バレエを踊る女性は「負けず嫌いさん」が、多いと思います。
そもそも負けず嫌いじゃないと、できない踊りだったりもする。
自分に打ち勝つとか、メンタルを強く、と言う意味での負けず嫌いは
多少なりとも良い部分はあるけれど
他者と比較したり、頑張ってる自分を全面にアピールする意味での負けず嫌いは
正直あんまり美しいものじゃぁ、無いよなって
この歳になってくると、自然と分かるようになってきたりする。
負けず嫌い精神が身に付いたのは、学生時代だったと思います。
大学時代の厳しい授業には、本気で歯を食いしばってないと付いていけなかったから。
それに加えて、バレエ教室の指導もとてもとても厳しかったから
自然と「負けちゃいかん」と、思うようになったのでしょうね。
与えられた課題に対して、満足の行くように務めあげられなかったりすると
(できるだろうと思われてるから、そのメンバーに入れて頂けてるわけですから)
上手な人と比較しては、ハゲシク自分を貶めてました。
若い頃は、すごく性格がねじくれてたと思う。
それなのに苦しい事が来ても、私は平気!ダイジョーブ!!って言えちゃう。
私世代やちょっと上~や下の方達は
こういう考え方に多少なりとも共感できるかもしれません。
ダンサー友達の昔はなしを聞いてても、結構皆さん、色々な経験してきてるから。
今は「自分は誰に勝ちたかったんだろう。」と想います。
誰と比較して、何と比較して、そんなに負けたくなかったんだろうか。
自分の目標や目安のために相手が存在してると言うことが、なが~い間分からなかった。
相手をライバルと思いなさい、と言う言葉を
すっかり真に受けてしまい、排除する存在、として捉えていたりとか。
(ちゃうやろー、って)
相手と無意味に張り合っても、それは徒労に終わるだけ。
それに、相手からも嫌がられちゃいますしね。
厳しいことがやれるのは、すごいことだし
心にも体にも絶対に負荷をかけることなんだけど
それがスパーンと「こっちだよ!」と目的を向いてることが、一番大事なんだとおもう。
自分に厳しく、の一番有効的な使い方は
「もっと早く、今度の舞台の振付を覚えちゃおう。」とか
もっと、動きに対して気を付けられることを増やして行こう、とかね。
自分にとっての生産性が高いものにこそ、つかうべし。
ピラティスの腹筋は、ホントにキツイのが多い。
今はね、色々な人を見る度
「皆さん、頑張ってるなぁ~」と思うのです。
この方たちのお蔭で、今の私が居られるんだわ、みたいに 笑
そう言う意味では、脱・負けず嫌い。
そもそも、勝った負けたも、無いですから。
ただクラスの運営とか、もっと人が来てほしいな、と言う部分では
今は大いに「負けちゃって」いて・・・ そこが辛いところ。
「この先生こんなこと、教えてくれるんだ。」と言うことを
知ってもらう機会が、少ないのかもしれない。
また踊りたい方達の大半は、もう既に通っているスタジオがあるので
ウチに来てくださ~い=今居る場所から離れること、だったりもしますから。
でも、 そ れ で も ~ ~ ~
「世の中には沢山のバレエクラスが有るんだから、ウチなんて、小さいし。
他にも良い先生居るし。」
なーんて、絶対に言っていられない。
私なりに今まで培ってきた
「このやり方は絶対使えるー。
出来ないって思いこんでる沢山の人に、もっと教えてあげたいなぁ。」
と感じてることを伝えて行かんと、なのです。
9月になり、まず今月のクラス全体テーマを「美しいつま先を作ろう!」に、決めてみました。
今までその日その日のテーマはあったけど
それが中々伝わりにくかったのかな、と思います。
つま先や手先、末端が綺麗なほど、その人自身全てが、綺麗に見えるもんです。
そして動きが変わってきますしね。
ぜひぜひ、トライしに来てください。
★本日もスタジオで、お待ちしています。
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