HPのスタジオ・講師紹介を更新しました。

Kayano Ballet Studio HPの「スタジオ・講師紹介」を更新しました。
スタジオの挨拶文に当たる部分なのですが、ここはとても重要な意味を持つ場所だと思います。
新たに加筆したのはスタジオの「理念」の部分。
そして今後の「展望」の部分です。

最近は概念をとても大事に、そして自分でも再認識するようにしています。
どうしても動くことがレッスンの中心になるため身体的なことへの注意が多くなりやすいのですが、「バレエの概念」を取り入れるととても相手に伝わりやすい。
最近のヒットは「バレエの主人公の主役は殆どが15、6歳~20歳前後」と言うことを予め伝えた上で、「王子が手を取りに来た時に、触れたくなるような手で居てください♪」等の表現で伝えています。
そういうと、皆さん「うふ♡」となると同時に、とたんに手が綺麗になったりする。
バレエのための理論も大切ですが、何よりも過去から受け継がれてきた「変わらない部分」にスポットを当てると、自分も楽だし相手も楽しい。

また今後の「展望」の部分については、バレエにおける人材育成。
プロダンサーを育てる、と言うよりも、もっと広い意味で「バレエを生かせる人材を育てる」ことを柱にしています。
もちろんそれには、ある程度の踊りが出来ることも必須なのですが、その一歩先の「意識の高さ」の部分。
このことについては、またお知らせします。

HP
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トークセミナー、終了雑感

昨日のセミナー、無事に終わりました。
小人数でこそありましたが、初見の方そして生徒さんにも駆けつけて戴き、皆さんに温かく見守られている感がありました^^
持参したDVD等(ABTドンキ・マラーホフのレッスン風景等)を観たりして、バレエの、舞台の裏側についての説明をしたりもしました。

初見のお二方の参加も嬉しかったですが(バレエ鑑賞の、導入のきっかけとなったようです^^)
なにより、普段教えている生徒さんが来てくれたことで、まず【私を知ってもらう】意味が伝わった感。
私の通ってきた道を少しだけですがお話出来たことで、彼女達の今後の、何か力になるかもしれません。

普段スタジオの指導や、その他自分がクラスを受けたりして感じることは
「スタジオで全部賄おう」と思っている人がとても多いことです。
90分のクラスでやれることなんて、すごく僅かだし、バレエのまずごく一部でしか、ありません。
上手くなりたいとか、もっと知りたいと思ったら「スタジオに行くのか」「劇場に行くのか」・・・もちろん他にも色々な入口がありますが、それらを教えてもらうまで待っている傾向が強いですね。
なぜ、教えてもらうまで待つかと言う部分は、日本の社会全体の”風潮”としても大いにあるとは思いますが、自分で自ら知ることこそ面白い、と言う経験をもっともっとして欲しい。

そして、バレエだけでなく、相手のバックグラウンドを知らずに何かをしようとしてもかなり道は険しいと感じます。
迷ったら、まず相手と話す、そして察知する。
常々新しく入った人達と、簡単に個人面談していたりもしますが、時間を取って話を聞くことで相手との距離も縮まりますね。
すると頑なに自分の考えだけで動いていたことから解き放たれ、世界が変わるきっかけも掴めるかもしれません。

今回はまた、アメリカのシアトルに住んでいるMさんがいつもFacebookで現地リポートをして下さっている逸話を盛り込んだりもできました。
ローカル色が強いが故にできる、素敵な試みです。これが日本でも実現できるようになったら良いなぁ。

MCの佐藤さんには今回非常にお世話になり、感謝しております。ありがとうございます。

写真は懇親会にて。こちらでも濃いお話に花が咲きました(*^_^*)

参加してくれた生徒さん曰く
「先生ってとても面倒見が良いです~」 そうなんだーーー、私・・・(*^_^*)
と、新たな自分の発見が出来たりも☆

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フロアバーでの、つま先エクササイズ

本日のフロアバー・バレエクラスの様子です。
「美しいつま先を作る」と題して、まずクラスの最初に行った導入のエクササイズをご紹介します。
これは床を掴む練習。脳から一番遠い部分である足指を使うので、実際に脳梗塞になられた方のリハビリとして行われることもあるとのこと。

http://youtu.be/-OwLcSCyAkA

声は私ですが、自分で撮っていて緊張のあまり、3オクターブ位上がっております(^_^.) すいません。。(笑)(笑)(笑)

こちらのエクササイズの後、更に爪先強化するためのエクササイズを行った後
バー・センターで約1時間動きましたが
参加された方、普段よりとてもつま先が伸びて綺麗でした♪

フロアバー・バレエクラスを受けて下さった方は、普段見過ごしがちな細かい動きの要素をキャッチできるようになります。
ちゃんと身体をほぐす時間を取っているからかな、とも思いますが
何せ8時間も勤務した後よほどでは無い限り、すぐバレエの動きが出来る身体にはなりにくいですよ・・ね・・・。
そういった事も踏まえて、自分を見つめる時間をスタジオのスケジュールに組み込むようにしています。
皆さんに、長く楽しく踊って欲しいですから(*^_^*)
エクササイズ、ぜひやってみてくださいね☆ そして一度ぜひ、自分で自分の身体を変えてゆく楽しさを味わってほしいと思います。

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バレエの要素

現代の今だからこそ、バレエに関わる色々な入口はあるけれど、バレエの要素はこのベルサイユ宮殿に君臨していたルイ14世から始まっていると感じます。
こんな宮殿の中心を歩き、回りには大勢の人が居て、そこを物怖じしない精神力・・現代の私たちには余りピンと来ないことばかりですが
たまには想像してみるのも楽しいし、実際に写真からもイメージできますよね(*^^)

ベルサイユ宮殿とその内部。写真はDiorより。

昔、島崎徹さんのWSを受けた時に
「踊り手は普段六畳一間の和室に住んでいたとしても、オーロラ姫になれ、と言われたらなれるもんなんだ」と仰ってました。
そのためには普段から色々な写真や絵、絵画に触れること、当時の生活を想像できること等も大切かもしれません(*^^)
ただ、当時は戦いに明け暮れた時代。争いが文化を生み出したと言う背景も忘れてはならないと常に思っています。