上達と言うものの概念

バレエの上達と言うと、そもそもどんなものなのかなー、と思うことがあります。

多分、順番が覚えられるようになって、自分が思うように動けるようになって
そしてスタイルが良くなって、足が高く上がって、くるくる回れて、飛べて動けて・・
その他体が柔らかくなって~、等の色々な想像(妄想?)もありますね。
また自分の感情が高まるように表現したい、と言う理想も必ずあります。

バレエの先生なんだから、スタジオでそれを教えて出来るようにするのが仕事じゃないのと
もしかしたら思われているのかもしれません。

でも受講生1人1人の引き出しを客観的に見ていて感じることは
ご自分の引出の中身や可能性に気づいてない人の方が多い、と言うことなんです。

実はどんな初心者の人でも、大きく変化する要素を秘めています。
けれど当の本人がその可能性に全く気付いてなくて、生かせていなかったり
経験者の人であったとしても、まず身体的なことを課題にして
自分の元々持つ可能性には否定的だったりします。

どうやったら、自分の可能性に気づけるか。
それは「相手が自分に対して、何を言っているかをよく聞くこと」に尽きる気がします。

どんな態度で
どんな語調で
どんな接し方なのか

仮にそれが優しく感じたり、時には冷たく感じたりしても
自分に対してどのようなサインなのかを感じ取る。

相手が自分に向いてくれる回数が多いほど
期待もされているし、可能性がありますよ、とのサインの表れです。
回数が少なくても、ほっておかれている、と卑屈にならず
その向いてくれた1回を大切にする気持ちを持つ。

ちゃんと見てますよ。必ず。

ぜひ普段から、そのサインをキャッチして生かして行きましょう(*^_^*)
013

↓↓ 応援ぽち お願いします ↓↓
にほんブログ村 演劇ブログ バレエへ
にほんブログ村