自分の得意なことに繋げてみよう

苦手~、と思っている事の解決方法として、実際にスタジオで合ったエピソードをご紹介します。

バレエを始めて約2年になろうかと言う方が、未だにちんぷんかんぷん。
どうしても形が綺麗に出なかったりして何度説明しても分から無さそうでした。
「お仕事は何をされているの?」と尋ねたらCADを扱って図面を書いているのだとか。
図形が好きなのねー、と聞くと「はい」と答えたので「バレエの形はほとんどが図形だから、それをイメージして動いてみて下さい」と言うと、急にトントンと理解出来るように!
特にFonduやPasseの形がとても綺麗になってきました。

どこからどう繋げてあげられるか、これが教える側のキーポイントだと、いつも思っていますが
本当にスイスイと目の前で上手く行くと、嬉しいものですね。

<Pinterestより>

☆お知らせ☆ 先日から、このブログを毎朝8時に定期投稿するようにしています。

なんでこんなことを始めたかと言うと「自分に課してみたかった」からです。
ネタがいつまで続くのか分かりませんがネタは考えるものでは無く、見つけるものだと思っています。

毎朝発信することで、ある意味社会の一員として動いているんだよ、と認識してもらえたらいいな、と言うのもありますね。
(ダンサーは時間が不規則なため、一般の人との時間間隔にズレがあることが多いです)

私が過去、もっと沢山の舞台に出て 朝レッスン、昼リハーサル、夜クラス指導 と頑張っていた頃
ブログの投稿は真夜中でした。
真夜中に文章を書くのは、ネガティブになることが多く、今読み返すと顔から火が出ます。。
でも、このブログは朝にアップするので、読んで下さる方には少しでも元気をお裾分けできたら良いな、と思っております。

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トークセミナー、終了雑感

昨日のセミナー、無事に終わりました。
小人数でこそありましたが、初見の方そして生徒さんにも駆けつけて戴き、皆さんに温かく見守られている感がありました^^
持参したDVD等(ABTドンキ・マラーホフのレッスン風景等)を観たりして、バレエの、舞台の裏側についての説明をしたりもしました。

初見のお二方の参加も嬉しかったですが(バレエ鑑賞の、導入のきっかけとなったようです^^)
なにより、普段教えている生徒さんが来てくれたことで、まず【私を知ってもらう】意味が伝わった感。
私の通ってきた道を少しだけですがお話出来たことで、彼女達の今後の、何か力になるかもしれません。

普段スタジオの指導や、その他自分がクラスを受けたりして感じることは
「スタジオで全部賄おう」と思っている人がとても多いことです。
90分のクラスでやれることなんて、すごく僅かだし、バレエのまずごく一部でしか、ありません。
上手くなりたいとか、もっと知りたいと思ったら「スタジオに行くのか」「劇場に行くのか」・・・もちろん他にも色々な入口がありますが、それらを教えてもらうまで待っている傾向が強いですね。
なぜ、教えてもらうまで待つかと言う部分は、日本の社会全体の”風潮”としても大いにあるとは思いますが、自分で自ら知ることこそ面白い、と言う経験をもっともっとして欲しい。

そして、バレエだけでなく、相手のバックグラウンドを知らずに何かをしようとしてもかなり道は険しいと感じます。
迷ったら、まず相手と話す、そして察知する。
常々新しく入った人達と、簡単に個人面談していたりもしますが、時間を取って話を聞くことで相手との距離も縮まりますね。
すると頑なに自分の考えだけで動いていたことから解き放たれ、世界が変わるきっかけも掴めるかもしれません。

今回はまた、アメリカのシアトルに住んでいるMさんがいつもFacebookで現地リポートをして下さっている逸話を盛り込んだりもできました。
ローカル色が強いが故にできる、素敵な試みです。これが日本でも実現できるようになったら良いなぁ。

MCの佐藤さんには今回非常にお世話になり、感謝しております。ありがとうございます。

写真は懇親会にて。こちらでも濃いお話に花が咲きました(*^_^*)

