昔と今と

先日Facebookの個人ページタイムラインに、1997年の写真を載せてみました。東京文化会館の楽屋通路(当時)で撮ったものです。

2幕4幕の白鳥達という事もあり、相当痩せてますね^^;
実はこの歳、病気をしております。帯状疱疹にかかり「栄養失調」と言われたのです。。。

約15年経って、今年の6月頃の写真です。

上の写真の頃は、あと数年でスタジオを始めるとか、所属してた教室を辞めるとかそんなことは一切分からず、とにかく「舞台に出たい」意識でした。
ある意味、舞台に出られることが「ステイタス」のようにも感じていたかも。でもその当時はそれで良かったのです^^

今は背負うものが本当に増えていますね。
食事に気を付けている最大の理由は、何よりも身体が資本なので倒れたくない、と言うことでもあります。
ただ、こうやって見比べてみると、アタシって余り変化してないんだなーと思う反面
今の方が良い!と言われることも増えて来たので、歳を取ると言うことは意外と楽しいんだな、と感じたり。

今日はレッスン後、21歳の子から「今日のかや野さんのGrand Jampが好き♪」と言われ、まだイケるな、まだ跳べるんだ~良かった~、と嬉しかったです。
動き一つのことでも楽しく感じることの方が多くなって来て、「もっとこうやってみたい」と思います。
踊り手さんって本来、30代後半~40代前半が一番良い時なのかもしれません。
今の自分を生かせること。それが何よりも楽しく、そして有難いことですね。

と、少し回顧してみたのでした(*^^)

16小節のインプロビゼーション(即興)

木曜日のポワントクラス後、レヴェランス(最後のご挨拶)につながる音楽で、16小節だけ受講生に即興で振りを創ってもらうことがあります。
振りを創る、と言ってもそんなに大げさなものではなく、自分の好きな事をやっていいよー、と言った感じのもの。
最初は恥ずかしがったりしますが、そのうち何回かリピートさせてあげると、その短い中に良くなってくるものが見えてきます。

インプロ(即興)と言うと、すごく大げさに感じるのかもしれませんが簡単に言うと「閃き」です。
その閃きを自分で信じるか信じないか。それが16小節の中でもちゃんと見えるのです。

自分のやりたいこと、なりたい姿を具体的にイメージして、それに向かって時間を使おうとよく言われますが、実際にある程度「見れる」状態になるのに1000時間、熟練するまでには10000時間かかると言われています。

私は34年バレエを踊って来てるので、多分10000時間は超えることが出来ましたが、熟練すると言うことは自分の中に失敗も成功も含めて何度もブラッシュアップしてきている、と言うことなのですね。


2006年の発表会での作品。”バッハ組曲” 撮影は長谷川清徳さん。

この作品を創った時、一緒に踊ってくれた生徒さんと色々な話をして、彼女の内面にあるものを見て感じたものを振りにしました。
バッハの単調なリズムとメロディーの中でも、とても温まる数分間の作品で、そしてこの時の発表会出演者がとても少なく、いつも心のどこかで苦しんでいたのが踊ることによって解放され、自分が強くなりだした序奏にも思えたのでした。

踊る事でいつも強くいられるのはこの頃からかな・・。

檜扇の花

昨日のことですが、2年前に種を蒔いた檜扇(ひおうぎ)の花が咲きました♪

植木鉢に種を捲く前は、必ず土をリフレッシュさせることをしています。
古い土と新しい土を混ぜたり、米ぬかを入れたり、窒素を多く含む物質を混ぜたり・・^^
最初にちょっと色々細工しても、それでも中々芽が出なかった。

そして芽が出ても花が咲くまで2年もかかり
2年間の間、寒い冬も暑い夏もベランダに置きっぱなし(放置・・)
でもそれなのに、植物のDNAって強いですね(*^_^*)

