。。
約10年近くここでは教えていますが、本当に「子供を教えるって難しいー」と思うことが多々。

ですが、少ない中でもじっくり対話する形でクラスをして行くウチに、大人数の教室経営故に、実は取りこぼしに有ってしまっている子供達のことも想像できたり。
現在友人に頼まれて、彼女の教室の小中学生を教えてもいますが、反抗期に差し掛かっている子供も、ちゃんと見てあげると実はすごく可愛い一面が見えたりと、ある意味悪い事ばかりじゃないなーと感じたりしています。
まずはどんな状況でも、教える側がしっかり信念を伝えて、お手本になることから始まりますね。

ただ、いかんせん人数が少ないため、どんな事をしようかと思案した結果
”レッスン風景”として、出品することにしました。
普段のクラスの、センターレッスンを少しステージ向けに構成したものです。

衣装はカトルカール・バレエストア さんにお願いしてオーダーしました。
明日、ぜひ頑張ってもらいたいと思います(*^_^*)

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