バレエ動画参考法

時々クラス指導の参考にするために、時々バレエ関連の動画を見ます。
アンシェヌマンのヒントを探すこともありますが、海外の著名なバレエ団やバレエ学校での先生が一体どんな注意を与えているのかなー、と。

個人的には、完成されたダンサーのバレエ動画よりも、まだ発展途上の生徒達のを見ることの方が多いかな。

市販されているレッスン動画、とっても沢山ありますけど
先生の注意よりも有名なダンサーの動きに見惚れてしまって、ほぼ観賞用になってしまいがちですよね。

もちろんそれも一つの見方なので決して悪い事ではありませんが(最初は誰でも絶対ダンサーを観ちゃいます(笑))動きを一つずつじっくり観察して、そこにどういう風に先生が関わってるかを見るのも良いと思います。

教師が理想としている動き方や質感はすごく高い目標の元にありますが、細かく出している指示や反応を見ることで、何をどう褒めて何をどう求めているかが伝わってくれば
それが自分の中に吸収されて、自分に置き換えて観れるようになってくるはず。

バレエは動きが抽象化されているため、確かにすぐ理解するのは難しいのですが、まずはやっている事の凄さにびっくりしながらでも良いから見て、
それをどういう風に指導しているのかな、と、映っているものの隅々まで見てみる。

何度も繰り返してみているうちに、色々分かってくることが増えてくると思いますよ♪
それをスタジオで反復して練習。
30数年バレエやってきているけど・・・反復練習に勝るものは無いなぁと、いつも感じます。

オペラ座の懐かしいダンサーや、まだ若い頃のエトワールたちが出てきます。

あと、こういう素晴らしい空間のスタジオは素敵ですね。劇場文化としてのバレエの礎だと感じます。

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