そして今朝はまたもう一輪咲きました♪

花が咲くには時間がかかる。けれど待つことが大事。
焦らず、そして願い続けよう。

では、今日もこれから3クラス指導、行ってまいります(^-^)丿

子供の頃の、バレエの教科書

帰省中に懐かしく見ていた、「チャイコフスキー大全」と言う音楽の図鑑(レコード付き)をご紹介します。

チャイコフスキーの生い立ちと、白鳥の湖、胡桃割り人形、眠りの森の美女の抜粋、バレエ作品の紹介などが書かれたものです。レコードが主なのか、本が主なのかいまだに分かりませんが^^;
子供の頃、こればかり聴いてました。これしか無かった。

白鳥の湖より一場面


バレエの歴史も載っています


マリー・タリオーニと父親の図(父は彼女をスパルタ式で鍛え、後世に名を残すバレリーナに育て上げました)

私が初めて白鳥の湖全幕を観たのが9歳なのですが、家にあるこのレコードには全曲が入っていませんでした。
初めて32回転のグランフェッテを見た時どうしても練習したくなったのですが、第3幕のハンガリーの曲をコーダの曲と勘違いし、練習していました(笑)
そしてもちろん、全然回れっこないんですよ~(^_^.)
けれど、どうしてもやってみたかったのです。
2幕のアダージオも、雰囲気だけはいっちょまえに感じ取れたので、それっぽくやってみたのですが、後ろに上げた足が全然上がってなくて凹んだり(ちーん・・・w)
練習場所は家の応接間。部屋で暴れるな!と叱られたけど椅子やテーブルをどかしてスペースを作って一人踊り。

ただ、振り返ってみると、環境を整えないと練習できない、とか
ちゃんと教えてもらわないとできない、とか言う概念が当時は全く無く
「やってみたい!」と言う気持ちが先行していたような気がします。

とにかく「どうやったらあんなに素敵に踊れるの?」のノウハウや情報が全く無いし、また有名なバレリーナやダンサーは雲の上の存在。
今みたいに出待ちでサイン貰ったりFacebookでやりとりなんて、想像も出来ない時代でしたし。
今は舞台も沢山観れる、多くの書籍やDVD、Youtube等で作品を観ることが出来、本当に便利な時代になったものです。

どんな入口からでもバレエと接することが出来る時代ではありますが、スタジオHPでは「バレエの歴史」ページのコンテンツを載せています。
ルーツを知って頂ければ幸いです。

奈良の風

3~4日ほど奈良に帰省してきました。
いつも帰省するとバレエのことは(忘れる)ようにしているのですが、今回は友人のスタジオで突然代講したり、ずっとお会いしたかった先生のクラスを受けたり等、踊りとは切っても切り離せない~。

私が8歳から始めたバレエ教室は、今幼馴染が受け継ぎ運営しています。

奈良も沢山バレエ教室が増えていました。そして首都圏のレッスン事情その他を話したり等の情報交換。
良い意味での”古さ”が残っている関西は、「筋を通す」部分が根強く残っている感じがあります。自由と不自由さ、その良い部分も悪い部分も受け入れて行くのが、次世代の形かも。

帰省すると、必ず近所を散歩。

興福寺の五重塔


東大寺南大門


母鹿とバンビ♡


南大門の仁王様


夕暮れの奈良公園


浮見堂

最も癒しになった部分は、景色と両親、周囲の人からの温かい励まし。
最も安心できる部分に気づくことができた時間でした。

海を見て

昨日”BBQしながら東京湾クルーズ”と言うイベントにお誘い頂きました(*^_^*)

東京に20年以上住んでいるのに、中々行かない方面があります。
長い間、スタジオ~家~仕事場 の往復で時を過ごしてしまったからかな。

たまには違う景色を見て、普段使っている頭を休ませるのも良い。
東京って実は広いですね~。 海がキラキラしてとっても綺麗でした。

その後何十年ぶり?位に六本木で踊ってました(笑) たまには良いやね(*^_^*)

Kayanon Diaryのご紹介

こちらのブログに以降する前「Kayanon Diary」を 2005年から続けていました。
ブログが一時期とても流行った頃がありましたね。それに乗じて始めてみたわけです。
ただ正直、ここまで続くとは思っていませんでしたし、途中は面倒に思った事ももちろんありました。

