自分に合う作品の見つけ方

いつも読んで戴きありがとうございます。
こちらのブログでは、主にスタジオの事をメインにしていますが、時折自分の事を書いたり、そして「これはお知らせしたい」こともコンテンツに入れています。

私が今まで踊った中で、とてもとても好きなのが「ジゼル」です。

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2009年スタジオ発表会より 撮影:長谷川清徳さん

「あなたの中にジゼルを踊れる素養はあるけど、今はまだ早い」と20代の頃言われて、じゃあその時が来るまで待とうと。
当時のスタジオには本当に尊敬しているプリマの先生が居られたのですが、その方のジゼルをまだ自分は超えられないと言うのも理由でした。
きっと内面的なもので、それを見越して仰ったのだと思います。

やりたいものがすぐ出来ないのは、ある意味残念だけど「今まだ早い」と言ってくれる方が現在どの位居られるのかなと思ったりもします。
踊りたいならやったらー、的な風潮は気楽で良いけど、作品の質が落ちる気がしたりも。。。

以前スタジオ生が「これを踊りたい」と言ってきた作品について、話し合ったことがあります。
彼女が希望してきた演目は「海賊」。
海賊は相手をひれ伏できるキャラを持っているかどうかで舞台に立った時の印象残ります。でも、それが(まだ)無い状態では難しいんだよ、と。
テクニカルじゃなく、海賊のメドーラのキャラに合ってるかどうか、と言う部分では、どうしても合わない気がして。
彼女とは事情を説明し、違う作品を踊る事でまとまりました。目標ができたようで、頑張ってレッスンに励んでくれています(*^_^*)

女の子は昔から「~ごっこ」が好きです。その「~ごっこ」からのスタートでも良いから、作品のキャラを掴む練習をすること。
それがまず、自分に合う作品を見つける第一歩になると思います。

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