参加してくれた生徒さん曰く
「先生ってとても面倒見が良いです~」 そうなんだーーー、私・・・(*^_^*)
と、新たな自分の発見が出来たりも☆

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自分の才能を発見するために・続編

先日ご紹介頂いた本についてブログを書きました→コチラ。
本屋さんでぱらぱらと立ち読みした時に飛び込んできたこの言葉に激しく納得。
それで購入を決めたのもありますね。

~中略
「天賦の才なしで訓練を重ねると、進歩するどころか、燃え尽きてしまう危険があると言うことだ。どんな分野でも根気強く取り組まなければ進歩は望めない。
怠けたいと思うときも当然あるだろうが、その誘惑に打ち勝つにはエネルギーが要る。さらに、進歩し続けるには進歩の過程そのものからもエネルギーを得なくてはならない。

にも関わらず、壊れた結合の修復ばかりしていると、逆の現象が起こる。エネルギーの消耗だ。
どれだけ周到に計画を立てて訓練を行ったとしても、ぎくしゃくとした不自然な動きは改善されない。訓練を重ねれば重ねるほど無理を感じ、もどかしい思いが増すだけだ。そうなると、気力が失われ、再度取り組もうと言う意欲が著しく減退する。要するに、シナプス結合の修復は割に合わない無駄な骨折りと言うことだ。
~後略

約300頁位ある中で、この数行が占める意味、これが強烈でした。
でも、この言葉が書かれているのは、本の最初の方です。この後に、どんどん改善してゆくための言葉が繋がって行きます。
ちなみに勝間和代さんもお奨めされていたりも。→コチラ。

今度11/29(木)に、トークイベントを行いますが
こちらのことも踏まえつつ、お話できればと思っています。
「アタマの中の引き出しってこうやって使うんだよ」と書かれている佐藤さん。
必ず皆さんとも”共有”しているものが有ると思います。
こちらの参加もぜひお待ちしています。

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自分の”引出し”を増やしてみるために

先日の土曜日、4冊の本を持ってスタジオに行きました。
1冊目はマーゴ・フォンティーン著「バレリーナの世界」
2冊目は守山実花氏著「食わず嫌いのためのバレエ入門」
3冊目は養老猛司氏著「解剖学の世界へようこそ」
4冊目は佐藤けんいち氏著「人生を変えるアタマの引き出し」
入門クラスの方に貸しだしたのですが、面白い事に全冊この人に読んで欲しいな、と思った人に行きわたりました(*^_^*)

佐藤けんいちさんはFacebookを通じて知り合った方ですが、切口がいつも面白いなと思っていつもウォールを拝読しています。
コチラから→中身が少し読めます。

教えるという事は、その人の引き出しからなるべく自分との共通点を見つけだして導いていくことでもあるのですが、最近は「あれ?」と思うこともよくあります(汗)
それは子供ならまだ知らないこと、で済むのですが、大人の場合、自分の知識や経験を繋げられていないケースが多いです。
かつて習った事のある先生が「私は全部バレエに結びつけて考えちゃうの♪」と仰ってましたが
好きなことを生かすためには、色々な経験や雑学、知識を結び付けて考える思考回路は絶対に必要だな~と思っています。

ちなみに、お料理は頭の引き出しを作るには最適だそうですよ(*^_^*)
好きでやっていることがそうなんだ、と分かるとこれもまた嬉しいですね。

ちなみに昨日のヒット料理なり(*^^)

豚ロース肉に塩麹を漬けておき、焼いたものです。時々レシピも載せていますよ。
バレエ教師兼ダンサーのお家ごはんFacebookページは→コチラ

ちなみに最近お料理を作る時は余りレシピを見ずに想像で作っています。多分、こんな味になるんじゃないかな。。と。
それで意外と「おぉ、正解!」となるので、すごく嬉しかったりも(*^_^*)
引きだしが多いと、毎日に小さな楽しみを見出す力にもなると思います。