時は流れて、今はTwitterやFacebook他で個人が自分を発信することが出来る時代に。
HPとブログ、そして呟きなどと何が違うのかと言うと「自分発信」の方法が違うんだろうなと思います。

時々「毎日よくこんなにブログ書けますね」と言われますが
ある意味、レッスン内容の組み立て方と似てます。
同じような内容だけど、少し変えてみたりする。
本質的に言いたいことは同じなんだけど、言い回しを変えたり
スポットの当て方を変えてみたりして、色々な角度から見ているだけ。

それを訓練できたのはある意味ソーシャルネットと、ブログ読者の方々のお蔭。
感情的にならず、そして言いたいことだけをサラッと流せるようになったことにとても感謝なのです(*^_^*)
そう、文章を書くのは訓練ですね。ホント・・・。

初♪代官山蔦屋書店

今日は本来吉祥寺の子供クラスがあるのですが、子供達が夏合宿と重なってしまったため休講。
ピラティスクラスを受けた後、代官山の蔦屋書店に行ってみました。
噂では聞いていましたが、行ってみてびっくり!
新世代の本屋さんですね。

まず空間(設計)にびっくり。居る人が皆素敵に見えます。
そして本の種類の多さ。また店内各所に椅子が有って、座って読めるようになっているのですね。しかもカフェでも店内の本が読める!!!
これって、とても有難いですよね。本屋さんって立ち読みするから実は疲れるし。
ある意味、時代は「本だけを売っていれば良い」と言うところから、徐々に脱却しつつあるのかもしれません。

どんな本を読んだかと言うと、ここぞとばかり図鑑級の大きさの本でしかもジュエリーに関する書籍をチョイス。古代ジュエリーからカルティエ、ロマノフ王朝のジュエリーとか。

ジュエリーの歴史はまず最初は呪術用や魔除けから、などと言われていますが、王侯貴族が好んで身に付けるようになり、装飾品として洗練されてきます。
するとそこに必ずバレエも関わってきています。
”バレエリュッス”で、カルティエがデザインした装飾品が使われたりとか。そんな写真の数々を眺めながらワクワクしていました。

子供の頃から本でドレスを着た貴婦人を眺めるのが好きだったせいか、今日のような時間はまるでタイムスリップしたかのよう。
当時の女性の「気品」や「優雅さ」は、現代女性よりも遥かに上のような気がします(^_^.) これは心しないといけませんね。

本から学ぶことは沢山ありますが、今日の本達は流石に丁寧に作られていてクオリティが高かったです。
そういう本にもっと触れる機会を持ちたいと思いました(*^_^*)

ちなみに、立ち読み含め毎月5冊~7冊は読んでいると思います。まだまだ少ないかな。。
電子書籍への道はまだまだ遠い私です(汗)

ピラティス、受けています。

3年ほど前から自分トレーニングのために、マットピラティス(グループレッスン)を週1回受けています。
ピラティスがメジャーになる前から、バレエ雑誌の特集で知り、細々と座学を受けたりはしていました。
動くことだけに終始していると、体幹の部分が繋がらずそして負荷が掛かっている場所に故障が起きたりも。34年以上もバレエを続けていると、その節目節目に体を何度か作り直す事をしなくてはならないなぁと感じたりします。

イントラのMickey さんはジャズダンスの先生。内容は体育会系ですがテンポが良く、動いた後とてもスッキリします。(内容はキツイです)

骨盤を前傾~後傾と動かし、仙骨付近を緩めます。ココがよく動くと、運動のパフォーマンスが上がるのです!^^
エクササイズボールは¥100ショップでも買えますよq(^-^)q
この上にゴロン、と寝転がると気持ち良い。

こちらはハムストリングス(腿の裏)を伸ばしたあと、この状態で脚を交互に変えたりします。
股関節の可動域を広げ、そして骨盤周辺の腹筋を強くするためのエクササイズです。寝た状態でも行ったりも。
グラン・バットマン(前方)への強化にもなりますね。


