春を知らせる 梅の花

気付けば2月も半ば過ぎ。
このところ、凍るような寒さが身に凍みます。
季節が徐々に移り変わる時って、最後の力を出してその存在を知らしめると言うのかな。。
冬だぞ、寒いんだ!みたいに。。
でも植物には脈々と「春」が訪れていますね。

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これを撮ったのは靖国神社です。長年東京に住んでいても、中々足を向けることがなく、以前そばを通りかかった時にとても威圧されるものを感じそれ以来「怖い」と思って行けなかったのもありました。(黄昏時だったせいかもしれませんが)
けれどふと「行ってみようかな」と思い立ち、大鳥居には相変わらず威圧されましたが、中に入るととても清廉としたものを感じ、だからこそ戦没者の霊を祀ることが出来る場所なのかも、とも思いました。
植樹されている木々それぞれに、とても大きな意味と背負っているものがあるのですが、それでも咲いた梅の花に対しては「綺麗だね」と思えるのは、人間の気持ちの優しさなのではないでしょうか。。

滅多に引かないのに、おみくじをひいてみたところ「吉」がでて

”このみくじにあう人は
過去にこだわらず
心を改めれば
憂いも喜びに転じ
神仏のご加護のもと
幸せ来る”

その次に
「正しきところをばうつしえぬままに、ふと目にたつ所どもを似せ候こと、極めてあしく候なり。」

~『入木抄』と言う書物における書道の心構えから。
見る目がまだ二流三流のところに低迷している時には、真に優れたものよりも二流三流のものにかえって目がうつる。
殊に、ああこれはちょっと生かせると思うと、すぐそれに習ってしまう。
大事なことは正しい基本をしっかり習得することである。そして同時に一流のものをできるだけ沢山実際に見る事だ。俗物や偽物を見定める目は、それによって養われる~

良い言葉です。
春はもうすぐ近くに来ていますね(*^_^*)

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