こちらは床に対して真横になり、両脚をパラレルにして行います。この後前方と後方に足を振り上げます。(骨盤の高さを保ちながら)
とてもキツイエクササイズですが、これを行うようになってから、軸足がしっかりしてきたのと、ア・ラ・セゴント(横)に足が上がりやすくなってきました。


こちらは上腕を鍛え、背筋や腹筋両方を鍛えるエクササイズです。この後、天井に向かって片足ずつ振り上げます。
ボディの引き上げをするための仕上げの段階で行っておられるようです。

こちらは肩甲骨から首、背中からお尻にかけてのエクササイズ。腕の力で起きあがるのではなく、下腹部の丹田の力のみを利用して行います。
頭を上げた後、今度は下がってゆくときに脚が上がり「スワンダイブ」と言う振り子のようなエクササイズに発展します。

ピラティスは約1時間かけて行います。その間は自分のみに集中するため、雑念が余り入る余地がありません。
エクササイズをする時には「上手にしよう」とかを考える必要が無いため、自分の何処に効かせたいかだけに意識を集めます。

Mickeyさんは「拘れば拘るだけ難しくなるからね」といつも仰いますが、それは踊りにも通じます。
なので無欲に淡々と行うこと。トレーニングは、その後に繋がるものをいつもイメージしているととても効果が高くなります(*^_^*)

もっとざっくばらんに言ってしまうと、体型維持も出来ますね♪
20代の頃の私は実はもっと細かったのですが、今はアラフォー。当時よりも遥かに筋力が付き、安定した体幹になってきています。

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バレエの歴史について・私の覚え方

スタジオのHPに「バレエの歴史・豆知識」と言うコンテンツがあります。
このHPは自作ですが、どうしてもこの項目は入れたくて。

現在のバレエレッスンや舞台と言うのは17世紀のものそのまま、では決してありません。
やはり今日に至るまで紆余曲折しながらも残ってきたり無くなってしまったりしています。
今ほど伝達する手段も方法も無い時代、無くなってしまうものの方が多いのは容易に想像できますね。

バレエの歴史をちゃんと知らない方、実は意外と多い気がします。
実は私も子供の頃習っていた教室で「バレエの歴史」を教わった記憶がありません。
殆どのバレエ教室では「動くこと」をメインに教わります。
ただ、当時(奈良)の先生はボリショイスタイルやマイヤ・プリセツカヤさんがとても好きで、ある意味理想像だったようです。

私の場合は、家に一冊だけ有った「チャイコフスキー・3大バレエ音楽集」でバレエの歴史を覚えました。
まるで図鑑のように重たくて大きい本。それにレコードが付いていたものです。
家に1冊しか無かったのが良かったのか、全幕全ての楽曲が入っていないのが幸いしたのか分かりませんが「このシーンのこの音楽が入ってない!」等を鮮明に記憶し、レコード店などで探し回る癖が付きました。
見つかった時は、嬉しくってたまらないわけです(笑)

お姫様に憧れる性分?なのか、当時のロシア宮廷での女性の衣装(ドレス)や
エスコートする男性達の立ち居振る舞いなどの写真も沢山載っていたので、いつも見ながらうっとり。
バレエの世界ってそういうのが当たり前なんだ~、と言うのが、誰から教えられるわけでもなく、本で覚えちゃったと言う訳です。
しかも小学生で♪

そんなこともあるので、時々、レッスンでも突然「バレエの歴史」について
ざっくばらんにお話しだしたりすることが有るかと思います。
そんな時はどうぞ聞いて下さいね。

最近はこちらの本を使ったりもしています。これ、とても良いです♪
監修がロイヤル・バレエ団の元プリマ ダーシー・バッセルさん。

こういう内容を大人だけでなく、ジュニア世代(中~高校生)にもお話して、そしてレッスンしたいなと考えています。
バレエの歴史は世界史の勉強にもなります。ぜひ興味を持って頂けると嬉しいです(*^_^*)

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